〜2006-04-29：転載版

2006.04.29.sat　ピクニック。

大学時代の悪友（♀×２）とお弁当つくってピクニックへ行きました。オレはおにぎり担当です。毎度毎度の事なんですが、このメンツで集まると下ネタと恋愛話が乱れ咲きです。恋愛ってのは、苦しい想いや身を切るような決断をして、ちょっとずつ前進していくもんなんだなぁと実感。人間が３人集まれば３人３様の恋愛事情があって、みんなそれぞれに一筋縄じゃ行かない。
『辛いけどどうしようもないことは、どうしようもない。それがいいことかどうかは分からないけど。みんなそうやってどうしようもないことを乗り越えて大人になっていくんだ。だから、ちゃんとした大人はみんな心の中に闇をたくさん持ってる。あきらめる度に闇は深くなるけど、それでもいいじゃない。そんなふうに大切な人がいるってことはステキなことだから。恋が叶うとか叶わないとか、本当はそんなことどうでもいい。心の中で大切な存在でいられるかどうかが大事なんだから。』って、誰かさんみたいに上手く言葉をかけてあげられない自分が、とてももどかしかった。
だから、ルミコ。そしてケイコ。オレは本当に心から２人には幸せになって欲しいと祈ってます。食べて飲んで笑って泣いて。

2006.04.28.fri　本屋で泣きました。

仲良し看護婦またしても出産の知らせ。
みんなで喜び勇んでお見舞いに駆けつけました。
スゲーかわいー、赤ちゃん。
「こんなのが一昨日まで腹の中におったなんて信じられん。」と感慨深く呟いてると、「そーなんよ、こんなんが出て来たから裂けたわ、ほんま。見る？」とか言われてゲンナリ。出産の痛みをよく「鼻の穴からスイカを出すようなくらい痛い」とか表現しますが、その娘曰く「下唇をめくって自分の頭からかぶるくらい痛い」のだそうです。正直よく分からん喩えです。

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お見舞いの帰り、本屋に寄ったのですが、とある本を立ち読みしてたら不覚にもその場で号泣してしまいました。『どうぶつたちへのレクイエム』保健所に収容された野良猫、野良犬の写真集です。（サイトもあるみたい）
飼い主が直接持ち込んだ場合は一日で、保健所が捕獲して飼い主が現れない場合は三日で、殺処分されるらしいです。しかもそれは「安楽死」なんてもんじゃなくて、炭酸ガスによる窒息死。本を読んでる受けて側の解釈次第だと言われそうですが、オレには明らかに写真に写ってる犬猫は悲しい目をして見えました。親猫が子猫を産んだが世話できないとの理由で、保健所に持ち込まれた子猫たちの写真。互いに身を寄せ合う産まれて間もないその子たちは、「産まれたから」との理由で「殺される」。なんか、スゲー矛盾してるよな、これって。絶対。　檻の中で明らかに飼い主を「待ってる」かのように行儀良く座って檻の外を見つめてる柴犬のこども。ただ「処分１１」としか書かれていない名札の付いた檻に入れられてる犬。多分以前はちゃんとした名前があっただろうに。
本を持ってる手が震えるかと思うほどに悲しくて、公衆の場であるにも関わらず泣いてしまいました。同じく動物を飼ってる者として、この本は買わなければいけないような気がしました。そして早く家に帰ってうちのネコを抱っこしたくて、急いで帰りました。

どうぶつたちへのレクイエム

2006.04.27.thu　お勉強。

有給取って他院でコッソリ勉強してきました。本当にうちの病院なんかで働いてても身になる事って、たかが知れてる。何だか全てが惰性で受け身で動いてる病院なんだもん。だから自分が少しでも成長したいと思うなら、院外に出て行かなきゃ始まらない。少しは読めるようになったかな、CT。

2006.04.26.wed　路上ライブ（妄想）。

自分が路上ライブやるなら是非やりたい曲が数曲あります。
hitomi『love2000』
プッチモニ『ちょこっとLOVE』
アレサフランクリン『THINK』
などなど。
どれもこれもポップスだったりゴスペルだったり、路上でやるにはちょっと不適切な気もしますが、アコギ担いだ男の子がめいっぱい歌ってるとカワイイと思えるラインナップだと思うのです。プッチモニとか男がニコニコ笑いながらギターで「マル！マル！マルマルマル！」とかやってると、かわいくね？だから何だって話なんだけど、オレが路上やるならぜってーに尾崎とか長渕とかは死んでもヤらねーなー。
とか思いながら仕事の帰り道をノホホンと車運転してるとiPodちゃまから、ロッキーホラーショー「SCIENCE FICTION/DOUBLE FEATURE」がシャッフル。もう、ほんと我が音楽人生は意外に、とっちらかっている。
マル！マル！マルマルマル！

2006.04.24.mon　戦闘準備。

同僚の仲良し医事課娘が「合コン行くからシュウくんちで準備させてー」と仕事帰りにやってきました。晩ご飯つくるオレを横目にガンガン化粧してグルグル髪巻いてバタバタ着替えしとります。もぅオレがカミングアウトして以来お互い遠慮が無くなったのか好き放題のやりたい放題の言いたい放題。これから合コン行くって女がゲイの家で戦闘準備すんなっつーの。「ねーねー、ちょっとこの化粧濃過ぎかなー、アイラインとかー。どう思うー？」と訊ねられるので、レンコン炊きながら「アンタそれくらい塗らんと森三中の村上みたいだから丁度いい位じゃねー」と正直に言ってあげました。憤慨してましたが、事実です。合コン前の女とゲイの会話ってミもフタもありませんね。こっちが「アンタ今日の合コンでカッコエエのおったら写メール送ってよ！」と言うと、「そんなゲイに写メール送るヒマなんかあるもんか！こっちは真剣勝負じゃ！」と怒られました。
そんな戦闘準備中に集合時間が遅くなったとの連絡が入ったため「時間が余った〜」と言いながら、オレの作った晩ご飯（パスタ、レンコン煮物、きんぴら、オニオンスープ）を半分も食いやがった。「あ〜、合コン前にこんなにも食ってしまった〜。顔に油が浮く〜」と嘆くので、そんなもん自業自得なので「自己紹介の時に、どうも始めまして顔面油田ですって名乗ればいいじゃん」とアドバイスしました。これまた憤慨してましたが、事実です。
そんな顔面油田は午後９時をまわったころにイソイソと出掛けて行きましたが、その３０分後には「こりゃハズレだ！あたしゃーソッコー帰るけーよ！」とメールが入ってきました。どうやらメンズがハズレだったみたいです。あんた真剣勝負だからゲイにメール送るヒマなんかあるもんか！とか言っときながら開始早々メールして来とるがな。
場末なオンナvsオカマ。

2006.04.23.sun　モンスター。

ケイコから「モンスター買ったんだけどうまく使いこなせん」と電話が来た。色々と状況を聞いたんだけど、オレの使ってるiTripとは仕組みが違うので結局よく分からんかった。お役に立てんくてゴメン。

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最近うちのダメ主任、仕事の失敗が続いて上司から怒られて相談室の片隅で泣いてました。他部署から部下をかばってくれないし、段取り悪くて部下がフォローしてばかり。たとえそんな主任でも、あまりにも今回の落ち込みっぷりはさすがに可哀想なんで、事務の娘と相談して一緒に主任に「ガンバルためのCD」を作ってあげることに。「シュウくんは落ち込んだ時って何聴くと元気でる？」と訊ねられたので、「マッキーの”どんなときも。”かなぁ」と答えました。するとその娘も「奇遇〜！ワタシはマッキーの”遠く遠く”なんよー」とのこと。すっかりマッキーで意気投合したのでマッキーオンリーの「元気が出るCD」作成となりました。
んで、出来上がったのがコレ。
　１：彗星
　２：SELF PORTRAIT
　３：濡れひよこ
　４：Turtle Walk
　５：世界に一つだけの花
　６：ファイト！
　７：Ordinary Days
　８：太陽
　９：遠く遠く
　１０：どんなときも。
　
やっぱり、アルバム『太陽』以降の選曲が多くなりますね。山場は「ファイト！」。このカバーの出来は秀逸です。諦めと言う鎖を身を捩ってほどいてゆけ。何度聞いても涙が出そうになる歌詞です。さすが中島みゆき。アザミ嬢。
ちなみに今回一緒にこの「元気が出るCD」を作った娘はオレがちょうど今『ミルク』を貸してて、オレとまったく同じようにミルクの余波にヤラレてしまい切なさ真っ只中らしいなので、ついでに一緒に「マッキーで振り返るミルクCD」も作りました。サントラっぽい仕上がりで。
　１：No.1
　２：三人
　３：MILK
　４：PENGUIN
　５：雷が鳴る前に
　６：i need you.
　７：ANSWER
　８：THE END OF THE WORLD
　９：長生きしよう
　１０：うん
　１１：素直
　１２：今年の冬
　１３：君な僕の宝物
　１４：Such a Lovely Place
　
これはまるっきり反対で、アルバム『太陽』より前の選曲が多いです。つまりあの逮捕劇の前後でマッキーが何を歌うようになって何を歌わなくなったのか、それが何となくわかってしまうような結果を含んだ２枚のCDが出来上がりました。
ところで。みんなって落ち込んだ時に聴きたい曲って何かある？別にマッキーに限ったわけじゃなく、何かオススメあったら教えてほっしー。オレは「どんなときも。」以外なら「QUITE LIFE」（竹内まりや）とか「PADDLE」（ミスチル）とか。

太陽

2006.04.22.sat　足跡。

地獄のような仕事が終わったあとにhiroくんと晩ご飯。ゲイデビューの話って人それぞれ色んな想い出があって、聞いてて新鮮でキュンとなる。オレも初めてゲイバーの扉を開けようと意を決した時のドキドキは今でも鮮明に思い出せるし。（ゲイデビューとゲイバーデビューとミセコデビューがほぼ一緒です、オレ）
やっぱり昔は今と違ってゲイの人と巡り会うって事だけでも一苦労だったんだよな〜。ネットとかで簡単に逢えちゃう今とは、断然「出会い」に対する情緒が違う。重みが違う。 ゲイってノンケと違ってそーゆー経験をたくさんしてるから、色んなものに敏感になるんだろうね。痛みとか、苦しみとか、切なさとか、そーゆー「感情」の部分で。そんな経験をしてる人と話をするのって、めっちゃ楽しい。

2006.04.21.fri　ごはんができたよ。

先月退職した看護婦さんから、「美味しいチーズケーキが手に入ったから仕事終わったあとにシュウくんち集合で晩ご飯しようよ」との連絡が入り、またまた急遽ワイワイと晩ご飯企画でした。同僚の娘も誘って仕事終わって晩ご飯の材料を買い込み、料理開始。結局今回も３人では食べきれないほどの品数が出来上がってしまいました。
　＊シーフードピラフ
　＊サイコロステーキ
　＊タケノコとワカメの煮物
　＊ホウレン草の和え物
　＊エビチリ
　＊イカの山芋和え
　＊野菜スープ
　＊りくろーおじさんのチーズケーキ
　
そしてやっぱり男の話と職場のグチとダイエット体操。
今日のスペシャルダイエット体操はDJオズマです。
ナーナー　ナナナー　ナナナー　ナナナー
なんだろね、この螺旋のごとき繰り返しの日々。
でも毎回料理作り過ぎて余っちゃうのがもったいないなー。
早くケンチャン帰って来ないかなー。
そしたら一緒に食べる人が増えるから余らないのになー。
誰か食べに来ませんか？
男の話とダイエット体操付き。
たけのこ硬かった。

2006.04.20.thu　人生半分。

高校時代からの親友と我が家で晩メシ。
もうかれこれコイツとはちょうど人生の半分を親友として過ごしてるんだと思うと感慨深い。「ミルク」の健太と周作に負けず劣らずオレとコイツも高校時代は常に一緒にいて、そして当然のようにオレはノンケであるコイツのことが好きになってしまい苦しい片思いをして、そして今では「なんかイイ娘いたら合コン設定してくれー」と相談を持ちかけられる仲になりました。（笑　　（コレが現実だね。マンガみたいに初恋相手のノンケとの想いが成就するなんて夢のまた夢）
でも不思議な縁はずっと続いていてお互い医療職として病院勤務をしています。思春期を一緒に過ごして１５年も互いの成長を見続けてると、とても他人とは思えません。考え方も似てるような気がするし、次に何を話そうとしてるかも何となく分かる。こーゆーのって恋人とはまた違う感覚の、居心地の良さ。今でも親友でいてくれることに感謝感謝。多分コイツがいなかったら今のオレはないと思う。

2006.04.19.wed　ガンバレ３１歳、自分。

今日から３１歳です。
さようなら、昨日までの自分。
どうぞヨロシク、これからの自分。
３０代の男というとゲイデビュー当時から憧れだった世代。仕事もプライベートも充実させて最も男として脂がのってる世代だと思いますので、そんな過去の自分の憧れを裏切らない為にも、これからの人生ガンバって行きてきます。
ケンチャンからもらったバナナリパブリックのネクタイをつけて出勤したら担当病棟の内科ドクターに、「おっ、今日のネクタイはすごくイイな。何処で買ったんだ？」と訊ねられてしまいました。素直に誕生日プレゼントで貰いましたと答えると「はっはっは、若いな〜、楽しみたまえ〜」と言われた。同僚にも祝っていただきました。ケーキ食べた。掲示板の書き込みやお祝いメールくれた方々も本当にありがとうございます。そういえばこのサイトをオープンして４回目の誕生日だ。けっこう続いてる自分にビックリ。　ホントに人の情にだけは恵まれた人生です。