〜2005-03-29:転載版
2005.03.29.tue 吐瀉物。
朝起きて輝ける朝日が射し込む寝室で伸びをしてその後とても爽やかに「さー、吐くか。」とトイレに駆け込みました。ほんと目が醒めて当然のように嘔気がこみ上げて、これまた当然のように棒のようなゲロを吐きました。寝起きの突然の胃部不快感を処理し終わって「はて?」と疑問が浮かぶ訳ですが、なんで俺いま吐いたの?みたいな。意味不明でした。思い当たるフシを言えば昨晩0時をまわった頃に明太子スパゲティーの大盛りとエビグラタンを一気食いし、息付く間もなくジュースも一気飲みしそのまま眠気に負け食後5分もしないまま就寝したことくらいか。出勤の車の中ではスッカリ嘔気も落ち着いたのですが、なんだか体熱感著明。ものすごく発熱してきてる気配。でも車の中なので確かめることもできずとりあえずは出勤。
申し送りのために担当病棟にあがったついでに検温してもらいました。おっと、38度。病棟申し送り時に夜勤の看護婦さんから患者さんの名前に混じって有熱者で挙げられてしまいました。「準、深での有熱者は、○○さん、○○さん、○○さん、シュウくんです。」
朝一番で嘔吐もしたんですよ〜と言うと「そりゃ妊娠だわ」と言われました。「安定期に入るまではツライわよ」とも言われました。病棟でのオレのポジションが最近よくわかりません。
さて。 実際に発熱してるのが分かると仕事も手に付かなくなります。「あんたココ病院なんだから取り敢えず受診して薬でも出してもらいなよ。」と勧められるのですが、病院で働いてるにも関わらず薬も注射も嫌いです。病気は気合いで治す派です。
熱にうなされながら頭に浮かぶ事は、かつて京山ユキ姐さんとエロビデオ屋巡りして遊んでたころの記憶。ノンケAVのジャンルの細分化には感心するほどのマニアックな分野があるとその頃初めて知りました。とくに度肝を抜かれたのが「ゲロもの」が一つのジャンルとして確立されているということでした。パッケージには今朝のオレを遥かに上回るほどの勢いで嘔吐を見せつける裸のAV嬢の写真。こーゆーゲロ専門AV女優は監督から「じゃ、吐いて」と言われて「は〜い」と言うとたちまちオェェーと吐く事が出来るのよ、と京山ユキ姐さんが教えてくれた事も思い出したりしました。しかも吐瀉物の消化具合も考慮に入れるため、撮影数時間前に食べたものを吐くバージョンや、撮影直前に食べたものを原型とどめたまま吐くバージョンなど様々あるのだと教えて頂きました。この京山ユキの博識ぶりや何たる事か、とエロビデオ屋の片隅で感心しきりでした。それにしてもこのゲロAV分野は、もう自分と住む世界があまりに違い過ぎてこれっぽっちも理解出来ませんでしたが、今朝のオレの吐きっぷりは、もしゲイビデオにも「ゲロもの」がジャンルとして成立しているならば、どれくらいのゲロマニア達が興奮してくれる吐きっぷりだったのだろうと思い巡らしてみたり。
高額医療の申請書を書きかけのまま、こんなことばかりが脳内を駆け回ります。さっぱり仕事にならん。
2005.03.27.sun 記憶。
朝起きて一番にコンベックスで開催されてる『春のOH!祭り』に行ってきました。会場全体の平均年齢は今までコンベックスで開催されたイベントの中でも1、2を争うくらい低かったのではなかろうか。結局、屋台のカレーとかスペアリブとか食って、テンペ買って帰りました。新作のOH!くんグッズのてんこ盛りで売り出してましたが買いませんでした。なぜなら新作グッズのほとんどがノートやら付箋紙やらの消耗品ばっかりだったので、消耗品は使い終わってその品が無くなってしまったとき悲しいので買いません。
昼からは久しぶりに岡山市街でデートしました。表町のアーケードでサンマルクのゆず茶を、ぶちまけてしまいました。一口も飲んでいなかったので最高に悲しかったです。水分が無いままチョコクロだけ頬張っていたので口の中がパサパサになりました。
エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]
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監督:ミッシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
CAST:ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット
ケンチャンが去年飛行機の上でザッピングしながら観たと言うエターナルサンシャインを観に行きました。岡山のほぼ廃屋と化している千日文化シネマと言う映画館です。あまりに老朽化が進んで帝都大戦状態です。おかげで客もガラガラでカップル4〜5組とソロ活動の人が2〜3人だけでした。スピーカーも学校の校内放送用スピーカーみたいで失笑モンです。でもフィルムのカラカラと回る音が聞こえるとてもアナログな雰囲気は好きです。岡山でニューシネマパラダイス撮るなら是非ココの映画館ロケハンで行ってやって欲しいです。この、すえたニオイ。 多分一発でロケ決定です。
んでエターナルサンシャインですが。
別れた恋人が相手を忘れるために記憶を消すだの何だのって映画でした。演出も脚本もクライマックスまではメチャメチャ良くて、ものすごく気分も盛り上がっていたのですが、オチがあまりに弱過ぎてラストで一気に評価が下がってしまいました。80点→40点くらい。何というか、物足りないというか、明瞭すぎるというか。もう2、3ヒネリくらい欲しいと言うか。ラブストーリーを観た後の評価はいつもケンチャンと意見が合わず大決闘になってしまいます。これはもしかして二人の恋愛に対する価値観の違いが現れているのでしょうか?いやいや、現実の恋愛と、作品として完成されたラブストーリーは別物でしょ。帰りの車の中では激論を交わしていたのですが、帰って仲良く晩御飯たべました。激論後も仲良く晩御飯たべるので現実での恋愛に対する価値観は一緒だと確認でしました。
2005.03.25.fri 変換の知恵。
次回の入院調整でベッドコントロールの現状を知ろうとして院内LANで病棟配置図をみようと思ったのですが、どこを探しても目的のその『病棟配置図』が見つかりません。そういえば週明けで総務課長が、「ファイル整理をしたので利用される方は今までと保管場所が違うので分からない時は検索かけてください」って言ってたような気がするなーと思い出しました。さっそく検索かけてみようと「びょうとうはいちず」と打ち込んで変換したら「病棟は一途」と変換されてしまい、その後の作業をする気が一瞬で失せてしまいベッドコントロールも放ったらかしで仕事放棄してお菓子タイムに突入してやりました。全部うちの相談室の頭悪いパソコンのせいです。
TBSの50周年ドラマ:青春の門に主役として石田卓也が出てました。(あれ?主役って鈴木京香?)なんでも2002年のジュノンスーパーボーイでフォトジェニック賞だったみたいですが。今までのジュノンスーパーボーイっぽくない男の子らしい顔つきで結構イケます。しかも何だかやけにオナニーシーンが多くて得した気分。この石田卓也が演じた伊吹信介って役、以前は佐藤浩市なんかが抜擢されて演じてたようですが、五木寛之っぽい『熱い男』の路線でのこの石田卓也の抜擢はナイスキャスティングだと思いました。全編通して最も『熱い男』は緒方拳だったようにも思いますが。クチビルの感じがカワイイ。
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2005.03.21.mon アクアリウム微妙。
渋川の水族館(?)に行きました。ま、微妙だろうなとか思ってましたが予想以上に微妙で逆に笑えました。ケンチャンは立ったまま寝てました。市立水族館なので500円なのですが。これで500円は高い。日の丸親分はコレだからダメだ。トビハゼの裏側は、何だか亀頭の裏側みたいでキモチ悪いです。
2005.03.20.sun 表現者たる所以。(ネタバレ有。)
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Dir:ジェームズ・ワン
Cast:ケアリー・エルウェズ リー・ワネル
ちょっと遅ればせながらやっとSAW観ました。いや、こりゃちょっとスッゲーですよ。個人的にサスペンス物の中では「羊たちの沈黙」「SEVEN」「L.A.コンフィデンシャル」を遥かに凌駕した出来だと評価。真犯人が分かった瞬間にこれほどまで”戦慄”した映画って他にナイってほど。「羊たち〜」の切迫感より、「SEVEN」のやり切れなさより、「L.A.〜」の追い詰められ感より、全てが高レベル。これが自主制作だって言うから驚き。しかも先に予算を決めてその中で出来る内容を考えて脚本を作り上げ、それをたった18日で撮影し終えたって言うからビビリました。
老朽化したバスルームで目覚めた男二人。
部屋の対角線上で互いに足を鎖で繋がれその中間には自殺死体。
タイムリミットは6時間後。
不条理極まりないシチュエーションで幕を開けるこの映画、何だかもったいなくてこれ以上は何も説明したくないほど。全体の雰囲気としてフィルム上にまったく人間味が感じられなくて無機質なトーンで展開していく感じも非常にヨイ。こーゆー映画には何も「教訓」だとか「テーマ」だとかの鬱陶しいモノは必要ないですね、ほんと。ひさしぶりに満点あげても良いなと頷いてしまいました。
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Dir:トッド・グラフ
Cast:ダニエル・リターム ジョアナ・テムコート
これはSAWとは180度違うアメリカンなアホ映画でした、このキャンプって映画。夏に開催されるミュージカルの養成キャンプに集う若者たちの一夏の群像劇とでも言えば聞こえが良いでしょうか。なんとも中途半端な仕上がりでアングリって感じでした。日本で言うところの矢口史靖のようなテイストと言えば一番近いのかもしれませんが、もし同じ映画を撮るなら矢口史靖のほうがよっぽど上手に撮るような気がします。往年のミュージカルナンバーを子役どもが元気イッパイに歌い踊ってくれるのでイイ曲は揃ってるのですが、なにぶん映画そのものが中途半端な出来なので、いかんせんその名曲たちを活かせれていないのが残念。
SAWを観た後に観てしまったので、その分ものすごく出来の悪さが目についてしまいました。もうちょっと寛大な気分の時なら、大好きな群像劇ってことで幾分甘めに点を付けただろうけど、今日は40点。
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新聞にてこんな爆笑記事を発見。 この一宮高校って実は我が母校なんですけどね。演劇部3人しかいなくて、しかも2人が裏方で役者1人の一人芝居をやってるなんて。しかもそれが県大会を勝ち抜いて今月25日には東京の自由劇場で公演するなんて。素敵過ぎだ。しかもこの写真は一体この芝居の何を表現してるものなのか全くもって意味不明で笑えます。何この衣装。しかも被写体が微妙に写真全体のセンターを外してる位置に居るってところに、カメラマンと役者の芸術家魂を感じ取ることができます。まさに互いを表現者として認め合った上でのコラボレーションとでも言うか。しかも高校生と言えば思春期まっただ中で「少しでも自分をよく見せよう」という自意識が全開の年代にも関わらず、この自分の体型のマイナスさを更に際立たせる衣装を纏うことにより、そのマイナス点を「表現者としての武器」にまで昇華する心意気。もしオレが既にある程度の成功を収めてる劇団の主宰者なら、この新聞の記事を読んだだけで「よし、お前うちの劇団に来い!うちの看板役者になって日本の演劇界をリードして行くがよい!」と勧誘するに間違いないであろう。東京で公演した際にそんな声が彼ら一宮高校演劇部にかかることを心から期待してます。こーゆー子たちにこそ、花の東京で一旗揚げて欲しいってもんだ。
2005.03.19.sat 変な日本語副題をつけるのはヤメましょう。
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 [DVD]
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BRIDGET JONES' DIARY : THE EDGE OF REASON
Dir:ビーバン・キドロン
Cast:レニー・ゼルヴィガー ヒュー・グラント
わざわざ映画館で観る程のものではありませんでしたが、ブリジットジョーンズの日記2を観てきました。まあ、そんな感じなので、そんな感じの映画でした。レニー・ゼルヴィガーの特撮かと見まごうばかりの太りっぷりは100点満点ですが、話の展開自体はフ〜ンって程度です。サウンドオブミュージックばりのオープニングは『ぐぇ〜〜』って感じでとても良かったです。それにしてもなんでビヨンセとかが流れるのか全然意味が分かりませんでした。とてもクライマックスなのに「????」って感じです。今回もやっぱりあったヒュー・グラントとコリン・ファースのケンカシーン自体は大して笑えませんが、そのバックでかかってるザ・ダークネスの気持ち悪いファルセット歌声に笑えました。何故ココでこの曲?全体的に前作のほうが50倍くらい良いです。やっぱり続編はイマイチになるもんなのですね。監督ビーバン・キドロンは三人のエンジェル。オカマお釜。前作のシャロン・マグワイヤはあれから何か撮って当てたのでしょうかね?今回もこの人に撮らせてあげたら良かったのにね。
それにしても、ジェイミー・カラムがエバーラスティングラブをカバーしてたので「これは欲しい」と思ったのですが、なんとファーストアルバムの「TWENTYSOMETHING」にエバーラスティングラブも追加収録されて再発されるってことで、ユニバーサルミュージックのこの姑息な販売戦略にハラワタが煮えくり返りそうになりました。発売と同時に買ってやったのに、こんな裏切りをされるなんて思いもしませんでしたよユニバーサルミュージック。ケンチャンがサントラ買ったので敢えて再発アルバムは買いません。当然です。
映画終わってからずっとケンチャンと「ところでエバラスって誰がオリジナルだっけ?」と記憶の糸を手繰っていましたが、グロリアばっかり思い出されてサッパリ思い出せませんでしたが、結局エバラスのオリジナルはカール・カールトンでした。
ところで邦題の変な副題。
「きれそうなわたしの12ヶ月」って誰がわざわざ付けるのですか?
いらん事せんでよろしい。
2005.03.18.fri 見逃しストライク。
うぎゃーーーーー。
現役ドラえもん声優陣の最終登板日って今日だったのね。
てっきり来月だと思ってたので油断して見逃してしまいました。
こころをゆらして こころをゆらして さがせばいいのに
ものすごく悲しい。
2005.03.17.thu 探そうぜドラゴンボール。
壮絶な死闘の末に味方を守ろうとして自ら命を絶ったクリリン向かって「クリリーーーーン!」と泣きながら絶叫した夢を見て目が覚めました。三十路の目前だというのに一体オレはなんちゅー夢を見とんだ。自分のバカさ加減に泣けて来る。
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2005.03.16.wed カタコト。
携帯に見た事のない番号から着信があったので気になって出てみたら、カタコトの外人からの間違い電話でした。「アナタ、ダレ?」と訊かれましたが、どっちかって言うと「お前こそだれだよ」って感じです。めっちゃウケた。