〜2006-01-14：転載版

2006.01.14.sat　バイト収入。

今日は仕事休みだけどバイト。一般市民の難病医療相談です。難病、つまり特定疾患ってことである意味ちょっと特殊なケースの相談が多いかなって思ってたのですが、そこそこオーソドックスな疾患ばかりで安心したような、ちょっと物足りなかったような。　やっぱ現場で実際に特殊疾患の担当もってると実感持って話できるからイイよな、と思った。間違って持ってる知識は訂正してもらい、できるだけ最新の正しい知識を持って帰ってもらいたい。　時給２０００円でしたヨ。　院外での活動も充実させなくちゃ。

2006.01.13.fri　現時点で最高峰。

現在ヤングアニマルで連載中の『デトロイト・メタル・シティー』。各誌ギャグマンガがこぞって勢い不足な昨今、現時点ではトップを疾走してるのではないでしょうか。出勤前にコンビニで立ち読みしてて声出して笑いそうになるのを我慢するのに必死です。
カヒミカリィが好きな純朴少年の根岸くんは大分出身で東京で生活中。何故かデスメタルバンド「DMC」のボーカルになってしまい、クラウザー二世として「ファック」だの「レイプ」だの歌わされ、コアなファンに支持されて本来の自分と現実のジレンマに悶々とする。なんてベタなプロットなんだけどね。今週は根岸くん大分に帰省して、クラウザーさんが牛をてなづけたりトラクター乗り回したり。こーゆーのって文字で書いてもオモシロさ伝わんないから、読んでみて。オレ的には超ツボです、このマンガ。コレとヤンマガ「赤灯えれじい」は欠かせない。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

2006.01.12.thu　オッサンがバスストップ。
　
別れ行く女の心情を切々と歌った名曲「バス・ストップ」。オレ今までずっとこの曲を歌ってるのは女性歌手だと信じて疑いませんでしたが、実は歌ってたのは平浩二というオッサンだと初めて知りました。あー、ビックリ。 ちなみにセクシーバスストップは浅野ゆう子。 切なさと同時に妙な色気も併せ持つ名曲中の名曲。

2006.01.11.wed　バチが当たる。

昨晩は夜も更けて深夜まで悪だくみしてたせいか、朝めがさめたら８時でした。ふだんは６時に起きて７時には家を出発してるんで、どう考えても間に合うわけがねーーー！！急いでスーツに着替え、ネコの頭をひと撫でし、家を飛び出ました。途中車を運転しながら「道路が渋滞してて不可抗力ながら遅刻しそうです」とウソ言い訳電話を職場にかけます。もう、その後は朝日の中を駆け抜ける稲妻と化し、法廷速度なんか無視して職場まで突っ走るのみです。　そしたら奇跡です。８時４４分に着きました。（８時４５分始業です。）　やっぱ悪いことばっかり考えてると、こーゆーバチが当たるのですね。　遅刻しても全く動じないような鋼の神経になりたい。

2006.01.10.tue　秘密の鍋。

以前にも書いたことあると思うけど、うちの病院は職員が勤務外で必要以上に仲良くすることが禁止されている。「仕事をしていく上で馴れ合いが産まれ、業務に支障が生じる」との何ともアホな理由によるもの。もちろん我らはそんな勧告を無視しまくって今日もみんなでキムチ鍋作って晩餐でした。結局同じ職場の面々が集まると「早くこんな職場辞めちまおう」という話になるのは必然。でも転職して違う職場に行ったとしても、同じように上司がアホだったら転職した意味ないじゃーんって事で、やっぱ自分でなにか事業を興して己が経営者にならんと根本的解決はしないよな、と納得。介護職の娘に「アンタ性格悪くて裏工作とか得意そうじゃけー、経営者やってや。」と言われました。なんでじゃ。何で知ってる、オレ性格悪いのを（笑

2006.01.09.mon　女傑。

留学中の彼氏クンは今年の年越しをNYでカウントダウンしてきたわけですが、そのとき魔羅嫌さんのシークレットライブがあったそうです。そんときの画像を送ってもらいました。　なんだこりゃ。　アマゾネスですね。　それにしてもスゴい顔。人とって喰いそうです。マイク持ってんじゃなくて、喰ってるみたいです。「意外にテレビで見るほど太ってなかったよ」とは彼氏クンの談ですが、いやいや、これはキてるとおもうんですけど…。二次元処理されると膨張するんかな、魔羅嫌さん。

MIMI

2006.01.08.sun　色付けされた血管。

行って来ました『人体の不思議展』。やっぱ医療従事者として行っとくべきかな〜とか思って。するとやっぱり同じ病院の職員に多数遭遇しました。来てんじゃん。みんな。しかも子ども連れとか。なんかスゴいね、プラストミック標本って。どーやってんの？でも静脈や動脈が変なかんじで色付けしてあって不思議な感じ。分かり易いようにしてあんのかな？それに標本の人々はなんであんな妙なポーズ取らされてんの？物販にもの凄い人々が群がっててちょっとヒキました。ポストカードとかあんの。教科書でみるような解剖図をちょっとオシャレにした感じで、あまりにシュール。花びらと一緒に頭蓋骨がレイアウトされたアンニュイな雰囲気のがあったりして。誰が買うの？こんなの、と思ってたら皆さんこぞって買ってた。全体的に、かつおぶしみたいでした。

2006.01.07.sat　嗜好を見抜く。

今日職場で仲良いナースから、「ねぇ、なんでボウズなん？」と聞かれた。「ん？　なんとなく。自分で髪切ってるし、ボウズだとバリカンで出来るから簡単だし。」と、何気なく答えました。するとそのナース、「ふ〜ん、でもこーゆー感じのボウズでヒゲはやしててちょっとマッチョっぽい人ってゲイからモテるらしいよ〜。」と返して来たので、ちょっとビビった。　…こいつ、分かってて言ってんのか…？！　たしかにボウズヒゲマッチョなMSWってあんまり居ない。

2006.01.06.fri　雪の少女。

いや〜〜、岡山。夜になってから突然の降雪にビックリしたやら、ちょっとウキウキしたやら。ちょうど仕事帰りジムで泳いだ後、露天ジャグジー浸かってる時にわんさか降り出しました。思いがけずの雪見風呂を満喫。トレーニング後の火照った体と熱めのジャグジー、その熱とは対照的に肩や顔に降り掛かる雪の冷たさが心地良かった。すると、一緒にジャグジーに入ってた見ず知らずのオバハンが大はしゃぎしだして大変でした。「あっら〜〜、ぼっけー雪じゃわ〜〜。あたしこんなん初めてなんよね〜」「なんか贅沢な感じじゃわ、うふふふ〜」「でも、こがーに降ってしもーて雪積もったらあたし車運転して帰れるじゃろーか〜」と、しゃべり続けジャグジーから出て水着で舞い落ちる雪を捕まえに駆け出したり、まるで少女の如きはしゃぎっぷりを見せるオバハンにずっと話しかけられゲンナリ。
　
雪見風呂　老女はしゃぎて　たわむ肉　湯気をまといつ　雪と戯る
　
結局、露天のジャグジーが設置されてるウッドデッキが真っ白になるくらい降ってました。 ババアは喜び庭駆け回り　猫はこたつで丸くなる

2006.01.05.thu　名残惜しさのファイナル３夜連続。

フルハタニンザブロー本当に名残惜しいですね、終わっちゃうなんて。てか、もったいない。始まった当初は（たしかオレ１９歳か２０歳だった）、「結局コロンボがやりたいんでしょ？」って感じで、ちょっとハスに構えて見てたんだけど、こんなにも最終回の訪れが名残惜しいドラマになるとは。第一夜は石坂浩二の使い方に拍手喝采。多分ヘーチャンは普段でもあーやって自分の手を汚さず芸能界を渡り歩いてんだろうな、と思った。第二夜はイチローの拙い演技に閉口。ま、この回はストーリー云々よりイチローがドラマ出演をしたってことに重点があるんだろうけど。第三夜は中の上って感じ。この最終回で第一話の明菜エピソードをちょろっと覗かせるあたりがファンサービスなんでしょーね。（今から考えれば最大の掴みである第一話のゲスト犯人に中森明菜を配役するあたりが伝説の幕開けだったのね）
このドラマを見てて毎回つくづく思うことがあります。『オレも大人になったら（今でもじゅうぶん大人だ）古畑のようなイヤミな大人になろう』って。イヤミなくらいに丁寧な言葉を操り、イヤミなほどの笑顔で相手の「痛いトコ」を突つく。あきらかに犯人だという人物に「故人が亡くなられてさぞかしご傷心のことでしょう〜」と繰り出し、その相手が「ええ」と悪びれずに答えれば「お察しします〜」と返すこのエゲツなさ。極めて「常識的な声かけ」のたった一言を鋭い凶器に変えるこのイヤミセンスには毎回感服。殺人のトリックや各キャラクターの個性や毎回登場する豪華犯人役のゲスト出演などよりも、このエゲツなさタップリで繰り広げられるイヤミ合戦の会話劇こそが、このドラマの魅力だったと思います。こーゆー、相手が思わずグエッとなるような会話術を古畑のDVD観ながら日々、鍛錬精進します。でもベスト１はやっぱり桃井かおりゲストの回。

古畑任三郎FINAL 今、甦る死 [DVD]

2006.01.04.wed　ツメ美人。

里見八犬伝の菅野美穂さん。こんなん出ましたけど。白蛇占い、泉アツノさんですか？ほんとこーゆーのが好きなんですね、菅野さん。嬉々としてやってました。でもやっぱ夏木マリの玉椿にはちょっと及ばないあたりが、まだまだ小娘なのね。とかいいつつ、ほとんど三夜連続フルハタ第一夜を観てました。だってファイナル。　めっちゃオモシレー！

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仕事始め。昼休みに庶務課の娘が１００均でツメ磨き（ツメやすり？）買ってきてましたので、ちょっと試しにみんなでやってみると予想以上にピカピカツヤツヤになったので楽しくて仕方なくなり、相談室の独身女どもを一緒になってキャアキャア言いながらツメ磨いてました。「わざとそのツメが目立つように書類を指差しながら入院相談面接とかやりたいよねー。」とかみんなでグヒグヒ笑いつつ、やっぱソーシャルワーカーなんかよりネイルアーティストになりたいと思いました。　…オカマだってバレてないことを願います。

2006.01.03.tue　叩き付けるように吐き出す情熱。
　
悲しみで花が咲くものか
　
この一節。全ての感情を叩き付けて吐き出し歌い泣き叫ぶような、この一節ただひとつでトリコになってしまいました。っつーか本気でその瞬間にガツンと泣けてしましました。どうもビーズもミスチルもイマイチ感情移入できないのはそのスマートさが邪魔するから。それにくらべて彼らはスマートさが微塵も無いそのブサイクさこそがカッコイイし、シビれる最大要素。汗と涙、そんなすべてのドロ臭い気恥ずかしさこそが琴線を掻きむしります。音程外して感情剥き出しで涙ながして涎たらして鼻水すすって歌って、それでも確実にセンスのあるコード展開や歌詞のチョイスやメロディー。日本ポップの最高峰でありエバーグリーンを生み出す山下達郎とも雑誌で対談してたけど、彼らの生み出すメロディーやコード進行はとても耳馴染みがよく限りなくポップ。ただ、感情を押し殺して音程を外さず間違えないようにキレイに歌えば確実に「美しき楽曲」。しかしそれらを破壊するか如き己の衝動を歌に叩き付けて叫ぶ姿に、確実にコッチの涙腺もユルみます。思春期の無闇やたらに迸る正体不明の衝動に似てるのかな、っていうかその衝動そのものっぽい感じ。とにかくその決して完成されきっていない、未熟さこそが一番「おいしい」ポイント。ベテランプロデューサーやアレンジャーによって手を加えられて「完成品」にされてしまわないかと心配です。間違っても今後、小林武史プロデュース！なんて商業ペースに陥ってしまわないことを願います。このブサイクな、精一杯な感じがグッとくる。泣ける。

サンボマスターは君に語りかける

2006.01.02.mon　魚屋でしたね。

ケンチャンがNYでマライアのライブを見ながら年越しをして、一夜明けてテレビでバードケージやっててビックリだったようです。「年越しで浮かれて大量にゴミ出して元旦にオカマ映画を放映してるアメリカって理解不能…」だってさ。でも、日本も似たようなモンです。今日とか昼間から（ていうか朝から？）電車男の一挙放送とかしてるし。しかも何か同時進行で出演者の駅伝マラソンとかもしてるし。理解不能。アメリカは正月からオカマ映画で、日本は正月からオタクドラマです。どっちもどっちだね。
実ははじめてこのドラマ観たんだけど、結構オモロくて見入ってしまってます。２ちゃんに書き込みしてる役者の中で一人メガネかけたカワイー子がおるなーと思って調べると、なんと天体観測魚屋でした。　全然気付かなかったなーこりゃ。ケースケさん気付いてました？今まで全然アウトオプ眼中でしたが、一気に見る目が変わりました。しかも魚屋、オレより歳上だったんね…驚愕。しかもカムカムミニキーナ所属なんですね…これも驚き。

2006.01.01.sun　恭賀新年。
　
みなさま、あけましておめでとうございます。
　
昨年末は多忙につき、なーんにも更新できないまま年明けでした。しかも年末ギリギリまで当直に入ってて病院におる自分にウンザリしながら。でもこのサイトも３年目に突入することができ、なんだか感慨深いです。今年も地味に淡々と続けて行こうと思います。ブログやSNSの波に負けないように…。
昨年はケンチャンが海外へ。たぶん帰国するころには一回りも、二回りも大きくなって帰ってくるんだろうと思います。だからオレも日本で留守番してる間に、出来るだけ色んな経験値を積んで、大きくなって帰って来るケンチャンに少しでも見合うような成長をしたいもんです。
てなわけで、今年まず最初の大仕事は大学での講義。昨年に某大学の助教授から講義の依頼を受けてどうしようか迷ってましたが、やっぱり何か自分を変えられるチャンスを大切にしようと思って結局は快諾しました。おかげで正月からパワーポイント作る作業に追われています。次は久しぶりに試合に出ます。　はやくも今月末の試合。やっぱダラダラ泳いでるだけじゃダメな気がして。試合で味わえるあの独特な緊張感に身を晒すのも必要だよなー。そして、うちのベテランドクターから直接の提言をいただいた研究の開始。ソーシャルワーカーでないと出来ないような追跡調査です。ただ漫然と業務をこなして常に受け身な体勢のココの病院で、何か自分を変えようとするなら、こーゆー機会を逃しちゃイケナイ。せっかくコッソリと個人的に提言をいただいたので。ただ、うちの病院にはイヤラしい独特の「出る杭は打つ」的な雰囲気があるから、そいつらに足引っ張られないように慎重にやっていきます。ただ流されるままに歳を取ってくんじゃなくて、自分の流れを作っていける一年にしたいな。
…とりあえず、オー！マモリ買いに行きます。（なんだそりゃ）
歳またぎスペシャル見ながら年越し。