カフェライブと街ブラ

DENで行われたイマエちゃんのカフェライブに行きました。なんかみんなガンバってるなー。イマエちゃんも、レオンくんも。オレも置いてかれないようにガンバんなきゃな。カフェだってのにビールがんがん飲んじゃった。
《DEN→http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=leung0227
 
そんなわけで久しぶりに岡山を街ブラしました。クリスマスイルミ満開でした。冷たく澄んだ空気に煌めくイルミネーションと、その寒さに抵抗するかのごとくしっかり着込んだダウンジャケット。こんな寒い日に暖かい格好して街をブラつくのってイイね。こーゆーシチュエーションになるとやっぱりケンチャンが隣にいてくれたらいいのにな、って正直思う。これで隣にケンチャンいてくれて一緒に暖かいココアとか飲みながら歩けたら最高なのに。
 
紀伊国屋に行きました。めっちゃ久しぶり。最近はいつもミヤワキだのツタヤだの、本屋っぽくないディスカウントショップのような本屋で済ませてしまうので、紀伊国屋のような本屋然とした本屋をウロウロすんのはホント久しぶり。楽しいね、やっぱ本屋は。元文学部としては好きなモノに囲まれてるこの感じが堪らない。楽器屋に行ったときと同じ。
でも立ち読みする本は「怪獣怪人大全集」とか「円谷プロ大全集」とかだったりする。オタクじゃん、オレ。神官ポーの写真に一人でアガりまくり。メタルダーの特集とかも読んだりして。この主人公の剣流星ってのがイケるんですよ、昔っから。子ども心に「かっこいーなーこの人」とか思ってました。その剣流星のプロフィールには「音楽が好きで、サキソホンを時々、吹く」と書いてあった。なんじゃ、そりゃ。
あと、「石田徹也遺作集」に目が釘付けでした。今日フと店頭で見掛けて初めて知ったんだけど虜になってしまいました。なんだ、この自虐的で内罰的な感じ。スゲェ。この石田徹也って人がゲイなのかノンケなのか全然知らないんだけど、作品全てには何故かゲイが持つ物悲しさとか、ゲイ特有のどこかで現実と折り合いを付ける事が出来ないアンバランスさが溢れてるような気がしてならない。フリークスとしての悲しさ、そして陰湿なグロテスクさ。少年の体がイスになってたり建造物に取り込まれてたり腕がカニになってたり便器に同化してたり。ギーガーまではいかないけど無機と有機の融合、そしてその融合は絵の主人公自身が決して望んでいない"悲しい結末"としての融合。その主人公の少年たちはどの絵を見てもこんな姿で産まれたくなかったという悲しさに満ち満ちた悲しい顔をしている。この自虐的で内罰的な感じが手伝ってか主人公の少年たちが何となくみんな碇シンジに見えてしまった。決して美しい絵ではないんだけど目が離せない。なんとなくオレが自分自身、思春期にゲイであることを悩んでた頃の心情風景にとても似通った印象を受けた。石田徹也、2005年に31歳の若さで死去なさってるようです。

石田徹也遺作集

石田徹也遺作集