コウドタクヤはスゲェ!

電車で男子高校生がチョコチップクッキーぽりぽり食ってた。
ちょっとユルそうな感じのチビッコくん。萌えー。
クッキーの粉がついた指をしきりに舐めてた。萌えー。
その舐めた指についた唾を制服のズボンで拭いてた。…萌え?

                  • -

やっぱりライブハウスってめちゃめちゃオモロイ! メジャーな音楽シーンでは絶対に巡り会えないような抜きん出た才能に間近で出会える。ホント目の前でその才能が炸裂してる瞬間を肌で感じることができるのは大きなホールツアーしかしないような大物アーティストでは有り得ない。
昨夜のmama2はホント大当たり。特にコウドタクヤ!とにかくスゲー。こーゆーのを天才ってゆーんだろーなーって思った。メキメキに歪んだギターを1本とドラムだけ!セットはそれだけ!とにかくテンション高くギターをかき鳴らし叫ぶ彼なんだけど、それだけのセットなのに何故か他の色んな楽器のアンサンブルのアレンジも聴こえてくる!なんでだろうー。多分、楽曲そのものがシッカリしてるからなんだろーなー。だから受け手側の脳内に自然とアレンジスコアが展開されんだな。そしてメロディーもコードも何もかもが超ツボ。ポップでキャッチーだけどエッヂが立っててひねくれてる。踊れるパワーポップロック大好きー。しかも歌ウメー。 そして一番ビビったのはE.G.なのにカポはめて歌い、次の曲でカポ外してチューニングいじらず歌い出したコト!ビビった!チューニング狂うの上等!!くらいのテンションが更にアゲ↑↑(でもそれほどチューニング狂ってなかった気がする。奇跡。) 思わず彼が所属してるバンドBaconのCDをamazonで買っちゃったよ。CD買ったのなんてめっちゃ久しぶり。昨年の体育Cuts以来なんじゃないか?どっちにしてもインディーズだ。もぅホント売れ線の曲に興味なくなっちゃったなー。
《コウドタクヤblog→ http://blog.livedoor.jp/koudy/
そんな才能との出会いも含めてライブハウスって楽しい。あのハチャメチャ加減とか。出演者もお客さんも同じ空気を共有してる一体感とか。今回もステージ途中に終電で帰ろうとするお客さんを出演者がエレベーターホールまで追っかけて行って歌いながら見送ったり、ステージから降りて客席ホールで倒れちゃったまま「オマエら!オレのまわりを回れ!」と客に自分のまわりを歩いて回らせながらギター弾いて歌い続けたり、意味なく出演者と客席が一緒に「贈る言葉」を合唱してみたり、桃太郎の昔話をしながらステージ上でギターの弦張り替えしたり。なんじゃこりゃ?!的なノリがライブハウスにはある。大槻ケンヂも自伝的小説「リンダリンダラバーソール」の中にライブハウスでは毎回「それに一体何の意味が?!」と問いただしたくなるような意味不明なバカ騒ぎがテンション高く繰り広げられる様子を書き綴っている。この素敵なバカ騒ぎ感はホールツアーやアリーナツアーではなく、ライブハウスっていう小さなハコでしか出せない。しかもステージが終わった後は出演者も客席に混じって一緒に次のバンドを盛り上げる。ホント素敵だ。コウドタクヤくんもステージ終わった後に客席に降りて来てちょっとの間オレの横にいたんだけど、話かけときゃ良かった(;_;)
ディズニーランドのチケット5800円、オレは同じ金額払うなら多分ライブハウスに5回足を運ぶ。

BUTTERFLY

BUTTERFLY