bird

例えば『みうらじゅん室井佑月が結婚』←ありえる。
 
例えば『birdとverbalが結婚』←コレもありえる。
 
でも『みうらじゅんとbirdが結婚』←何故か笑える。
 
組み合わせの妙。
なぜソレとソレがくっついた?!的な違和感が絶妙。
定食屋に入って「新メニューはじめました」と献立表に書かれていたから注文してみたら「おでん&フレンチトースト定食」という驚きの新定食が出て来た、みたいな。その組み合わせは正解なのかッ?!みたいな。
 
今まで2人が歩んで来た双方の音楽性があまりにかけ離れていたことも違和感の一つ。かたや、バンド「大島渚」を組みイカ天に出演、オーケン人間椅子らと「大仏連合」なるユニットを組み「君は千手観音」などというアホ歌を奏で、安西肇と全国津々浦々を流浪し自作した各都道府県の歌を弾き語る男。かたや、MONDO GROSSO大沢伸一プロデュースで涼しげな歌を唄い、ファーストアルバムでは日本ゴールドディスク大賞を受賞、ここ最近ではORIGINAL LOVE等の曲をボサノバ風にアレンジしたカバーアルバムをリリースする女。この2人の音楽性の隔たりの大きさたるや、なんたることか。
 
気になって色々調べてみると、、、
『関係者によると、2人は数年前に仕事を通じて知り合い、同じ京都出身ということもあって意気投合。仏像マニアのみうらじゅん(51)がbird(33)を「仏像顔だ!」と熱心に口説き親密交際に発展した。05年11月にはbirdが妊娠したことを自身のHPで電撃発表し、06年1月に長男を出産。その際に「相手の男性や結婚の有無は控えたい」とつづっていたが、同年11月に週刊誌でみうら氏との不倫の末の出産だったことが報じられた。07年春にはみうら氏が前妻と離婚。だが2人は籍を入れずにパートナーという形でこれまで共同生活を送っていたが、第2子を妊娠。関係者は「第2子の妊娠が分かって、子供のためを思って入籍したのでは」と話している。』
えー、そうだったんや。これまでの経緯は全然知らんかった。完全ノーマークでした。てか、どこにツッコんで良いのか分からんくらいにエッセンスが満載。"結婚"も一つのコラボレーションであるという観点から云えば、かなり新機軸。斬新なマッチングです。