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自分が３歳の頃に撮った写真が出て来ました。
岡山の某動物園で撮った写真です。
３８歳になった今、同じ場所で同じ構図で写真を撮ってみようと思い立ち、秋空のよく晴れた日に某動物園を訪れました。
　
いざ、その動物園を訪れると、35年前とあまり変わっておらず、なんだかしみじみ。あの頃と同じ場所にゾウがいてキリンがいる、なんだかしみじみ。子どもの頃はコワかったワニもなんだかすごく小さく感じて、なんだかしみじみ。当時から既に朽ちそうだったSLは本当に朽ち果てようとしており、なんだかしみじみ。あの頃にはなかった空中のレールを自転車で漕ぐ新しい遊具が設置されており、なんだかしみじみ。とにかくしみじみしながら写真を撮りました。
　
できあがった写真を見たら、さらにしみじみ。この２枚の写真の間には３５年の年月が経られています。オレもおおきくなったんだなぁと。酸いも甘いも噛み分けました。いくつかの修羅場もくぐり抜けました。それなりに色んな人と出会って、色んな人と別れました。
　
これから３５年経つとオレは７３歳。さすがにこの動物園もないだろうし、SLは本当に朽ち果てているだろう。でも、なんとなく今回この写真が撮れて良かったなって思う。なにが良かったのかよく自分でも分からないんだけど「あー、この写真撮っといて良かった」って心から思った。自分の成長を目で見て実感できたからかな。中身はボンクラだけど、外身だけでも一応大人になれてるやん。
　
「記録」って自分では気付かないコトを客観的に気付かせてくれる。
　
このblogもそうだけど、記録できるものは記録しておこう。
　
最近そういうことばかり考えている。

そういう時期なのかな。
　
３歳の頃のオレよ、
３５年経ったオレはそこそこ大人になったよ。
時間が経てばそれなりに何とかなるもんだね。