〜2005-02-14:転載版

2005.02.14.mon 愛をたくさんいただきました。

担当病棟のNsのみなさま。みんなバレンタインだからといって病棟ですれ違う度に白衣のポケットからハーシーズのキスチョコを出してくれるの、やめれ。なに? これ演出?でもありがとうね。 (結局さいごにはちゃんとしたチョコくれました。)んで、相談室のみんなもありがとね。お返しは何すりゃいいんだ。




2005.02.13.sun かわいいんだもん。


ふとテレビつけたら鉄腕ダッシュで犬ゾリやってました。『動物のお医者さん』読んで以来ずっとこの犬ゾリには興味あったのですが、懸命にソリを引く犬の姿は健気で健気で泣けて来ますね。けっこう年齢の行ってる犬とかは途中からソリの速度に着いて来れなくなったりして。そうなると袋に入れられて顔だけ出してマッシャーの乗るソリに乗せられるのですね。その姿も何だかやけにカワイイのですが。動物に無条件の愛を注げる人には、やっぱり惚れます。ゴール後に犬たちを撫でる山口達也にやっぱり惚れました。

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)




2005.02.12.sat 時の女(ヒト)。

なんか身柄拘束されたらしいですね、アニータ。
日本での売春の斡旋容疑とのことらしいですが。
「いまさらかよ」ってのが逆にウケる。
ビッチ好きです。基本的に。




2005.02.11.fri 牛丼への愛を、ありがとう。

たぶん多くの日本全国民に漏れる事無く吉野家の牛丼1日限定復活、食ってきました。多少やっぱり列を成すお客さんもいましたが、さすが吉野家。回転は早いのでさほど待つ事無く席に座れました。「いらっしゃいまっせぇ〜〜。」と、約1年振りの多忙な店員もテンションあがってるようです。得盛りはナイので、大盛りツユダク卵です。何となく具の少なさは否めませんでしたが、あ〜、こんな味だっけかとか思いつつ食べました。気になったのはカップルで来てるオンナの一言、「わ〜アタシ、ヨシギュウって初めて〜(はあと)」。多過ぎるツケマツゲをバサバサさせながら箸を割るオンナに、「今日はオマエのようなヤツが来る日ではない」と一瞥し内心ツッコミを入れてました。「あなた様は吉野家2.11牛丼<限定>復活にて牛丼を召し上がられた真の牛丼ファンであることをここに証明します」と書かれた吉野家カラー(オレンジ)の証明書をくれたのですが、金かけてまでこんなん作らんでエエから、はよ牛丼を本格的に復活させなさい。
やけに「連帯感」の充満した店内でした。




2005.02.10.thu 終焉と愛の言葉。

病院全てを巻き込んでいた超巨大困難ケースの終結に立ち会う事が出来ました。転院の送迎という形でですが。ガンのメタで頸椎のズレが生じちょっとした衝撃でも呼吸停止がくる可能性下での搬送なので、免許取って10年程かつてないくらいに緊張しつつハンドルを握りました。同じ車には患者さんと担当ケースワーカーと看護士さんが同乗します。そんな状況での転院は、その転院自体に相当のリスクを伴っていると患者さん自身も理解し表情もかたく強ばっています。「シュウくん緊張しとるやろ〜。ハンドル持つ手が十時十分になっとる〜、てか姿勢よすぎ〜。」などと担当ケースワーカーの子のツッコミに患者さんも一瞬笑顔がこぼれて和んではいますが、手には汗かきまくりだし、ブレーキなんか有り得ない程の距離をかけてゆっくり踏みました。転院先の病院が見える高速道路降り口間際で患者さんがポツリと「このままもっと何処かへ走って行きたいね」と言われました。なんとも言えない気分です。
まだ若くして余命を告げられた患者さんとその奥さん。次第に進行していくガンとそれに比例して減少していく治療手段。新たなる治療を期待して転院した病院での裏切りと絶望と怒りと現実。そして更なる転院。「生きて。」泣きながら奥さんが声をかけていました。これほどまでに愛に満ちた究極のわがままはありません。そしてケースワーカーの無力さに歯がゆくて仕方ありませんでした。
終末期医療の現実は甘くありません。




2005.02.08.tue なにそれ。

この前マグノンくんとこでテンペ食べたって書いてありました。テンペって何? と書き込みを行ったところ、岡山の名産(?)だとツッコミを入れられてしまいました。ボク生粋の岡山人なのに知りませんでした、テンペ。でも検索かけてみるとホントに岡山が有名らしい、テンペ。どこに行ったら買えるの?テンペ。ぜんっぜん見たことも聞いたことも食べたことも売ってるとこも知りません。誰かこの不甲斐ない岡山人にテンペ売ってるとこ教えて。もしくは食べれるところ教えて。




2005.02.07.mon なんだか久しぶりにホンワカ。

なんだか久しぶりにケンチャンと一緒に晩御飯を食べました。
いや、一緒に住んでるんですけどね。
しかも、吉野家なんですけどね。
なんかお互い仕事が忙しかったり、当直があったり、職場の飲み会があったりで最近まったく時間があいませんでした。でも何か7年ほど一緒に住んでてたった2〜3日一緒にご飯食わなかっただけで、えらい長い間会わなかった気がしますね。一人でいると気が楽とかって言う人はたくさんいますが、俺はあきらかにケンチャンと一緒にいるほうが気が楽です。ホンワカします。リアクションのひとつひとつ、喋ってる会話のひとつひとつが、職場での気持ちをほぐしてくれるような気がします。お互い医療職ってので愚痴り合えるってのも気が楽になる要因のひとつかもしれません。(ドクターとケースワーカーなので視点の違いや意見の違いはもちろんありますが。)そして車を連ねて走らせて一緒の家に帰り、出迎えてくれたネコと遊ぶ。単純だけど他には絶対にないシアワセ。
2月11日の牛丼限定復活日には馳せ参じようと思います。




2005.02.06.sun 久自炊。

ここのところ忙しくて自炊なんてやってる気持ちの余裕がありませんでしたが、今夜は一人の食事だし久しぶりにゆっくりした休日だったので晩御飯を作りました。トレンド行ってディチェコカッペリーニ見つけたので、ついでにミートソースも買って作る事にしました。カッペリーニを茹でるときはいつも同じ失敗をするのですが、今回も同じ過ちを犯してしまいました。パスタ自体が細すぎるので、袋から出して握った感覚で分量の判断がうまく出来ず、いつも大量に茹でてしまいます。今日もこれは一体何人前ですか?くらいに茹であがりました。と言っても今夜はケンチャン当直でいないし、自分一人で食べるしかありません。後半は味にも飽きてしまい、半分泣きべそかきながら食べました。えなりかずき20歳。




2005.02.05.sat わからんちんどもとっちめちん。

坊主になりました。

以前からケンチャンには「坊主にしよう。坊主にしよう。」とヤケに勧められてたのですが、オレに坊主を勧めるときのケンチャンの顔が明らかにいつも悪巧みをしてる顔になっているので、「騙されるもんか。きっと坊主になって似合わない俺を見て笑うつもりだなコノヤロー」と警戒心丸出しで頑なに坊主は拒否してきましたが、何となく今日は坊主になってみたくなりました。意外と、フツーでした。ただ、基本的にオレの顔のパーツやレイアウトは印象薄いほうなので坊主にすると更に印象薄くなってしまいます。ヒゲでも生やせたら輪郭がハッキリして印象も変わって来るのでしょうけど職業柄、ヒゲを生やして良いかどうかは微妙。職場ではメガネ着用などで印象薄い顔に変化を付けつつ様子を窺いながら、ちょっとずつヒゲを生やしてみようかな、と。
ところで、すでに坊主になってる人々に質問なんですが、この坊主をキープするためにはどれくらいのペースで整えたほうがイイのですか?2〜3週間に1回くらいですか?てか、みんなだいたい何ミリくらいで揃えてんの?ちなみに俺9ミリ。




2005.02.04.fri 号泣。

泣いたからって許される問題ではない次元にまで事態は深刻だっつーの。残された時間の少ない人たちにとっては、多分すべてが取り返しのつかない問題。それなりの責任を取ってもらうしかないんじゃないのか?




2005.02.03.thu 懺悔。

世の中には謝って済む問題と、謝っても取り返しのつかない問題がある。残された時間の少ない人たちにとっては、多分すべてが取り返しのつかない問題。それなりの責任を取ってもらうしかないんじゃないのか?




2005.02.02.wed ボディデザイン。

うまれてはじめてエアロビクスをしました。
めっちゃ楽しかったです。
ジムは色んなところをアチコチ入会してきましたが、今までもエアロだけは頑なに参加しませんでした。基本的に水棲生物なワタシはプール重視で、時間とヤル気がある時だけマシンやってる程度だったので、エアロをはじめとするスタジオプログラムに参加するなんてもってのほかです。しかもエアロは変なレオタードにレッグウォーマーとか付けてウッホウッホと脂肪を揺らすジジババのイメージが強くて敬遠してました。多分コレは『毎度おさわがせします』の影響だと思われるのですが。この『毎度』世代は絶対にエアロと言うと進藤恵美やら板東英二やらの見るに耐えないレオタード姿が脳裏をよぎるハズ。ところが、いざ意を決してスタジオに入ってみるとそんな悪印象は全くなく、若い人ばかりでした。たぶん参加したプログラムが若い人向きだったからかな。インストラクターのネエちゃんに「このプログラムに参加するの初めての人いますか〜?」と明らかに目を合わせて訊かれましたが無視りました。負けず嫌いのオカマです。基本的に「振り付けを覚える」「覚えた振りを披露する」「その振りをみんなで踊る」事に異常に執着するオカマにとって、エアロはその無意識下の固執観念を必然的に体現させてくれる、非常に有効なエクササイズの一種であると実感しました。なんて事を考えるヒマなく、必死でインストラクターの動きを覚えていきました。だって初めてなんだもん。でも楽しかったです。
その後プールで1000ほど流したのですが、これがビックリ。
おおぉオォ〜〜?! 伸びる伸びる伸びる〜!
ってくらいに伸びます。からだが。
手の入水ポイントも現役の頃のように遠くに入るし。これは明らかにエアロ効果だとしか言いようがありません。ストレッチという観点でも有意義だと言うことですね。だれかこの1本だけでもイイからタイム取ってくれ!ってくらいに理想のフォームで泳げました。




2005.02.01.tue 新陳代謝

ひさしぶりに400ml献血しました。
うちの大学では学祭の時かならず献血車が来るので水泳部のヤツらと毎年献血に行ってましたが、就職してからは初です。うちの病院では職員強制全員献血なので、その日に出勤している老若男女全てが、しょっぴかれます。でも薬飲んでたり、比重が低かったりで実際に献血できない人も多数いました。同じ病棟で秘書やってる仲良しの女の子が、医事課実習生の子2人を連れて問診会場にあらわれました。「わたしは多分比重低くて献血できんけー、この若い2人に献血してもらうわー。」と意気揚々としてましたが、結果は期待を裏切ること無く、その2人は比重が低く献血できず秘書の子だけが献血オッケーの診断が降りてしまいました。「ばっかで〜」とゲラゲラ笑ってやりながら一緒に血を抜かれました。
思い起こせばオレの献血初体験はケンチャンがバイトしてた献血ルームに行った時です。あの時は朝までオーブで働いてて、寝る事無くそのまま献血しに行きました。問診票にも睡眠時間7時間とかウソ書いてたのですが、案の定200取られただけでフラフラになってしまいました。自業自得です。でも何か献血するとスッキリするような気がするのは俺だけですか?体内の血液を一気に400mlも抜かれると言うことは、それだけ分の新鮮な血液が新たに作られるわけで、急激な新陳代謝を作為的に起こしているような感覚がこの気持ちよさを誘発しているような気がします。気のせいなんだろうけど。
脈に合わせて管が動く。