群青コントラスト

いや〜、台風一過って感じで実に清々しくてイイネ。っつーことでrockくんとスタジオ入って来ました。14〜5年振りにスティック買ったりして。知ってる?スティックの正しい選び方。左右重さが違うと微妙に叩きづらいから、1本ずつグリップの部分で自分の頭を叩いてみて、そのコツコツって響く音で同じ比重かどうかを判断するのだ(コレって一般的な方法よね?もしかしてうちの部だけの独特な選び方なんかな?)。結局昔から使い馴染んだpearlのを買ったんだけどネ。 ほんでスタジオではギター以外で超久しぶりにドラムやったりなんかして。いや〜、やっぱ打楽器は基礎がキチンとできてるから自由自在だわ。ドラムセットに座るのなんか数年振りだから手が追いつかないだろうと思ってたけど、意外に動いた。ロールも二つ打ちもキチンとできたヨ。ハイハットも自在に開け閉めできたヨ。わーい。ついでにベースも弾かせてもらった。ベースって実は初めて引いたんだけど、これも意外にすぐ弾けた。たのしーなー。誰かバンドやろーぜー。
 
その後はやけに夕暮れの風が涼しくて気持ち良かったから海に行ってみた。台風が汚れた空気を全て払い去ってくれたおかげか、やたら遠くまで視界がクリアで超爽快。穏やかに凪いだ瀬戸内海を挟んで瀬戸大橋や対岸に位置する香川県のネオンまでクッキリ。空は夕陽が沈む橙色と濃い群青のコントラスト、波の満ち引く音、潮の匂いを含んだ涼しい海風、傍らで花火に興じる見知らぬ親子。もぅバッチリなロケーション。1日が夜へと変わる瞬間のこの気持ち良さったら他に比べようがナイね。とくに夏のこの瞬間は格別。堤防の上に腰かけてミニギターをポロリポロリと弾いて歌ったりして。もー気持ちイイったらありゃしない。「恋しくて」とか「はじめてのチュウ」とか「夏色」とか。しまいにはテンションあがっちゃって「わたしの〜お墓の〜前で〜泣かないでください〜」とかワケ分からん弾き語りとかゲラゲラ笑いながら。ホント気付けばトップリと日が暮れて譜面も読めないほどの暗さになってました。もぅ32歳なのに海辺でギターなんて、また思春期全開みたいなコトをやってしまったと気恥ずかしさにちょっぴり後悔しながらも帰路に着く。でもあまりにも気持ち良かったから近いうちにまた行くのだ!多分今年の夏は何度でも行くのだ!日々のストレスを波とギターで打ち砕くのだ!夏用の曲を譜面に書き出しとかなきゃな。誰かこの「渚でギター」に同行する勇気あるヤツぁいねぇか。いっちょ来〜い!