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「ぼくらの」。イッキに観ました。
自分の命と引き換えにこの世界を救う戦いを続ける子どもたち。こんな悲しいプロットは他に無いね。常に暗雲が低く立ち籠めているような雰囲気。毎回パイロットに選出される子どもに関するエピソードも随分と泣ける。ジアースも含め敵ロボットのデザインも秀逸。
・・・が、物語後半の失速感はどうしたことか。作画も中盤あたりから崩壊してる回もあったりして、勿体ない事この上ない。どうしたんだろう、作り手側のテンションの変化が原因か、連載中だった原作との折り合いが原因か、それとも他に原因があるのか。
軽々しく扱うことができないテーマの作品だっただけに、中途半端感が否めない物語の幕引きとテンションだったのが残念。作品の雰囲気としては前半までは◎。
 
思うにこの「ぼくらの」のプロットは特攻隊に通じる。
この悲劇の続きに今のオレたちの生活がある。