愛妻某ジャクソン夫人

林檎関係ではElectric Mole (初回生産限定版) [DVD]以来のDVD購入。
勝訴発売直後に九州で行われた一夜限定ライヴ・座禅エクスタシー。何故、今更このタイミングでDVD化なんだろうと不思議に思いましたが、どうやら林檎10周年のようで、その企画モノ第2弾らしいdeathね。うっかりしてました。
オレ的に林檎DVDは、ヒイズミ(特に茎のpiano)のおかげでずっとElectric Moleが不動のベストアクトだったのです。しかし今回、見事に座禅エクスタシーに取って代わりました。心のベストテン第1位です。(古っ。)
最近、仲良くなった関川亮クンのせいで林檎熱の下火は既に着火されていたのですが、このライヴDVDのおかげで見事に林檎熱が再燃。初期林檎はホント捨て曲がありませんな。無罪も勝訴もギラギラ感とストイック感が入り交じって唯一無二な存在感の曲ばかりです。リモコンのラストでは何か口から出てくるんぢゃないかと心配するほど白目剥いてました。病床のヴォーカルエフェクトはソフバ級に歪んでて素敵です。オープニングの積木のアレンジは失禁するかと思うくらいカコヨイです。それなのに何故、日本人のオーディエンスはどいつもこいつも曲調問わず拍子の表で手拍子をしてしまうのでしょうか。曲が台無しです。手拍子すんな。踊れ。座りライヴでも上半身踊れるやろ。
ともさかに提供した曲を2つほど演ってましたが、どちらもやっぱり名曲ですね。日本は辛辣すぎて、ともさかには若干荷が重いなぁとずっと思ってましたが、林檎が歌う事で完結されるのですね。お見事。また、この時期の林檎自身の不機嫌さとか怒りとかも色々相乗効果となり、非常にイイ味のライヴアクトです。(この時期ってどの音楽誌読んでも常にご機嫌斜めの姫様でした。マーケティングの事とか、セールスの事とか、今にして思えば事務所の事とか。色々あったのネ。)
ちなみに、ここ最近は事変でずっと刄田綴色のドラムばかり聴いていたせいか、村石雅行の叩くドラムがやたらと野暮ったく思えて仕方ありませんでした。それくらい刄田綴色のドラムは繊細でスタイリッシュなのですネ。
…今日の日記、興味ない人には意味不明な文章になってる気がする。

座禅エクスタシー [DVD]

座禅エクスタシー [DVD]