〜2004-09-30:転載版

20040930THU. return

俺の場合なぜか糖尿の担当患者さんがやけに多いので、今日から医師と看護士で行われてるDMカンファにも出席。こーゆーカンファに同席させてもらえるって結構ウレシイのだ。担当ケースワーカーとして生活歴とかで発言を求められるし。やっぱり糖尿の人って重要じゃない?生活歴。退院後の生活指導や外来通院にしてもケースワーカーは関わって行かなきゃイケナイし。それにしても難しいです。話の内容が。検査数値とかまだ全然分かんないし。しっかり勉強しなきゃ。と、心に誓う台風一過の空の下。

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ケンチャンたくさんのデジカメ画像と土産話を持って北海道より無事帰岡。スープカレーとか、ナチュラルチーズとか、スモークサーモンとか。北海の美味をたくさん食べさせていただきました。シカの缶詰、アザラシの缶詰、トドの缶詰とかも買ってきてくれたけど…。それは、どーにもこーにも、なかなか食べる気が起きません。寒い地域って食べ物が旨いよね。




20040929WED. beautiful life

またしても台風の直撃。
ほんと当たり年ね、今年。
例によって我がプレハブ相談室はその強風でめくれそうです。
今回は更に雨漏りも追加。壁がビショビショで。
そんなわけであまりに雨&風がスゴイので同僚(♀)を送って帰りました。だってこの台風の中、自転車で駅まで行くって言うんだもん。飛ばされるよ、あんた。せっかくなので家まで送りました。大丈夫よ、送りオオカミになんてならないから。オカマですもの。
んで、この同僚。ハッキリ言って仕事が出来るかと言えば、決して「出来る」人ではナイの。他部署からも色々と言われて、突き上げ食らったりしてたりします。要領が悪いと言うか、物事を多元的に考えて段取りするのが苦手と言うか。ワーカーって常にケースの何歩先も考えて、先手先手にプランを練って不測の事態に備えれてなけりゃイケナイ。それが出来ないっぽい。自分でも「まだ起こってない事柄に関してあれこれ考えれん」と言ってるし。
こりゃダメだなーとか新人の俺でさえヤキモキする事も多かったのです。「もっと適切なプランがあるだろう」と彼女の仕事っぷりを見ながらイライラしたり。でも今日の車の中で俺の知らない彼女の色々な気持ちを聞くことができました。就職した当時は仕事に行くのが楽しくて楽しくて仕方なかったこと。そして職場には自分のデスクがあって、自分の名刺も作ってもらって嬉しかったこと。担当の患者さんも次々に任されるようになって張り切って援助プランを作ってたこと。そんな就職当時のとてもキラキラした気持ちです。そしてこれからもこの病院で頑張って行きたいと思ってる事も。
なんだか、何とも言えない気持ちになりました。うまく説明できないんですが。俺もこの病院に入ったほんの数ヶ月前には同じくらいキラキラしてたハズなのに。完全に今は仕事に対してスレて来てるって実感してしまいました。いかに仕事を「そつなくこなす」か。そればっかり。それに対して彼女は、不器用ながらもそのキラキラした気持ちは持ち続けてるような気がしたのです。俺は仕事は完璧にこなしてるつもりです。他部署からの信頼もそこそこ得てると思います。でも。俺の中にあったキラキラしたその気持ちは確実に薄れてます。車のMDから竹内まりやのQUIET LIFEが流れて来てふと泣きそうになりました。何故だかうまく分析できませんが。この歌詞とキラキラした気持ちと俺の荒み具合。なんだかすべての中で俺だけ温度差が格段に低いんだな。この温度差がやけに悲しい。
 
 あふれ出す車や人の波 かきわけながら
 この都市に生きるむずかしさを 君はふと思う
 淋しい心は ダイヤじゃ癒せないこと知ってて
 今日もまたネオンに溶けてゆく
 
 わけもなく集う宴のあと やりきれなくて
 終電の扉にもたれてる 君はまだ若い
 幸せ比べて 足りないもの探すのに飽きたら
 新しい夜明けが訪れる
 
 休まずに動き続けている この都市さえ
 本当は静かなひとすじの光潜んでる
 時に流されず 気ままに歩く誰かがいること
 空だけはいつも見ているから
 
 他の誰ともちがう 君らしい生き方見つけて
 愛を知るその日はもう近い
 
話してみないと本当の姿は分からないもんです。

Quiet Life

Quiet Life




20040928TUE. erotica

また入院相談の電話を受けたら糖尿病だった…。何故こんなにも俺の患者さんは糖尿の人が集まってくるのだろうか。大変なんだってば、糖尿の人は。性格的に。もうホントに凹むくらい憂鬱なんだけど、あんまり共感してくれる人いないですよね。だれか同感してくれる人、愚痴り合いましょうぜ。

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ここ最近お目に掛かれない程の素晴らしい読み物を発見。webで自作の小説を公開してる方々、どうせヤルならこれくらいハジケた読み物を。怒濤の如く迸る筆者の性欲・筆欲に圧倒されてしまい爆笑しながら一気に読んでしまいました。あと特定の趣味の方々の間ではやっぱり三島由紀夫的なのが「美学」として扱われるのかなぁ。などと、どーでもイイ事を考えながら笑いを噛み殺しつつ。ある意味でかなりテンションの高い読み物ですので、生半可な覚悟では読めません。ノンケと女と笑いの分からないオカマは読んじゃダメ。




20040927MON. go north
 
本日からケンチャンは北海道へ。
 
寒さとヒグマには気を付けてね。
 
あと、安全運転でね。
 
摩周湖が晴れてると嫁に行けないようですよ。




20040926SUN. happy day

毎朝快腸快便。今朝も気持ちよく排便後ふと気付くとトイレットペーパーが無いじゃないですか。仕方ないので、トイレクイックルで尻を拭きました。とほほ。除菌・殺菌も出来て一石二鳥だと自分で自分を騙しつつ。とほほ。

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岡山ドームでやってたミルク&ナチュラルチーズ祭りに行きました。ものすごく微妙なイベントです。香川に就職した大学時代のかつての友達に偶然再会しました。大学当時は「こいつもしかしてお仲間かも」と疑ってた子なのですが、しっかり彼女と一緒でした。ノンケだったのね…。乳搾り体験とかやってるすぐ横のブースで仔牛がグッタリしてました。あまりにグッタリしてるので、これが噂のヘタレ牛かと思ってしまいました。もちろん全酪連の方々の前ではそんな事コワくてとても口には出来ません。「堆肥無料持ち帰りコーナー」とかもありました。ほんとに微妙なイベントです。その後はブースで売られてる牛串には目もくれず、ケンタッキー食べに一目散でした。
ヘタレ牛。 じゃないよ。




20040925SAT. bitch


なぜだかムショーに、研ナオコと、岩崎宏美と、ラムのラブソングが聞きたくなりました。近々レンタルしてCDにコンピレートします。絶対にします。
あんまりソワソワしないで あなたはいつでもキョロキョロ




20040924FRI. japanese spirits

今日も当直なんですが、またしても俺の当直中に ヤ さんが時間外で来院です。もう、なんで俺の当直日に限っていつも ヤ さんが来るの。でも今日はいつもの ヤ さんとは違う人でした。いつも来て大声で怒鳴り散らしたり、他患を怯えさえたりする人ではなく、その喧しい ヤ さんの親分にあたる人でした。でもやっぱりアレですね、あーゆー世界の人達って上の人ほど筋を通すと言うか、礼儀が出来るのですね。いつもの ヤ さんのようにわめき散らしたりすることは一切なく、「こんな時間にご面倒かけますが、注射をしてくれないか。」と。外来カルテを準備しつつチラッと過去の診察の様子を読んでみると、「本日警察に拘留。入院して治療継続の必要があるか○○警察署より連絡あり」とか書いてあるし。取り敢えず外来当番の看護婦さん呼んで一緒に診察室に入って処置したりカルテ処理したり。注射する箇所をアルコール綿で消毒する為に服の袖をめくり上げるとそれは見事なTATTO出現。からくりもんもん もんしろちょう。さすがに一瞬ひるんだワタクシですが、看護婦さんはやっぱり歴戦の豪傑ですね。グイグイとTATOOの上をアルコール綿で消毒しながら、「コレ、アルコールで消えちゃったらどないしましょうー。おほほー。」だってさ。やっぱりこの世で一番強いのは50歳を間近に控えたベテラン看護婦かもしれません。「その程度じゃあ消えませんよ」と ヤ さんも丁寧に応えてくれてました。朝の6時前からこの会話のやり取りはキツいです。
この桜吹雪が目に入らぬか。




20040923THU. gold plan swimmers

うちのジムのプール、自由遊泳コースでたまに見かける4人ほどのオジチャン&オバチャン。平均年齢は60くらい。スイミングスクールに参加するでもなく、自分たちで自己流に水泳のフォームを研究したりしてる。順番に泳いで、お互いにそのフォームを見て指導しあったりしてるんだけど。しかもそれが全然うまくないの。でもなんだか微笑ましくて、その集団がいると必ず見入っちゃうんだよね。
今日もいました。しかも今日のメニューはバタフライのようです。次々に順番にバッタバッタとバタフライ。全然うまくないんですが、その真剣な取り組みに感心してしまいます。しかもその互いにアドバイスし合ってる内容が、「足と手のコンビネーションが悪いね」とか、「手が入水するときの角度が問題だわ」とか。とても適切でもっともなアドバイスをしてるのが、ある意味スゴイ。でも実際の泳ぎはヨボヨボのヘナチョコ。いやー、微笑ましいですね。自分たちで試行錯誤しながら練習してるって言う、その姿勢が大好きです。できれば俺も混ぜて欲しいんですけど、くらいの勢いで。でも、経験者が加わんないほうが、この何とも言えない自力発電感のある練習に深みを増すんでしょうけどね。いつまでもこの不思議な練習会を続けていて欲しいものです。俺はいつでもプールの片隅から暖かい眼差しで見守っていますよ。(←余計なお世話だ)楽しそうで仕方ありません。




20040922WED. add

最近仕事でファイヤーマンの方々と接することが多いのですが、やっぱりストイックな方が多いですね。「普段、火を消してないときは何をしてるんですか?」というアホな質問に「色々してますよ」と親切丁寧に教えてくれました。コンマ1秒でも早くハシゴを昇るとか、どれだけ規律に忠実にオイルパンの火を消せるかとか。そんな他人から見たら取るに足らない競技に執念を燃やして取り組むストイックさ。それはそれで凄いことだと思います。消防係から日勤の管理業務に移動になると、楽になった分物足りなさを感じるようになるんだってさ。ま、何事に於いてもそうだよね。現場に出てバリバリやってるほうが楽しいもんだよ。

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相談室の同僚が来年学会発表をするので入院患者の家族を対象としたCSアンケートをやってます。その集計でお手伝いしました。久しぶりです。夜中遅くまでみんなでデータ集計とかするの。大学時代に戻ったみたい。他愛もナイ無駄話をしながら膝を付き合わせてする作業って、どんな単純作業で面倒なことでも、楽しいですね。こーゆー状況で生まれる「連帯感」とか「仲間意識」が、つくづく好きなんだなー俺、と改めて思いました。「困難な状況を共有すればするほど凝集性は高くなり結束力は堅くなる」
CSアンケートってコワイよ。
ある意味。ダイレクト。




20040921TUE. water boys2

観よう観ようと思っていたのですが、仕事の都合などでほとんど観れなかったWATER BOYS2ですが、どうやら今日は最終回だということで、それくらいは観たいと思い仕事を早々に切り上げて帰りました。すると、なにやらWATER BOYS2最終回を盛り上げる為か、7時からフジでシロートによるウォーターボーイズ選手権やってました。これがシロートながら結構スゴくてビックリしました。いや、ほんとに。かなり本気で感心&感動してしまいました。
んで、その余韻を持ってWATER BOYS2も引き続き観たのですが、それよりシロート選手権のほうがインパクト強過ぎて、本編のほうが霞んでしまいました。ドラマで30分ほどのシンクロシーンって…長いよ。コントラスト強めの映像は相変わらず好きなのですが、いざクライマックスは長過ぎるとダメなのね…。「もっと観たい」位で止めとくのがベストだよね、腹八分目ってことで。ところで見落としがちですが、木村了って子がカワイイと思います。
忘年会の出し物はコレしかないかな。

ウォーターボーイズ2 DVD-BOX

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20040920MON. LOVE IS WHAT WE NEED.
 
とおり雨がコンクリートを染めてゆくのさ
僕らの心の中へも浸みこむようさ
この通りの向こう側 水をはねて誰か走る
 
夕方に簡単に雨が上がったその後で
お茶でも飲みに行こうなんて電話をかけて
駅からの道を行く 君の住む部屋へと急ぐ
 
いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ
それだけがただ僕らを悩める時にも 未来の世界へ連れてく
 
ナーンにも見えない夜空仰向けで見てた
そっと手をのばせば僕らは手をつなげたさ
けどそんな時はすぎて 大人になりずいぶん経つ 
 
ふてくされてばかりの10代をすぎ分別もついて齢をとり
夢から夢といつも醒めぬまま僕らは未来の世界へ駆けてく
 
月が輝く夜空が待ってる夕べさ
突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ
そんな言い訳を用意して 君の住む部屋へと急ぐ
 
家族や友人たちと並木道を歩くように
曲がり角を曲がるように
僕らは何処へ行くのだろうかと 何度も口に出してみたり
熱心に考え 深夜に恋人のことを思って
誰かのために祈るような
そんな気にもなるのかなんて考えたりするけど
 
You've got to get into the moon
10年前の僕らは胸をいためて“いとしのエリー”なんて聴いてた
ふぞろいな心はまだいまでも僕らをやるせなく悩ませるのさ
 
まぶしげにきっと彼女はまつげをふせて
ほんのちょっと息をきらして走って降りてくる
大きな川を渡る橋が見える場所を歩く
 
いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ
それだけがただ僕らを悩める時にも 未来の世界へ連れてく
 
月が輝く夜空が待ってる夕べさ
突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ
そんな言い訳を用意して 君の住む部屋へと急ぐ
 
カゴメのSoftってジュースのCMで小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」が起用されてた。嬉しい驚き。次々に恋人や親子がキスしてる映像のバックに流れる小沢健二は何てハッピーなんだろう。強い気持ち・強い愛。

LIFE

LIFE




20040919SUN. nurse

今夜は病棟の飲み会。寿で病院を辞めて行く介護主任さんの送別と、後任で別病棟から主任としてくる人の歓迎の。ちょっと前まで帯状疱疹で入院してた患者さんの実家の居酒屋さんです。「もー、あの時はみなさんにお世話になったから〜」と、色々サービスしてくれました。尾頭付きの鯛とか出て来て。なんだこりゃ。食べきれない程の量の料理でした。みんなで病院に集まってから出発したのですが、その道中も退院したばかりの患者さん夫婦に遭遇。例の「旦那の趣味は浮気です。愛人だけは大切にしてました」の夫婦。なんだかんだ言いつつ夫婦仲睦まじくお散歩してました。病棟職員みんなで「仲がよろしいですね〜。お大事に〜」と次々に声をかけながら車で散歩夫婦を追い越して行きました。こーゆー退院した後でも患者さんとの交流が日常的に行われるのが、療養型で慢性期医療の病院のイイところですね。しかもわりと古い病院で地域密着型でもあるので。急性期とか回復期の病院だと、患者さんはすぐ次の病院に送られてしまうので、こーゆー関わり方ってできないよなー。
それにしても。看護婦さんの飲み会って激しいね。うちの病棟の男スタッフはケースワーカーの俺1人なのね。(てか、俺オカマだからある意味では全員女だとも言えるが)もう、会話が下品。 女だけの飲み会ってあんなに下ネタが炸裂するもんなの?てか、俺が男だってこと気にしてナイでしょ、みんな。みたいな。(まぁたしかにオカマなんだけどね。)先輩看護婦から後輩看護婦へのダメ出しツッコミ。「アンタ今日ブラの上側に肉が乗ってるでー。それダメー。」申し訳ないけど、大笑いしてしまいました。てか、男の前でブラを平気で見せるな。(まぁオカマだから別にイイんだけどね。)
どうして俺のまわりの女ってみんな下ネタ炸裂なの?ケイコやルミコもだし。相談室も主任(男)が帰った後は下ネタ大会だし。アンタら俺のこと男と思ってないでしょ。(まぁたしかにオカマだ。)
まつたけご飯も食べちゃった。




20040918SAT. swing girls

てなワケで観てきました。
スイングガールズ
矢口テイスト満載でしたね。強引な展開とか、外し気味なギャグとか、細かいツッコミ所もたくさんでしたが、それとは逆にそれをカバーして補うには充分過ぎる程の爽快感と甘酸っぱい切なさと。なんで野球の応援でエー列車しようとしてんだよ!ってな序盤のツッコミ気分もラストでは吹き飛んでしまいました。思わず拍手しちゃいそうになったもん。コンクールで定番の「ブラボー」コールには嫌気が刺してたクチなんですが、この映画のラストは本気で声出して拍手しそうだった。「ブラボー!」じゃなくて、「よーやった!」って感じで。ケンチャン泣いてたし。
なんて言うか、むかしの自分と重なっちゃった部分があって切なくなったのと、あの頃のガムシャラさを全開で再現してるスクリーンの登場人物達に嫉妬したりして。うまく表現できないんだけど、羨ましかったのよ。登場人物全員が。あのブサイクなまでに必死なガムシャラさって今の自分にはもう既に無くなってるんだろうなぁ、って。やろうとしても、今は他の生活のこととか余計な打算が入ってあれだけ夢中にはなれないんだろうなぁ、って。今の現実にがんじがらめにされた自分の不甲斐なさに、ちょっぴり悲しくなってしまいました。
高校2年の学祭ではブラスの公演とは別に、部活内でスカパラのカバーバンドを結成しました。もちろん出し物として正式に登録できないので、みんなでワーッと中庭に走り出て突然演奏して逃げるゲリラ公演でした。ブラスの部活が母体の変則編成だったのでホルンやユーフォニウムがいる妙なスカバンド。もちろんそんな編成の譜面が発売されてるワケもないので、がんばって耳コピで譜面に落としました。んで、コンマスやってた友達と一緒に夏休みの補習中ずっと譜面とニラメッコしてアレンジしては手直しを加える毎日。んで、それをみんなで集まって試し演奏してみながら更にその場でアレンジ。与えられた譜面を「演奏」するんじゃなくて、演奏を「作っていく」っていう、めっちゃ楽しー作業でした。ギターとベースはアンプに繋がなきゃ音出ないんだけど中庭なのでもちろんコンセントもないから、中庭に一番近い保健室のオバチャンにコッソリ事前に協力してもらえるよう相談して、保健室の電源を延長コードで引っ張って来て電気をわけてもたっらり。ありがとうオバチャン。そんな熱い日々でテンションあがりきったまま迎えた学祭当日のゲリラ公演は失神しそうなほど気持ちよかったです。おかげでブラスの本公演にまったく身が入らず顧問からは怒られましたが。「気持ち良さだけでする演奏は、今後の部活のクオリティーも低下させるから、なるべくしないように」とか釘を刺されながら。
そんな高校時代を思い出して、なんだかやけに熱かったあの頃と、今の自分の温度差に気付かされたのです。その温度差はやけに悲しい気持ちを喚起させるものでした。んで、スクリーンの登場人物達を本気で羨ましく思った。
大人になるってことは、やっぱり何かを失うことなのかも。

スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]

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20040917FRI. baseball

ほう。プロ野球はついにスト決行ですか。
多くのホモの典型に漏れず、俺も野球なんかにはほとんど興味ないのですが、そんな野球無関心ホモも注目してしまうほどにストにまつわるエトセトラは気になりますね。とくに球団側の瀬戸山隆三ってオッサンのアホさ加減。会見の席で記者に「なんだそれ」とかツッコミ入れられて失笑かってるし。野球に興味ない人々の印象は明らかに球団側に対してマイナス要素しか持つことができなかった展開でしたね。普段から野球に対して予備知識を持たないってことは今回の球団側および選手会側の印象が、今後の野球全体に対するイメージを固定してしまうことになってしまうよね。だって、俺もそうだったもん。「選手会=ファンを大切にする正義の味方」、「球団=ファンの感情を無視する悪の集団」ってな具合に。実際、球団側の言ってる事ってよく分からんのよね。経営失敗した球団が新規参入を希望してる団体の審査をするってことは、つまり赤点取った落第生が新入生の入試で面接するってことと同じでしょ?
なーんかよく分かんないよね。
大人の事情ってのがあるの?
古田の好感度はアップしました。俺の。




20040916THU. passed days

あのさ。ルービックキューブが流行った頃にその姉妹品みたいな感じで発売されてた、保管時には多面体で伸ばすと1本の棒状になるのがあったじゃん。あれって何て名前だったっけ?名前が分からんから画像検索もできません。




20040915WED. beyond the river of time

しばらく、うしろゆびさされ組で盛り上がってたのですが(ひとりで)、逆に、うしろ髪ひかれ隊との明確な音作りの違いに感心してしまいます。うしろ髪ひかれ隊は格段に年齢あがりますね。これはひとえに工藤静香のせいだとは思うのですが。工藤静香が歌い出すと一気にムード歌謡化するというか、生稲と斉藤のカラーが抹殺されるというか。これはスゴイことだと思います。良い意味でですよ。唯一無二。
 
わたしは知らない〜 何も何も知らない〜
わたしは知らない〜 悲しいくらいに何も〜
 
この工藤静香のソロパート
「悲しいくらいに何も〜」の艶っぽさ、湿っぽさ。
何とも言えませんね。
うしろゆびさされ組の「明朗快活で健康でちょっとHな娘路線」からうしろ髪ひかれ隊の「夜の帳がおりたあとの後ろ暗いワケあり女路線」へのシフトチェンジは、売り出しブレーンのあざといまでに計算され尽くした意気込みを感じざるを得ません。どっちも好きなんですけどね。やっぱり車の中では大熱唱ですけど。

Myこれ!クション うしろ髪ひかれ隊BEST

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