インダストリアルの神様


SCHAFT。これも明らかにオレの極めて太いルーツの1つ。
デジタル音の気持ち良さは小学校の頃ゲームミュージックYMOで目覚め、高校時代のSOFT BALLETで完全に開眼。自分の音楽活動はブラスやバンドなどで生音の気持ち良さを求めつつも、リスナーとしては人間の技術で再現不可能なバキバキのデジタル音も大好きで聴き漁ってました。特に藤井麻輝の出すノイジーでインダストリアルな音と、森岡賢の出すポップでダンサブルな音が見事に共存していたSOFT BALLETはまさにツボ。同一曲でもシングルとアルバムで全くアプローチを変えて来るリミックスという概念をオレに教えて込んでくれたのも彼らでした。その藤井麻輝BUCK-TICK今井寿がユニット組んだこのSCHAFTは極上インダストリアルで完全にアゲ。そもそも企画モノCD「DANCE 2 NOISE」の為に組まれたユニットだったんだけど(その曲もノイズ一直線で3拍子という仰天チューンでした)、その後にレイモンドワッツをVo.に迎えてアルバムをリリース。もぅインダストリアル好きにとっては夢のような出来でした。そのSCHAFTのライブ映像。当時ビデオ買っちゃったヨ。藤井も今井も完全にガンギマリ。あまりのイキっぷりに今井はまた逮捕されちゃうんじゃないかとハラハラしましたヨ。このHERO INSIDEはアルバム収録曲の中で最も好きな曲。てかライブのサポートで入ってたTHE MAD CAPSULE MARKETS宮上元克のドラムが上手過ぎて元パーカッショニストとしては失禁しそうなほど気持ち良い。