体育Cutsくん、デビュー

体育CutsくんP-vineからデビュー『体育』。買いました。
(→http://www2.odn.ne.jp/~haj65670/top/top.html
全5曲完全に体育Cuts汁が溢れてる仕上がりでした。業界には既に様々なジャンルの溢れてる今日このごろ、こんだけ自分の音を確立できるってのはやっぱりスゴイっすね。才能。ノンケも巻き込んだ一般市場に殴り込みをかけるには充分にインパクトがあって、うってつけの名刺代わりになるミニアルバムだと思います。
なんだかんだ言って個人的には『アマゾネス銀座』が好きで好きで仕方ありません。ぅおっおーん、ってフェイクにヤラれます。テンション上がりきってしまって降りて来れません。やっぱ完成度高過ぎ、この曲。 新曲の『あざわらう太陽』の生っぽい音質が今までに無い感じで好きです。
全曲通してかなりアッパーなのを予想してたせいか、ラスト『美しき人間の日々』のアレンジには腰が抜けました。極上、とにかく極上。サンボマスターの原曲より断然オレは体育Cutsくん版のほうが好きです。まさか原曲と真反対のアプローチで仕掛けてくるとは。サンボマスター山口くんよりも歌詞がスルスルと入って来ました。ちょうど仕事帰りの車の中、暮れなずむ街と渋滞を成す車のテールランプ群に追い打ちをかけられて思わず涙腺ユルミまくり。
いろんなアプローチしてるけど、それでも何故か全曲通しての統一感ってのが前面に押し出されてんのは体育Cutsくんのボーカリゼーションに強さがあるからなんだろうなーと実感。一本、筋が通ってる。スゴイことだ。
 
そんな感じで心躍ったまま帰宅してうがいしてたらイソジンをひっくり返して洗面台周りが大変なコトになってしまいましたヨ。ひぃ。