〜2005-01-31:転載版

2005.01.30.sun ひとりぼっちの宇宙戦争

突然宇宙より飛来した地球外生物からの攻撃に備えるべく、地球側は各国の総力を結集して迎撃用の戦闘機を空へ放ち、それらが灰色の噴煙を撒き散らしながら列を成し黒く淀んだ空を埋め尽くして行くさまを俺とケンチャンと猫が見上げ、「あぁ、もう地球も終わりなんだ」と絶望的な終焉感を抱きつつも、「でも最期の時はケンチャンと猫と一緒で良かった。と、どことなくホノボノとした至福感も同時に実感しているとゆー妙な夢を見ました。なんだこりゃ。
愛・おぼえていますか




2005.01.29.sat 世代交代。

タカヤ、長い間お疲れさまでした。
二人っきりで開けてたあの時期が本当に懐かしく思い出されます。あの頃は本当に大変だったけど楽しかったね。うん、めっちゃ楽しかったと思う。(俺だけか?)結局、お互い付かず離れずの微妙な距離感を保ったままだったけどね。(笑  これで旧オーブからのミセコは全員卒業しちゃって何だか淋しいような気もしますが、現役の方々はそれぞれの個性を発揮してこれからもガンバって盛り上げて行ってください。応援してますよ。




2005.01.28.fri 腹の立つこと。

多少の誤解を招くこと承知で敢えて言うけどケアマネは使えない奴が多いってのが今の医療福祉業界の定説。俺が仕事をしていくうえでもコレが実感してることで、現在付き合いのある中でもほんと信頼できるケアマネって一握りだけ。でも、もっとも使えないケアマネが実はうちの病院併設の居宅にいると気付きました。
入院中に俺が担当してたある患者さんを退院時にこのケアマネに引き継ぎました。うちのサービスを利用するっていうし、その際にはやっぱり併設に居宅にいるケアマネと契約しとくほうが何かと便利だし。ところがその患者さん。最近どうやら失禁も多く歩行も不安定でフラつきがあり体幹も右に傾いて来ているとデイケアより連絡があり、急遽今日うちの外来受診をすることになり、診察の結果ドクターより脳外の受診をさせるよう指示が出ました。どうやらシャントの圧が変化して来て水頭症の疑い有りということで。至急家族と連絡をとるようドクターから依頼があり、家族に連絡をとった時その患者さんの家族から予想外な相談を受けました。「最近、家の方でも様子がおかしかった。でもどこにも相談することができず困っていた。子供も大学に進学することが決まり経済的にも苦しい。また入院時のように高田さんに相談させてもらいたい。」次第に声を荒げる家族の訴えに、全身の血の気が引くような気がした。これにはビビった。てっきりケアマネがしっかり関わってくれてると思ったから。この患者さんが退院する際には家族の経済状況も含めた情報をケアマネにまわして、在宅に帰ったあとはスムーズにケアマネが援助に入れるよう引き継ぎを行ったハズ。それなのにその家族は「現在は相談にのってくれる相手もいない」と不満を露にした。なんでだ?今までケアマネは一体どんな関わりをこの家族にしてきたのだ?この患者さんがうちを退院したのは昨年の7月。それからの約半年、ケアマネはどこまでこの家族と信頼関係を築けていたのだ?
むしょうに腹が立って来て、すぐさまそのケアマネがいる居宅の事務所に殴り込みに行った。しかし。その家族の気持ちをケアマネに伝えるとこれまた予想外なケアマネの反論に閉口してしまった。ケアマネ曰く、「その家族は内気な家族で何も伝えて来ないから、何も言って来ないとコッチも分からない」「たまたま高田さんが電話したから、高田さんに甘えてみただけなんじゃないの?」「全部の家族に均等に関わるのは不可能。」
などなど。アホか、お前は!家族が何でも気軽に相談出来る関係を作って行く事もケアマネの仕事だろ。それがケアマネの専門性でもあるだろ。それができんケアマネなら、ケアマネなんかやめちまえ。退院後の患者さんのフォローを全面的にお願いするからコッチの病院側も情報をつなげるんだろ。
あまりに腹が立ったので、いつもならニコニコしてる俺ですが意外なほどにキツいイヤミを連発してしまいました。多分、あまりにいつもの俺と表情も語気も違ったので相手もビビってましたが、そんなん関係ありません。ほんと泣かしてやろうかと思いました。てか、もう二度とここの居宅には患者さんを紹介しません。うちの病院併設ですが、そんなん知ったこっちゃありません。こちらは入院してる患者さんが不安いっぱいな気持ちを抱えて退院するにあたって、ほんとうに信頼のおける居宅を「紹介」しているわけですから、退院後にしっかり関わってもらえないような居宅を紹介する道理はありません。今後、ほんとに俺の担当患者さんは一切そこの居宅に紹介しないので覚悟するように。
かつての自分の担当患者をぞんざいに扱われる事ほど腹の立つ事はナイと今日はじめて実感しました。所詮、栄養士とか歯科衛生士とかでも取れる資格なんだからケアマネなんてピンキリなんだよなぁ。




2005.01.25.tue 羞恥プレイiPod

なんかiPodの操作誤ってフリーズしてしまいました。
電源も切れないし。
リセットの方法も分からず「どーしたらいいかな」と困ってしまいました。フリーズしたまま復旧しなければ修理に出さなきゃいけないかーとショボンとしてたのですが、フリーズした我がiPodちゃんの画面を見ると「あなたを・もっと・知りたくて 薬師丸ひろ子」とか出たまま止まってるし。これは恥ずかし過ぎて店に修理に持って行けれん。
家に帰ってマニュアル読んでリセットできました。
あー、よかった。(花*花
こんな曲ばかりが溢れんばかりの我がiPod

薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト

薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト




2005.01.24.mon やっと腰を上げました。

先週末は社会福祉士精神保健福祉士の国家試験があったのですね。昨年は俺も大学の悪友♀たちと大阪まで受けに行ってました。運良く全国合格率28%の狭き門をなんとか突破しまして社会福祉士精神保健福祉士もダブル合格しましたが、じつは俺、国家試験を受けてから1年間まるで自己採点をしていませんでした。普通は国家試験が終わった翌日にはネット上で解答速報が出るのですが、ソレもまったく見ず。一体、自分が何点とれてたのかも全然知らず。でも、その国家試験から1年がたって「やっぱ答え合わせくらいしといたほうがイイかな」と思ったので、やっと一念発起して1年越しで自己採点をしてみました。
その結果。
社会福祉士48/150で63%。
精神保健福祉士109/160で68%。
どちらも6割ギリギリでしたね。いわゆるボーダーライン上ではなくて、なんとか合格確実圏内なんだけど。あっぶね〜〜〜。ま、でも冷静に考えればそりゃそーだな。だって社会福祉士の専門科目なんて過去問を1回さらっただけだし、どちらも援助技術論なんかは事例問題を読むのが面倒くさくて手を付けてない年の過去問もあるし。
それにしても自己採点してるあいだ異様なくらいにドキドキしましたよ。もう自分が合格してんの分かってんのに。んで、この国家試験の内容の難しさに閉口してしまいました。今この問題文を読んでもサッパリわけわからん。こんな問題を理解してたあの頃のオレって頭よかったのね…と感心してしまいました。
もう当分見たくないと思ってた「必携」ですが、職場で使ってます。意外に使いどころ満載。




2005.01.23.sun 岡山ウインドアンサンブル第1回演奏会。

行かせていただきました、岡山ウインドアンサンブルの第1回演奏会。ステージで演奏する側も、会場で聞く側もゲイオンリーっと言うけっこう特殊な状況がオモシロかったのですが、開演が近づくにつれ次第にこっちまで何だか落ち着かなくてソワソワしてドキドキしてきてしまいました。ブラスは高校時代かなり集中してやってたのですが(パーカッション)、高校卒業以降はほとんど触れる事がなかったので、ここ数年しばらく忘れていたあのころのステージ袖で出番を待つ時間の、そのドキドキが見事に蘇ってきたとでも言うか。客電が落ちて、ステージに見覚えのある顔々が颯爽と登場した時はほんとこっちのドキドキまで最高潮に達してました。
思ってた以上に厚みのある音が出てるなー、ってのが第一印象。やっぱりみんな男なのね。それにしてもティンパニとかチャイムとかバスドラとかは一体どこから調達したのですか?ドキドキ感も落ち着いて冷静にステージを観ることができるようになると、普段から知り合いの方々の表情がしっかり見えてきました。もう、みんなめっちゃカッコよかったです。ほんとイイ顔してます。アンケートの裏にも書いたのと重複するけど、もう一度ここでも親交のある団員の方々に感想を。
Tp.ロクちゃんへ。「さすがですね。アパラチアンでのソロはすっげイイ音で感動しました。ちょっと太りましたか?(笑」 Tp.チリくんへ。「mixiではどうもです。とてもペットはじめて3ヶ月とは思えない音でした。もっともっと上手くなっていくんだろうなー。」 Fl.なおちゃんへ。「大きな体でフルート吹いてる姿がとてもキュートでラブリーでした。」 Fl.よしかへ。「いまだかつてあんなに迫力満点でピッコロ吹いてる人って見た事ありませんでした。素敵すぎます。司会もお疲れさまでした。」 Cl.あべちゃんへ。「いつからバスクラになったの? てっきりTb.やるもんだと思ってました。次回は是非Tb.吹いてるのも見たいです。」 Sax.えいくんへ。「アンサンブル紹介前の「アタシ?!」ってリアクション、めっちゃウケました。MCもピアノも豪華でステキです。」 Tuba.しゅうじくんへ。「歌まで聴けるとは思いませんでした。サービス満点ですね。」 Tb.こうじくんへ。「一番印象が変わったのが実はこうじくんです。あんな真剣な顔してるコウジくんは男前だと思います。」 Perc.こーたくんへ。「鍵盤はほんとーにスゲー。うまいねー。マレットが宙を舞ってるかのようでした。」 Perc.じみぃちゃんへ。「ちいさい子はスネアが上手いって定説(?)どおり、すごく粒の揃ったきれいなロールが印象的でした。」 指揮&Ob.けいすけさんへ。「指揮してる後ろ姿があんなに格好良いと思った人は初めてです。ベースのピックじゃなくて指弾きにもこだわりを感じました。」 そして団長Tb.hiroくんへ。「もうほんとにゼロから始めてここまで団を引っ張って行ったhiroくんには尊敬します。hiroくんが居なかったらこの演奏会どころか、この団自体がなかったわけだし。ほんとスゴイと思います。」
 
なんだか「自分も何か動き出さなきゃ」って思いました。すごく。とても小さな起動スイッチを押す人がいて、それに共鳴した仲間が集まって、そしてこれだけの大きな演奏会を成功させた。それってとにかく「動き出さなきゃ始まらないこと」だし。自分は動かずにいて他人を批評する人はたくさんいる。でも実際に自分から行動を起こすことが出来る人ってほんと少ない。少なくともこのステージの上で演奏してる人達は「自分で動く事ができる」人たちなんだと感動しました。そして現実にこれだけの演奏会を成功させてる人たちだ。これはスゴイことだ。そして羨ましいことだ。「一度しかない人生だから後悔だけはしない人生を送らなきゃ」そんな事を思いつつステージに目を戻すとみんなの顔がやけに輝いて見えて何だか泣きそうになりました。既に完成形のあるレールに乗っかって物事を始めたんじゃなくて、ゼロから始めてここまで来たってことが、ほんとうに尊敬します。演奏会が終わってホールでお客さんたちと談笑する団員の方々の笑顔がとても生き生きとして見えたのが印象的でした。スイングガールズ見終わった時と同じような感情がココロに沸き上がって涙腺ゆるみ気味になってしまいました。
みんな色々な人と話して忙しそうだったので、遠慮してソソクサと帰ってしまいましたが、OWEの皆様、ほんとお疲れさまでした!次回も期待しています!けっこう本気でうまく文章化できないくらいに心がソワソワしてます。感動で。




2005.01.22.sat 惚れる要素としての食欲。

今日も一人晩御飯なので「みゆき」お好み焼きを買って帰りました。岡山の人しか分からんでしょうが、この「みゆき」モダン焼きあたりをペロリと完食するような人に惚れます。さしずめマンホールの蓋のようなお好み焼きで、厚さは永遠の仔ハードカバー版を想像していただければ良いかと。
なんだかんだ言っても、食欲旺盛な人ってカッコよく思えてしまいます。ガツガツ食べる男の姿は色気ムンムンだと思うのですが、一体どれほどの賛同を得られるかは不明です。あと両手に食べ物を持って微笑む男もカワイさ全開だと思うのですが、これも一体どれほどの賛同を得られるかは不明です。かつて永谷園のCMでお茶漬けをザブザブ思いっきり食ってたニーチャンに男の色気を感じた人は少なからず居るハズ。(その際、ルックスのイケる・イケないとは別の次元で色気を感じてたハズ。)
結局、食欲と性欲は極めて近いところに位置する人間の根源的欲求なので、「食」から感じる色気はつまりセックスアピールに通じるのだと思う。
豪快に食べる人=豪快にセックスする人。
食欲旺盛な人=精力絶倫な人。
こんなイメージ方程式が成り立つような気がしてなりません。
性欲とは「種」を存続していくために必要不可欠な根源的欲求。そして食欲とは「個」を存続していくために必要不可欠な根源的欲求。つまりどちらも「種」として「個」として、「自分の遺伝子」を未来に繋げて行く作業。結局は「生命力」の象徴的な行為であり、その行為が豪快な人はつまりそれだけ生命力が強いってことなんでしょうね。豪快に食物を摂取している姿、豪快にセックスに励んでいる姿は、どちらもその個体の「生命力」が迸っている状態、つまり「種」としても「個」としても、最もその存在の意義を体現している瞬間ってことになるわけですから、その食欲なり性欲なりに邁進している姿こそ、人間がひとつの生命体として最も魅力的でキラキラ輝いている刹那だと言うことになります。だからどーしたと言われればそれまでですが。
関係ないけど、お好み焼きを上手に焼くのって、立派な一つのパフォーマンスとして成立しとる。




2005.01.21.fri 巨大になりすぎました。

もうアチコチで色々と賛否両論みたいですが、スマップの新曲はクラプトンのカバーで竹内まりやの訳詞ってことで。「世界で一つだけの花」の次ってことで、ある程度ビッグネーム構えて発売しなきゃらならない状況に陥ってしまってるのが、なんだか不憫。オレ的には「たぶんオーライ」とか「ダイナマイト」とか「SHAKE」とか、身軽にフットワーク軽く新譜を出せてた頃のシングルが断然に好きです。一度ほんとにバカ売れしちゃうと「次」を出すのってムズカしいな、と本気で思う。「世界で一つだけの花」の次に「夜空ノムコウ」だったら良かったのに。あのシニカルさ。「もともと特別なオンリ〜ワ〜ン」って歌って爆発的に売れた次のシングルで「あれからボクたちは何かを信じて来れたかな」って歌って欲しかった。めっちゃ辛辣。
地位と名誉と悲哀と。
そんな「表」と「裏」を、「成功」と「その果て」を。
売れることの哀愁。




2005.01.20.thu 喝。

新規で入院を取りましたのでやらなきゃいけないことイッパイだったのですが、今日は朝からジムに行こうと心に決めていたので死ぬ気で仕事を片付けて早めにアガりました。今年になって初ジムです。新しいセイムも買ったし。
このたるみきった根性に喝を入れんが為に。
このゆるみきった腹に喝を入れんが為に。
ところが1000ほど流してもうバテました。
なさけない。
これじゃアップにもならん。
現役の頃からキックのテクニックのなさを上肢のパワーだけでごまかすフォームのクセが付いてしまっているので、久しぶりに泳ぐと、すっかり落ちてしまってる筋肉に多大なる負担を掛ける泳ぎをしてしまうので、あっと言う間にバテるのです。そんな不甲斐ない自分の衰えきった肉体にショックを受けつつプールをあとにし、露天ジャグジーに向かいました。この露天ジャグジーがあるから、ここのジムに入会決めたようなモンです。キンキンに寒い外気に震えながら暖かい湯気を吐き出すジャグジーに肩まで浸かり筋肉をほぐします。ボンヤリと夜空を見上げながら、「あー、あの星座は何だっけー。カシオペアかなー。オリオン座かなー。」なんてアングリくち開けてると、フと今まで感じたことのない違和感を首の後ろに感じました。
ハッ…! 首の後ろに肉が付いてる…ッッ!
これは当分ホンキでジムに通わなければと痛感せざるを得ませんでした。職場には申し訳ありませんが今月は「さっさと仕事終わらせて帰ってジムに行こう月間」に決めました、今日。こんなハズじゃなかったのに…。




2005.01.19.wed ぼくは笑った お酒をのんで笑った。

二十歳直前のモヤモヤ感を不意に思い出したかのように真心ブラザーズ「高い空」「忠告」を聴きました。やっぱり泣けました。あの頃のモラトリアム的な感傷だけじゃなくて、もっとリアルに「生」と「死」と「思いやり」について複雑に感動してしまいました。どうやら意外と単純に恥ずかしいくらいモラトリアム期に愛聴した音楽には心ゆさぶられ続けますね。
明るい程に辛辣さは強調されるもんなのですね、やっぱり。

真心

真心





2005.01.18.tue 飲んで 飲んで 飲まれて飲んで。

リアルタイムな世代ではありませんが久しぶりに河島英五「時代おくれ」を聴きました。やっぱり泣けました。風呂無しモルタルの四畳半にちゃぶ台、ビンボー極まりない生活の中にも自分のスタイルを崩さずギターつま弾いてポロロン。みたいな、意外と単純に恥ずかしいくらいにフォークとか70年代文化が好きみたいです。男の美学とは、こーゆーのを言うのだと30間際に控えた今でも、そう思う。

DREAM PRICE 1000 河島英五 酒と泪と男と女

DREAM PRICE 1000 河島英五 酒と泪と男と女




2005.01.17.mon どうしたんだ ヘイヘイベイベー。

もう十何年振りかってくらい久しぶりにRCサクセション「スローバラード」を聴きました。やっぱり泣けました。もう全然やっぱりヒライケンとかの歌う切なさなんかより、こっちのロック的な刹那の切なさのほうが胸に突き刺さります。多分、意外と単純に恥ずかしいくらいのロック好きなのかもしれません。映画「アイオー」のコンセプトです。(てか、この映画を知ってる人がおらんのじゃないの?)

ゴールデン☆ベスト RCサクセション

ゴールデン☆ベスト RCサクセション