エモ系ピンクレディー

ディストーションがバリバリでグランジなギターなのにキレイなピアノやストリングスが絡むとか、暴力的で叩き付けるようなボーカルなのに実はそのメロディーは泣きの美しい旋律とか、体は男なのに心は女であるとか。そーゆー相反するテイストがお互いにジレンマを持って共存してるような曲が好きです(最後のは余計)。そんなことを思いながらピンクレディー渚のシンドバッドをアレンジしてたらオーバードライブ効きまくりのノイジーなギターがギャンギャン唸ってるような仕上がりになりそうです。ギター弾きながら思わず熱唱しちゃったよ。いちころでダウンよ〜アナタにアナタに溺れる〜。エモ系。そんで、このエモ系ピンクレディーでも振り付けは歌いながらちゃんと踊るんでしょ。なんとキャッチーでカワイらしいことか。うひひ。(ハッ!ギター弾いてたら踊れないじゃん!←バカ)
最近、友達になった"C"。同年代ってこともあって今まで聴いて育ってきた音楽のマニアックな部分がスゴく似通ってて話しててオモロい。そしてツボも比較的近い。「ソフトバレエがよく使うムチのようなスネアの音がキモチイイよね〜」とか。「バーナードバトラーのギターって本当どうやって弾いてんだろうね〜」とか。ミュートレコードからブリットポップ、日本のフォークや演歌まで。やっぱり幅広く聴いて育ってる人は、いざ自分が音楽をはじめようとした時にその引き出しが多くてイイよね。フレキシブルに対応できるっつーか。"C"もmac使ってるし作業環境も似てる。オレは鍵盤育ちなんだけど、"C"はギター育ちなので何かとお互い教え合えるし。とりあえず、その場で2人して鍵盤&ギターで即興の川の流れのように(なぜ美空ひばり)の音を取って弾いて歌ってみたりした。すごいじゃん!2人とも即興でこんなこと出来るなんてけっこースゲーじゃん!アンサンブル、アンサンブル!rockくんベース弾いてよ。
音楽って一緒に何かできる人がいると俄然、楽しくなってくる。しかもそれがお互いそれなりの特技を持ってるとなおさら。"C"も曲書けるみたいだし。ここ暫くこんな田舎じゃ何にもできねーよってクサってたけど、岡山でも何かカタチのあるものを残せるような気がして来た。とりあえず音を合わせるのが楽しいって感じたの久しぶり。
俄然ヤル気が湧いてきたので家に帰ったら譜面に向かって一人作業を始めたのですが、そんな時ふと気付いた自分の手クセ→C-Em7-Am-Em7-F-C-Dm7-G。気がつくとこのコード展開を自然とやっちゃってるなー。トホホ。 そんなわけで練習としてCMとかテレビの番組で掛かってる曲とか、耳についた曲をどんどん音取ってます。耳の精度を上げなくちゃ。でも、これがまた楽しい。ほほぅ、ここのコードのこの音を残して次の音にいくのか、とか感心しながら。(ひろぱげくんも最近タラコのコードで感心しとったな、そういえば) そんな事を考えながらミスチルの音とか取ってるといかに桜井和寿がコードオタクかってことが分かってオモロイ。ステージではギター弾いとるけど作曲鍵盤派だな、桜井。
ケンチャンがこの前iChatしてる時に「コードはFmaj7{ファ-ラ-ド-ミ}でメロディーはミで始まる曲作って。アーバンな感じの。」って言ってたのでその課題もやってみようかと。ひとまず言われた通りそのまま弾いてみると、ほんとにアーバンな感じがしました。やっぱケンチャンすげぇ。