〜2006-06-28:転載版

2006.06.28.wed 魔女の宅急便

昨日、職場で木に昇って降りれなくなってる子猫を助けました。先週は職場で道ばたの溝にはまって出れなくなってる子猫を助けました。そして今日は職場でお見舞いに来てたジイサンが病棟歩いててコケそうになったのを転倒直前で見事に助けました。恩返しとかしてくれねーかな? おかげで腰がグキッと鳴った。

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2006.06.25.sun ぐったりBBQ。

今日は雨が降ってるにも関わらず担当病棟の看護婦さんたちとバーベキュー。もう何だか金曜日の当直から不眠不休で動き回ってる気がします。肉食って酒飲んで騒いでたらイッキにオチました。3月に生まれたばかりの赤ちゃんの横で看護婦さんたちのガキどもに踏まれながら爆睡。こんなグダグダな態度でも許されるのはやっぱりみんな気心知れてる仲間だから。昨日に引き続き、今の職場でもやっぱり仲間に恵まれてると実感。幸せだ。
うれしい。ほんとうにうれしい。
オレの身の回りにはほんとうにイイ仲間が集まってるな。
うれしい。ほんとうにうれしい。
現在、体内アルコール濃度かなり高め。




2006.06.24.sat 人と共に生きている。

2003年8月22日の再集結以来3年振りの再度集結。
やっぱり大好きなメンバーでした。
安定から冒険へ人生の方向をシフトチェンジした人。
笑顔で闘病生活を送る人。
勢いと若さを武器にグイグイ邁進する人。
和を持って尊しとする、を体現する人。
そして自分の夢を追い続けてる人。
だれもかれも本当に大好きな仲間です。本当に自分はいつの時代も仲間に恵まれてるなーと実感します。特に20代前半をともに過ごした人たちには感謝してもしきれません。うまく言葉では表現できないんだけど。多分、一生の宝物だと思う。自分が死ぬ瞬間に「楽しい人生だった」と思える生き方しなきゃな。そうやって生きてる仲間は心から応援したいし。
 
こーゆー大切な時間を過ごすといつも思い出すのがこの曲です。 なんだか嬉しいことがたくさんありすぎて、ここではもったいなくて色々書けない(笑  すごく幸せ。 思い続けてれば叶う奇跡ってのもあるんだな。大切で愛しい人がたくさんいるってのは、すごく幸せなこと。

CROSS ROAD

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2006.06.23.fri 当直乱歩。

本日の当直のお友は江戸川乱歩『心理試験(他六編)』(春陽堂文庫)です。昨年フと思い立って買いそろえた文庫シリーズの中の一冊。
それにしてもこの春陽堂の職員は、乱歩の醍醐味を本当に理解していらっしゃる。。。特に短篇のコンパイルの仕方とか順序とか。この「心理試験(他六編)」では、前半「心理試験」「二銭銅貨」「二廃人」などのライトな謎解きテイスト短篇から収録し、中盤は死人の顔の皮を剥いで自分の顔に被り見せ物小屋で芝居をする「百面相役者」などの仄かにグロテスクテイストへと移行、後半は硫酸で顔を潰し殺害計画を企てる「石榴」、そしてグロテスクと愛とが交錯する「芋虫」へと文庫本自体がクライマックスを迎える。特にラスト「芋虫」では殺人、フリークス、幽閉、異常性欲などといった極めて非人間的要素満載で、その凄惨たるプロットに関わらず、物語ラストは切なくて切なくて何度読み返しても本当に涙が出る。乱歩を読み解く順序として、これほど適切な収録順序を提示した春陽堂に拍手喝采。いきなり「石榴」「芋虫」を読んでもその破天荒さに着いて行けないし、「心理試験」「二銭銅貨」だけを読んでも物足りない。一作家の作品を読み進めるにあたって「順序」というのはとても重要だ。よっぽどの乱歩フリークが職員にいて、その乱歩に対する愛をこの文庫化にぶつけているのがよく分かる。 などと感慨に耽りながら当直してたら急患が来てバタバタした。




2006.06.21.wed 注意一秒怪我一生。
 
やかんの湯気で火傷した、、、(´Д`)アゥゥ
「熱ちぃー!」っつーより「痛てぇー!」って感じ。




2006.06.20.tue 楽しい哉、音楽人生。

先週の日記から、約1週間。ギターって楽しーー、ってな域に達してきてます。結局、先週市街をプラついた時に楽器屋に寄ってピックも買ったし。(楽器屋なんて何年振りだ)紛失してしまったと思ってたカポも押し入れのオモチャ箱で発見したし。もうせっかく買ったDSとか、このギターの楽しさに比べたら見劣りしまくりで全く手を付けてません。(勿体ない)
ジャカジャカ頑張って練習してます。もうすっかり指にギターダコ。もっと深爪しなきゃ、とか変な意気込みも満々。
それにしても、やっぱり鍵盤育ちにとって弦楽器って超ムズカしい!鍵盤なら狙ったコードがちゃんと弾けるのになんで弦はこんなにもムズカしいんだろう。それはアレだな、指の押さえが甘いからだな。自分の指が他の弦に触れてて勝手にその弦がミュートされてたり。鍵盤だったらそんなん気にせずコード押さえれるのに。あと、弾いちゃダメな弦とか。なんで「C」とかのよく出て来る基本的なコードなのに6弦は弾いちゃダメなのだ。ポロロンと弾いたら6弦なんて勢いで絶対ピック引っ掛かるじゃんね。 あとバレーコードな!オレ指短いからバレーとか本当に指つりそう。ギター弾くのに手の大きさ関係ナイとかってよく聞くけど、絶対関係あるってば。
とかブツブツ言いつつも、今はギターが一番たのしー!楽器の中でも意外と上達に根性や気合とかって体育会的ノリが必要なギター。それゆえか、身の回りのゲイの子でギターやってる子ってホントいない。鍵盤や管楽器は多いのに。だからオレはギターをガンバルのだ!そして岡山初ゲイオンリーバンドを作るのだ!(壮大な夢) そして決してノンケバンドではやらないような曲を演るのだ!(羨ましくない微妙な夢) えっくっぼっのぉ〜 ひ み つ あげ た〜い〜わぁ〜♪、とか。(アホな夢)
卒業写真とか練習してたりして。




2006.06.19.mon あの人は、今。

久しぶりに聞きました、『アルシンド』。
病棟婦長さんがモニカン中に「ほれ、あれ誰だっけ。昔のサッカーの。、、、、アルシンド?」って。思わず爆笑してしまいました。おかげでモニカンそっちのけで脱線。
アルシンドって何人?」
「アルゼンチン?」
「じゃあ、ジーコって何人?」
「、、、アルゼンチン?」
「ちょっと待ってよ、じゃあ琴欧州って何人?」
「、、、、アルゼンチン?」
「じゃアルシンドってどこのチームだっけ?アントラーズ?」
「、、、、、、アルゼンチン?」
もう、アルゼンチン連発が楽しすぎて一日仕事になりませんでした。

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夜は病棟看護婦さんと共同購入した食材で一人寂しくビール飲みました。メンテナンス部門のオッサンが家庭菜園で採れたキュウリもくれました。ジンベイに着替えて梅雨の中休み初夏夕涼み気分満喫。食材ラインナップが、どー考えても酒のつまみ。
*たこわさ  *いかの塩辛  
*甘エビの明太子漬け  *餃子  *キュウリの酢の物
美味しすぎて予想外にビール飲み過ぎて酔っぱらいでした。でもひとりぼっちでさびしんぼうなので hiroくん や kaz3くん にメールして淋しさ紛らわせました。京都に移住したユキ姐さん(20060521日記参照)とはテレビ電話でホゲあいでした。鶏の煮物とか作ってたヨ。酔っぱらいのままイヤがるネコを捕まえて抱いて寝ました。




2006.06.18.sun すばらしい日々。
 
不思議なシンクロ。
 
ケンチャンの留学が更に1年間延長になってしまいました。何やらあちらで発表したものがアワードとか戴いたみたいで。ケンチャンの研究が評価されたって事はオレとしてももちろんものすごく嬉しいです。でも、正直どうしていいのか分からなくなってしまいました。昨年の10月に「1年後には戻って来るから」と見送ったわけですが、その指折り数えてた1年後まであと半年を切った現時点で更に突然の1年間延長です。突然先が見えなくなってしまいました。オレとしても1年間のつもりで、この家でお留守番するのを決めたのに。
もちろん本当にケンチャンにはガンバって欲しいし心から応援してます。人生後悔しないようにやりたいことをシッカリやり遂げて欲しいです。
結婚して奥さんが家庭に入ってしまい家を守ってるようなノンケ夫婦とは違って、お互いがそれぞれ自分の仕事にプライド持って夢持って個々の人生をシッカリ歩んでいけるのが、オレら男同士であるゲイカップルの醍醐味であり理想だと思っています。だからその自分の仕事や夢にプライド持って取り組んでるケンチャンを本当心から尊敬します。でもオレも男だし年齢的にも自分の仕事を充実させてバリバリやりたい年頃です。だからオレも突然のこの1年間延長は途方に暮れてしまいます。元々1年間で帰って来る予定で立ててた自分なりの仕事に対するプランも生活基盤も修正入れなくては。「ただ待ってる1年間」にはしたくない。てゆーか「本当にもう1年間も待つ事が自分にできるか」って基本的な疑問も浮かんでしまいます。お互いがお互いの足枷になるようなことだけはしちゃイケナイと思うし。オレも自分のやりたいことに向かって進もうとするなら、ひょっとしたら何か大切なものを捨てなきゃいけなかったりするのかも。考えれば考えるほど、考えちゃダメな方向に思考が向かって行ってるような気がしてなりません。自分にとって何が一番大切なのか優先順位も付けれなくなってます。
現在am3時。まったく寝れません。ノンキなネコは横でいびきかいて寝てますが。実写版のび太の如き睡眠リズムのオレにとって不眠とか有り得なかったんですが。まさか寝れなくなってしまうなんて。こうやって文章考えてても、自分の書きたい事が全然まとまりません。つまり自分の頭の中で何一つ整理ができてない証拠です。も、ほんと誰か助けてって感じ。情けねーなー、ほんと、オレ。 ケンチャンの出した答えに対してオレがどういう決断をすべきかまだまだ答えは出ません。まだまだ答えが出ないのでココでも詳しく書けません。悔しくて不甲斐ないです。
そんなオレらが今日ビデオチャットで話してて会話の中で偶然シンクロしたユニコーン『すばらしい日々』。結果としてユニコーンのラストシングルとなったこの曲。何で二人の会話の中で突然この曲が話題に昇ったか不思議ですが、とっても象徴的な気がします。
am4時。まったく寝れません。
自分自身でちゃんと消化できるか不安です。

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン




2006.06.17.sat 戦友再会。

風の谷の姫様となられたKSKさんが久しぶりに岡山訪問。あの怒濤の2003年5月〜7月を共に乗り切った感のある戦友です。(詳しくは以前の日記を参照してチョ) この3ヶ月間は凄いプレッシャーでしたが、カーニバルで、フェスティバルでした。そんな大戦を毎夜毎夜ともにオーブに集い一緒に闘った蜜月期のある人って、どれだけ時間が経過してもそのタイムブランクを感じることなく喋ったり笑ったりできるから不思議です。定期検診の数値が悪かったのよ〜とか言いながら盛り盛りパスタを食べ、横テーブルのメス集団を尻目にオカマ丸出しでドルチェをチョイスし、さらに別テーブルにて発見した手話かよ!ってくらいに身振り手振りが豪華なオカマに笑い。
何気にKSKさんと腰を据えてメシ食うのって初めてだったりするんですけどね。気付けばオーダーストップの時間でした。喋ってんだか食ってんだかわかんない楽しー時間はすぐ過ぎる。また今度は時間を気にせずうちでコーヒーでも。




2006.06.16.fri 52万5600分。

やっと岡山にも公開がまわって来ました『RENT』。
てゆーか人生31年生きて来て、一人で映画館に行くなんて初めてダヨ。ケンチャンが一足先にアメリカで観ててしきりに「ヨカッタヨ!」と言ってたのでサントラだけ聴いてたのですが(20060205の日記参照)。
ニューヨークの一角で暮らすノンケカップル、レズカップル、ゲイカップル。貧乏だけど愛があって夢があって友情があって、そんな彼らの1年間(5256000分)。90年代を代表するブロードウェイミュージカルの映画化。
あらかじめ予備知識もちょこっとあったせいか、オープニングの「Seasons of love」だけで泣いてしまいました。なんかねー、歌詞の内容とかが色々と今のモヤモヤした自分の感情にシンクロしちゃってねー。やっぱ1年って分に換算すると5256000分もあるけど、その内容によってはたったの5256000分だったり。
1年かぁ、、、、1年だよなぁ、、、
う〜〜ん、、、1年かぁ、、、。
映画の内容はまだ公開中の映画って事でネタバレになったりするからココではあまり触れんけど、ゲイ的には物語中盤でクライマックスを迎えちゃって実際のラストはオマケみたいなもんかなぁ…。それにしても、ジョアンヌ(レズ)は爆裂に歌うまくて惚れてしまいました。それにしても、モーリーンはどうみてもカイヤにしか見えませんでした。
 
あと、、、、、
 
映画館なのに途中で映画止まっちゃうってありえなくね?
 
途中からなんかスピーカーからの音が調子悪くなってきたなぁと思ってたら突然ブツッ!って。会場真っ暗。会場水を打ったかの如く無音。元来ミュージカルだから一幕と二幕の幕間休憩かと思ってもーたがな。しばらくして「何コレ?」みたいにザワザワしだしたとこで、一人のオッサンが従業員呼びに行きました。上演終わってから映画館職員が「すみませんでした」だってさ。てゆーか、ありえなくね?ここ映画館なんですけど。家でビデオ観てんじゃないんですけど。ねぇ、どうよ。ほんま。シネマクレールさん。せっかくのイイ映画が台無し。お客さんから「金返せ」暴動が起きなかったのが不思議だよ。映画を映画館へ一人で観に行ったのも人生31年で初めてだし、映画館で映画停止すんのも、もちろん人生31年で初めて。てゆーか、多分こんなん一生で1度あるかナイかちゃう? 逆に笑うしかねーな。もう。
オレは1年間で何ができるかな?

Rent

Rent




2006.06.15.thu カポ。

なにかやんなきゃ、って脅迫感や不安発作のような衝動に似た焦りに潰されそうな日々です。フとギターが弾きたくなりました。ちょうど8年くらい前に始めたギター。でも子供の頃から鍵盤楽器に慣れてた自分にとって、弦楽器ってのはホント手に余すだけで結局まったく身になりませんでした。
そのギターに触れたくて弾きたくて、夜中からバタバタと部屋中捜索。ギターはもちろんすぐ発見できたものの、ピックがない!カポがない!小物は発見できず、、、。
しかたなくポロンポロンとチューニングだけ。
はじめてギター抱えて音出したときって、どんな気持ちだったっけ。

ゆず一家

ゆず一家