最近読んだ本の備忘録

ここ最近読んだ本の備忘録。てかマンガばっかり。
度重なる出張の移動中に読んだり買ったり。完全オタク。
一緒に出張してる同僚からは気味悪がられるラインナップ。
 
 
● 俺はまだ本気出してないだけ(1〜2巻)
おっさんモラトリアム。子持ちの40歳おっさんが突如として漫画家を目指して会社を退職。延々と続くボンクラで、だらしなくて、しがない日々。作者はこの物語に一体どのようなオチをつけるのか今から既に興味津々です。

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

 
● レッド(1〜2巻)
先月のアンラッキーヤングメンからの流れを継ぐ感じで、1960年代、ニッポンの熱き時代の物語です。登場人物大杉。一度読むだけでは誰が誰だか把握しきらん。山本直樹マンガの真骨頂であるエロは今のところ影を潜めてます。
レッド(1) (KCデラックス)

レッド(1) (KCデラックス)

 
● ワンダーWORLD
ついに世界へ進出(侵出?)しやがった。〜JAPANは全巻持っているのですが、それに負けず劣らず「超どうでもいい〜」ってな感じのアメージングなパラダイスが満載でした。やはり世界は意味不明さでも規模が違う。デカイな。 
● 不安の種(1〜3巻)
コレ怖すぎ。ページをめくった瞬間に「ギャッ!」と本を投げ出してしまったこと多数。「正体の見えない何か」「誰かがいる気配」「見てはいけないものを見てしまった」的な恐怖満載。スプラッターではないところがミソ。
不安の種 (1) (ACW champion)

不安の種 (1) (ACW champion)

 
● まだ旅立ってもいないのに
この後ろ向きすぎるタイトルに惚れる。福満マンガには得体の知れない中毒性があると思うのだが。不条理と敗北感がギッシリと詰め込まれた短編集。でもちょっとノスタルジックでもあったり、絵画的であったり。溢れる才能。
まだ旅立ってもいないのに

まだ旅立ってもいないのに

 
石田徹也遺作集
買おう買おうと思いつつ、やっと買った。そしてやっぱり泣けた。何故この人の絵はこんなにも涙が出るのかよく分からないけど泣いてしまう。こんなにも魂こめて絵を描いてたらそりゃ早死にするわな、と納得しつつまた涙を流す。
石田徹也遺作集

石田徹也遺作集