〜2006-02-15:転載版

2006.02.15.wed 布団汚されても経過観察中。

FLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease 猫下部尿路疾患)の症状のひとつとして、普段排泄をしていたトイレ以外の場所で排尿をしてしまうという行動がみられるそうです。うちもネコ様もトイレ以外の場所で排尿しているのを発見してしまいました。家に帰ってみると何やらベッドの掛け布団の上に点々とシミが…。「もしかして…」とネコ様の後をついて暫く観察しているとピョンとベッドに昇りそのままチョロロロ〜と排尿。急いでベッドから降ろしたのですが、どっちにしても時すでに遅し。排尿障害が見られだしてからトイレのシリカゲルがやたらネコ様のチンコにこびりつくので、シリカゲル出してペットシーツ敷いて別の粒の大きなネコ砂を入れていたのですが、それも原因のひとつみたい。とりあえずトイレの中を再度シリカゲルに戻しました。どうして良いか分からずケンチャンにメールしてみたり、ニャンコ先生エグモンにメールしてみたり。基本的には排尿障害が現れてるときは我慢して好きなところで排尿させてあげるのがイイみたい。人間のベッドで排尿したからと言って叱るのではなく、そこで排尿してもいいように対策を取ることが良いだろうと。でも今は寒い冬なのでベッドをネコ様に明け渡してオレが床で寝るなんてことも出来ず、どうすれば排尿障害のあるネコと人間が共存して睡眠をとることができるか考えました。
そこで考案したのが、コレ。名付けて、排尿障害猫共存用掛け布団カバー「安眠くん」。ペットシーツを16枚張り重ね作成、これを通常の掛け布団の上にかぶせて設置。この上でネコが排尿しても全てを吸収し、下にある掛け布団には染み込まない仕組み。シミを作ってしまっている掛け布団カバーは外して洗濯し、この「安眠くん」をセッティングしました。しばらく様子を見ているとネコは上手にペットシーツの上でチョビチョビと排尿してました。とりあえずホッと一安心。当分はこの「安眠くん」を常時セットしておかないと布団が使い物にならなくなってしまいます。
はやくネコのFLUTDが治らないかなぁと天に祈るばかり。
我を忘れてネコのことで一生懸命になってると、ニュースで「ウサギを蹴り殺した少年を逮捕」とか言ってました。もう、ホントにやめてほしいです、そーゆーの。ネコもウサギも生きてます。ウサギなんてあんなカワイイのになぜ蹴ったり殺したりできるのか憤りを通り越して理解出来ません。このウサギを蹴り殺した少年は、自分がウマとかにでも蹴り殺されてしまえばいいのだ。




2006.02.14.tue バレンタインでも経過観察中。

看護婦さんから医事課のオバチャンまでたくさんの方からチョコをいただきました。ありがとうございます。でも今はチョコよりもネコが元気になる方法を教えて欲しいです。

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導尿で尿道にキズが付いたのか、それとも結石が尿道をキズ付けているのか、ハッキリと原因は分かりませんが、今日あたりから血尿がみられております。どっちにしても排尿に伴う痛みは多分あるんだろうなぁと推測はされますが、なにぶん自ら喋って訴えることができない生き物なのでコッチが気を付けて観察しなきゃ。でも排尿自体は確認できるので閉塞を起こしている様子はなさそう。まだまだネコ様もしんどそうなので、気が抜けない。
猫の尿石症をFUS(Feline Urological Syndrome 猫泌尿器症候群)とも呼ぶらしい。これは尿石やそれ以外の原因(膀胱内の出血が凝固したもの、細胞が崩壊した蛋白物質の塊など)で、尿道が閉塞し、排尿障害を起した状態を示す病名らしいのですが、最近ではFLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease 猫下部尿路疾患)と呼ぶことが提案されてるみたいよ。




2006.02.13.mon 「喧嘩商売」読んでも経過観察中。

やっぱり処置後のインアウトが気になるので、出勤前にネコ様トイレのシリカゲルを全部捨ててペットシーツに変更。これでとりあえず日中の排尿状況はなんとなく分かるかな…。どうせズタボロに破かれるんだろうけど。
昨日のお会計があまりに高く持ち合わせが足りなかったので、動物病院に「明日絶対持って来ます!」と1万円借金してました。そのお金を仕事帰りに払って家に帰ってみると案の定トイレの中のペットシーツはビリビリ。でもしっかりボロボロの状態でも排尿の状況はよく分かりました。とりあえず出てました、尿。 良かった良かった。

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最近『喧嘩商売』(ヤンマガ)がオモロくて仕方ありません。「幕張」「泣くようぐいす」と、少年誌で暴走気味にその世界観を加速させては読者を振り切り続けて来た木多康昭が、少年誌よりも明らかに表現の自由度が高い青年誌でその本領を発揮し、木多ワールド全開で好き勝手にやってる姿勢が潔いです。 つーか、主人公の佐藤十兵衛がめちゃめちゃイケます。やけにケンカ強くて、思春期そのものの性欲に満ちてて、屈託なく笑うそのキャラクターは、日常の生活で決して出会う事ナイほどのノンケっぽさに満ち満ちていて、とにかくイケます。やっぱり男は強くてエロくて笑顔カワイくなくちゃね。

喧嘩商売(2) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩商売(2) (ヤンマガKCスペシャル)




2006.02.12.sun 尿道結石猫。

夕方買い物から帰ってきたらネコ様の様子がどうも変でした。いつもは玄関までお出迎えに来てくれるハズなのに来ない。どしたんだろう?と思って室内を探ってみるとトイレでモゾモゾしてるとこ発見。「あー、トイレ入ってんだ」と思ってボンヤリ観察してたんですがいつまで経ってもトイレから出て来ない。でも何だかキバってる様子はあるものの10分経ってもそのまま。どしたんだろう、と思ってるとフとトイレから出て来て室内をウロウロ。そしてまたトイレに入りキバる。そんな様子を3〜4回くりかえしてました。でもトイレの中を見てみると尿が出た様子ナッシング。
これは明らかに排尿障害だ!と、にわかに焦ってしまいました。ネコ様を取り押さえ腹部を触診するも異常は分からず。たしかに尿意はあるみたいで再々トイレには自ら足を運ぶものの、尿が出ず自分でもどうしていいか分からずウロウロしっぱなし。泌尿器だけにウロウロ。(←座布団取っちまいな!by円楽)
急いで動物病院に連れて行きました。もう夕方で一匹も患畜いなかったのですぐ診察してもらえました。今日の状態を獣医さんに報告。診察台にネコ様を乗せたのですが、案の定ヤンチャこの上ない我が家のネコ様は大暴れ。噛まないようにネックカラー付けて洗濯ネットの中に入れられてしまいました。取り敢えず触診して「あ〜膀胱に尿が貯まってますね」と。あんだけオレが触っても分からなかったのに…。やっぱネコの膀胱は小さいからなかなか素人では分からんらしい。導尿してみようってことでカテーテル入れてみたのですが、3.5Frのカテーテルなんか初めて見た。細ぇ〜。でも詰まってて入らず。どうやら結石っぽい。ネコ様も怒りと緊張で力みまくってるので余計にカテーテルが入らず、結局、麻酔して膀洗しましょうってことになりました。
その前にちょっと採血して検査。
 Glu -------120 mg/dL
 BUN -----24 mg/dL
 Na --------149 mmol/L
 K ---------4.2mmol/L
 Cl --------122 mmol/L
 Hc -------37 %PCV
 Hb -------12.6 g/dL
人間の検査データしか分からんけどちょっと尿素窒素が高いくらいで目立った異常は無し。良かった。それにしても獣医さんってのはスゴいね。あんな細い血管から採血できんのね。ウマイ!うちの病院の看護婦さんなんかオレのこの分かり易い血管でも失敗すんのに。
1時間くらいして処置が全て終了。年齢的なモノらしいけど麻酔が残り気味のままネコ様が処置室から出てきました。焦点があやしげです。尿道に石が詰まって尿が出られなくなってしまっていたようです。50mlくらい膀胱に貯まってたみたい。ネコの膀胱ってのは通常50〜60くらい貯まるみたいだから、幸いにも発見が早く長く放置せずにすぐ対応できたので良かったです。排尿できてないのに気付かず放置してると膀胱にどんどん尿が貯まって尿毒症んなるし。「よく気付きましたね」とお褒めのお言葉を獣医さんよりいただきましたが、まだまだ安心は出来ません、今後もちゃんと自尿が出ないと意味ないし。(毎回毎回、導尿・膀洗が必要になったらえらいことです)
結局、なんらかの要因で結石が出来てたらしい。3歳くらいまでに結石とかが出来なかったので体質的には特に石が出来やすいってわけではなく、おそらくここ最近の生活習慣の中で石が出来てしまうような要因があるに違いない、と。「ここ数ヶ月でエサとか何か変えましたか?」と獣医さんに質問されましたが、何も変わっていません。その他も特にネコ様の生活自体変化無く、強いて言えばケンチャンが留学してしまったため、毎夜毎晩繰り返されていたネコ様とケンチャンの追いかけっこが無くなった事。ホントにこの1人と1匹は近所から苦情が来るのではないかと心配するほど本気で走り回っていたので、やっぱ運動量が減ったことが結石を形成させるに至った要因になってるのではなかろうか…。我が家でのナンバーツー争いを懸けたあの追いかけっこはネコ様の体調管理でも必要だったのですね。(動物というものは群れて生活していると常にその中での順位付けが存在する。我が家ではネコ様にとってどうやら自分を拾ってくれたシュウくんが1番で、2番の座をケンチャンと自分とで争っていたのでろうと推測される。その証拠にケンチャンが留学してからは夜ベッドで寝る時に、今までケンチャンが寝ていたポジションで現在はネコ様が寝ている。)
pHコントロールのエサをもらいました。(というか買わされた)
んで合計18000円のお会計。 高っ!! 全然持ち金が足りなかったので翌日足りない分を支払いに来る事を約束して帰りました。1ヶ月このpHコントロールのエサ(つまり治療食ってことだ)を食べさせて、またこの1ヶ月後に再検査の段取りで様子観察をしていくことにしました。
なんとかしてインアウトのチェックもしたいのですが、相手がネコだけに難しい。インは毎朝決まった量の水を器に入れるようにすればチェックできるけど(でも蒸発するよな…)、アウトはオシメでも付けさせてグラムでチッェクないと尿測ってできんよな〜。でもうちのネコ様はオシメなんか付けたらすぐビリビリにするからそれも無理だし…。トイレの中を目分量でチェックするしかないかぁ〜、、、。
とりあえず明日から暫く経過観察。
職場は定時で帰ってとにかくシッカリ観察。
あ〜〜〜〜、めっちゃ心配。
ちゃんと治るといいなぁ、、、。




2006.02.08.wed 継承。

意外とこれでホントに男の子が産まれたりしちゃうような気がする。ホントに大奥も真っ青なタイミングで孕むよな。身分とか全然カンケーなく人生ってのは容赦無いモンだってのが世の常。 うちの病院も只今、ご懐妊率高し。




2006.02.07.tue 爆走研修会。

仕事終わってから他院で行われる研修会に参加。移動時間が1時間しかないのに当院から研修会場までは遠い!遠い!!夕方の大渋滞の渦を大爆走。
そんで実はこの研修会場となった病院は彼氏クンが勤務してた病院。時々オレも行ってました。うちの病院とは雲泥の差。やっぱメッチャきれーーーーー!羨ましい限りです、こーゆー病院で働けるのって。研修会は大学の同級生やら後輩やらに会えてプチ同窓会気分。それにしても今回の色んな改正はタイヘーン。




2006.02.06.mon 歌手別データ容量ランキング。

マグノンくんとこでiPod内の歌手別データ容量ランキングとかを日記で書いてて、そーいえばオレのiPod様(トータル約2000曲)の歌手別データ容量ランキングはどうなのだろうと気になりました。
以下がその結果。
 1位:槙原敬之
 2位:中森明菜
 3位:工藤静香
 4位:ARETHA FRANKLIN
 5位:ちあきなおみ
こりゃ完全に強制カミングアウト状態だわな、と反省。ノンケを車に載せた時は洋楽オンリーのプレイリストしか再生できないんでやんの、オレ。ちなみに次点は、朱里エイコピンクレディー椎名林檎安室奈美恵、、、このあたりが割と多め。ダメだよ、本当にこんなんじゃ。一応ゴマカシ程度にケツメイシとかオレンジレンジとか入ってるけど、ほとんど聴いてねーし。
ところで、みんながiPod内どんなカテゴリーでプレイリスト作ってんのかスッゲー気になります。ちなみにオレは、
 *♀全曲集
 *♂全曲集
 *洋楽全曲集
 *バンドブーム全曲集
とゆー感じでおおまかに分けてます。♀全曲集(約800曲)とか本当にオカマ乗せてる時でないと再生できない曲ばっかり。昭和歌謡を遡り過ぎてメケメケとかジンジロゲとか余裕で再生されてしまいます。(美輪明宏御大、ピーター様、美川憲一夫人などは失礼にあたらないようキチンと♀全曲集に収録)
ホントみんなどんなカテゴリーでプレイリスト作ってんの?
おーーーしーーーえーーーてーーー。
特に気になるのが、ヒロパゲくん、kaz3くん、エグリーモ。




2006.02.05.sun レント。

ケンチャンがアメリカで観て「すごく良かった!」と絶賛のミュージカル映画『RENT』。今日そのブロードウェイオリジナルキャスト版のサントラを発見しました。思わずレンタル。ケンチャンがmp3で送ってくれた『seasons of love』の、スティービーワンダーが参加してるバージョンがもの凄くイイ!もちろんオリジナルキャストも一緒に歌ってるヨ。
 
 how about love?
 how about love?
 how about love?
 measure in love.
 
 how do you measure the life of a woman or a man.
 
 remember the love.
 remember the love.
 remember the love.
 measure in love.
 
この映画版は日本にはいつ来るのかな?
 

レント

レント




2006.02.04.sat 講義。

いよいよ某大学での講義当日です。結局カッチリとした原稿は作成せず、講義を聴きに来た人たちの反応をみながら臨機応変に進めました。在宅ヘルパー、現役ナース、学生、様々な人たちが来てましたが、その中に普段の仕事でも連携してる病院のMSWさんもチラホラ発見。どんなにたくさんの聴衆がいても気になりませんが、同業種の人がいるのは緊張します。
講義自体は自分的には結構、手応えありました。泣いてる人もいたし。自分の講義聴いて泣いたり、色んなことを感じてくれるのって単純に嬉しいですね。実は他大学の某教授もこの講義を聴きにきてくれてたみたいで、講義終了後にその教授を紹介していただきました。 こーゆー人脈を大切にして、コッソリと、着実に、のし上がってやる。ノホホンとしてるように見えて上昇志向強めです。




2006.02.03.fri なんでもやってみ隊。

気になる事があると一度はやってみないと気が済まないタチです。ここ半年ほどずっと気になってたのが『ハンドルカバー』。なんでアレをみんな付けてんのか気になって気になって仕方有りません。以外と身近な人でハンドルカバー付けてる人はいないので、直接聞いてみようにも聞けず暫くずっと気になったままでした。アレを付けたほうがハンドル握り易いのか? 運転しやすいのか?
あれこれ考えてても仕方無いので、とりあえずやってみることにしました。オレの姫さまは外見だけでも結構『勝ち気な女』風なので、少々ハンドルカバーが付いてプチ・ヤンキー仕様になろうが構いません。 つーことで仕事帰りに車屋さんに寄り道して一番安いハンドルカバーを購入してみました。サイズ確認して買ったのに、いざ付けようと思って作業してみると、全然ハンドルカバーがハンドルにはまらねー。「ハンドルにしっかり固定するため若干小さめになっておりますので、装着するときには本品を引っ張って拡げてからハンドルに装着してください。」と、取扱説明書には書いてあるものの、大の男がフルパワーで拡げてもビクともしません。運転席で四苦八苦しながら汗までかいてハンドルカバーと格闘。
結局1時間ほどかけて装着完了。これは下手なチューブトレーニングするより効果出そうな筋トレになった気がします。両上腕筋がビキビキになりました。んで、ハンドルカバーの使用感はというと、「何だかよく分からない」。特に運転しやすくなるわけでもなく、運転しにくくなるわけでもなく。ま、せっかくもったいないんで暫く使いますけどね。




2006.02.02.thu 岡山メイド。

我が岡山にもメイドカフェが出来たとニュースでやっていたのですが、その店員(メイド)さんが驚くほどのブスでビックリしました。鼻フックかけられたような娘が「おかえりなさいませご主人様〜」とか言ってるし。そーゆークオリティーは追求しないあたりが日本のコートダジュール岡山の醍醐味。てか、ガンダムデリヘルとかあるらしいし、岡山。(←士郎くんのブログ参照)




2006.02.01.wed 幕引き。

朝早く病棟から急変の連絡が入り急いで病院へ。残されたオバアチャンは「すぐにわたしも行くからね」と言いながら泣いてました。預かっていたペースメーカー手帳をオバアチャンにお返しするオレ。「お世話になりました」と涙と鼻水でグシャグシャになった顔を隠すように深々頭を下げるオバアチャン。そんなに頭を下げてもらうほどオレは何もしていない。
オジイチャンとオバアチャンの人生は、今日からオバアチャンだけの人生になってしまう。もちろんオレとの関係も今日で途絶える。でも、オバアチャンの人生は明日からも続いて行く。やっぱりオレはこのオバアチャンに何もしてあげられなかったと自分の無力さを痛感するしかありませんでした。
2人で見て来た筈のたくさんの景色。