〜2004-03-13:転載版

20040313SAT. friendship
 
卒業式にはもうこれ以上ないってくらいに晴れた日でした。
 
朝早くから起きて水泳部同期男みんなで袴を着せてもらいに行きました。うちの大学で卒業式に袴着る男って少ないから水泳部の男全員で袴着ようぜ、とコッソリ決めてたからです。すごいねー、袴。身動きとれんで、あれは。そりゃ江戸時代の人々って姿勢良いハズだよ、背骨まっすぐにしかならないんだもん。予定時間よりちょっと早くスタンバイ出来たので、袴のままみんなでゾロゾロと珈琲館にでも行こうかと言ってたのですが、もしコーヒーが袴にこぼれでもしたら多額の弁償をしないといけなくなるので、みんなビビってずっとコンビニをウロウロして時間を潰してしまいました。みんな体はデカイのに、気持ちはとても小さい、小心者の集団です。
ケンチャンが俺とケイコとルミコに花束を持って来てくれました。
ほんとにありがとう。
この年になって大学を再受験することに理解を示してくれて色々と助けてくれたから、俺はこの大学を無事に卒業することができたのだと心から思います。ほんとにありがとう。ケイコとルミコは泣いて喜んでたよ。カワイイやつらだぜ。
その後は人の溢れかえる会場で水泳部後輩全員で「乾杯」を歌ってくれました。めっちゃうれしかったです。何だかよく分かりませんが、たくさん写真も撮られました。全ての写真で白目をむいてやりました。後輩たちは「ちゃんとした顔で写ってくださいー」と言ってましたが、これが俺の愛情表現です。カヅシゲとも写真とった。東京行ってもがんばれよー。部活の同期や後輩や、わざわざ来てくれた先輩たちとさんざん騒いで、最後の最後の最後にユータとガッチリ握手しました。これは本気の握手です。生まれてこれ以上ないってくらいに本気の握手です。ユータとは幹部時代に主将&副主将としてずっとタッグを組んでたわけですが、我ながら歴代ベスト幹部だったと自画自賛しています。こいつには俺がゲイだとカミングアウトしてましたが、そんなことはまったく気にせず一緒に、笑って、泣いて、怒って、ケンカして、語ってました。かけがえのないパートナーだったと思います。部活を運営していく上でも、それ以外でも。
だから本気の握手をしました。
そんなユータは日本酒を一升瓶のままイッキしてたので、酒臭い「ありがとう」を言ってくれました。こちらこそ、「ありがとう」だよ、このやろー。

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卒業式の一日は忙しいですね。
酔っ払ったユータを車に乗せて一緒に袴を返しに行ったらすぐに謝恩会の準備です。チボリ公園です。急いで家に帰って今度はスーツに着替えます。ケンチャンに甘える事にして車でチボリ公園まで送ってもらいました。朝〜昼間はバタバタしてて何も食べれなかったので途中でサンドイッチ摂取。そんな事してたらちょっと遅刻しちゃった。謝恩会は基本的に教授に「ありがとー」と言う会なので、普段はあまり教授と喋らないのですが、これが最後とばかりに沢山喋ってきました。
酔っ払っていい塩梅になってるレアな教授連中と写真を撮りまくりました。赤い顔してコーヒーカップ持ってうろつくコイケちゃん(偉い教授)に笑いました。障害者福祉論の教授です。厚生省からの天下り。どさくさに紛れて学長とも撮りました。もちろん白目です。ここでもたくさん同級生に写真と撮られたのですが、やっぱり基本は白目です。うちのゼミは酔っ払いがたくさんいて、もの凄くガラの悪い連中になってました。最後はゼミ教員を胴上げしてやりました。ここまではしゃいでるゼミはうちだけだったので、浮いてたかもしれません。変顔チャンピオンのオッキーが男泣きに大泣きしてたので、つられてみんなも泣いてました。10時過ぎるとチボリ公園が閉園するとのことで強制輩出されました。その後はケンチャンとルミコの財布もって中庄と撫川を行ったり来たり。
とても「いい日旅立ち」でした。




20040312FRI. moving

在学中に自分の設定タイムを決めて、それを切れなかった人は「にしき」の焼肉を他の同期に奢る、という経済的に大変危険極まりない賭けをこの4年間していたわけですが、もちろん俺はタイム的にヘボイわりに高めの設定タイムを宣言していた為、奢らなくてはならない立場です。設定タイム切れた人と切れなかった人の割合はちょうど同期の半数ずつ。
とゆーわけで焼肉を食いに行ってきました。
1時間も店の外で待たされてしまいました。
さすが「にしき」。
毎回こいつらと焼肉を食いに行くと痛感するのですが「何故、肉を焼く順番を考えないのか」と言うこと。なんで、開始直後のタン塩の横で既にホルモンが燃えているのか。そんなことしたら台無しだと、毎回つくづく思います。でもみんなそんな事なんかお構いなしのようなので、あえて何も言いません。
焼肉後はそのままみんなで温泉に流れました。毎度のことですが、レスパールです。練習が終わった後によくみんなで体ほぐしに行ってたもんです。それも今日が最後かと思うと、感慨もひとしお。露天で星を眺めながら、この4年間をみんなで振り返ってました。泣きそうなほどに切なかったです。こいつらと一緒に泳げて本当に良かった。卒業後もみんな何らかのかたちで水泳は続けていくようなので、今度は何処かの試合会場で別チームとしてレースをする可能性もあるわけですね。
それはそれで楽しみ。

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それはそうと、明日は学校のロッカーキーを返却しないといけないので、学校に置きっぱにしていた荷物を持って帰りました。ロッカーと部室に置いてあるテキスト、部活用具、おもちゃ、その他のものを一括にまとめると、これがビックリ。とても一人で運べるような量ではなかった。
購買部からキャスターを借りて移動しました。
もう、大仕事。 孤独な戦いでした。
おもちゃが多くを占めてます。




20040311THU. sports

卒業すると大学のプールやアリーナ使えなくなっちゃうんで、4月から通うジムを探しました。色々まわってみたんですが、何処も一長一短あって決めかねます。エグザスやセントラルは立地条件的にどう考えても遠いので却下。ジムって休みの日に行ったりするんじゃなくて、仕事終わって帰り道にちょっと寄って、かるくメニュー作って泳いでシャワーして帰るってリズムが重要だなーとか思うので。そんな事を考えながらいくつかのジムに絞り込みました。
まず、レ○スポーツクラブ。ここは立地的に一番便利。ちょっと古いけどプール大きめ。でもめっちゃ高い(月会費)。つぎはTHE SP○CE。キレイなんだけど、プールが小さいんだよなー。しかも人が多いっぽくて、ちゃんと泳げなさそう。んで、サン○ラワー フィットネスクラブ。後輩がバイトしてる。子供のスイミングスクールが多いからプール使える時間に制限あり。最後にOS○スポーツクラブ。ココは通ってた事あるからイイんだけど、この設備がイマイチ。そんな感じで悩み中〜。
部活の子たち3人で見て回ってたんだけど、イオン倉敷を見てる時に、同じ水泳部の後輩や他の同期にたくさん会った。(10人ほど)みんな追いコン翌日だってのに元気だねー(俺らもだけどね)。どっかオススメのジムあったら誰か教えてください。
遅くまでやってるってのも重要ポイント。




20040310WED. last scene

水泳部の追いコンでした。
いやー、自分が入学して新歓やってもらった時からもう4年が経ってしまったんだなー。いつも部の飲みでは知らず知らずのうちにみんないつの間にか脱いでいるのですが、今日はちょっと真面目に卒業生のコメントなどをしてたので、いつになくキレイな飲み会でした。比較的人数の多い代だしアクの強いメンバーが揃ってたせいか、自分が幹部の時はまとめるのが大変でした。でも、バランスはよく取れてたと思うし、こいつらと一緒に泳げた事が大学入って一番の収穫です。もうこのメンバーでリレー組んだりすることはないんだろうなーと思うと寂しいです。
みんなそれぞれの道に進んでいくわけだけど、タイムをあげる為にめっちゃ苦しいメニュー一緒にこなしたり、試合では声が出なくなるまで掛け声かけて応援したり、同期の誕生日には毎回サプライズ企画して祝ってあげたり、夜中に部室に忍び込んでホラー映画の鑑賞会やったり、部内恋愛があってラブラブだったり、それが別れて同じ部活内だけに色々と大変だったり、練習や部活の運営に対する考えの違いで本気でケンカしたり、ベストが出るとみんなで抱き合って泣いて喜んだり、試合の合間にプールサイドに並んで寝ころんで日焼けしたり、記録用のビデオ使ってシャワールームであやしげな映像撮ったり、シーズンに入るとみんな揃ってプロテイン中毒みたいになったり、ウォーターボーイズに影響されてシンクロ練習してみたり、そーんな、この部活で経験した色んな事をこれからも忘れずに生きて行って欲しいです。
2次会はカラオケだったのですが、ブリーフ&トランクスで盛り上がるなんてノンケっぽいなーと感心。それにしてもノンケって歌ヘタだと思うのは俺だけかな…?でもハイロウズとか音程外しても気にせず元気いっぱいに歌うノンケは無邪気でカワイく見えるよな。て事はゲイバーでも音程外して元気に歌ったほうがノンケっぽくて売れるって事かしら?オカマのおねえさまがた、みんな上手に歌いすぎよ、絶対。




20040309TUE. pot‐au‐feu

就職先の病院の軽いオリエンテーションに行って来ました。同期は全部で6人。俺以外は全部リハビリ。OT2人、PT2人、音楽療法士1人、で俺MSW1人。制服合わせをしましたが、4月からは紺のブレザーに変わるらしいです。高校生の制服のようでちょっと萌えますね。(萌えるわけがない)名札もいただきました。これは何だか嬉しかったです。

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ポトフを作ってみました。
「多分ジャガイモが入ってたはず」
「多分ニンジンが入ってたはず」
「多分タマネギが入ってたはず」
と言う感覚で作ったので、完成品はポトフまがいのコンソメスープです。うーん、ポトフなんて食ったことないからイメージです。美味しかったから許します。ところでポトフってフランスの料理だったんですね。何となく語感から勝手にロシアの料理だと思い込んでました。



20040308MON. strike terror into our heart

雑誌読んでて障害者に絵を教える「アートサポーター」募集の記事を見つけたのですが、その記事の横に掲載されてたイラストがコワすぎて悶絶しました。いや、これこわいってば…。教える方も、教えられてる方も、かなりエコエコアザラクな表情。何だか、ただならぬ雰囲気を醸し出すスクリーントーン(?)が背景に貼ってあるし。もの凄くよく効く黒魔術でも教えてるかのような雰囲気ですな、こりゃ。あんたら魔界から悪魔でも召還しとんのかい。




20040307SUN. still

掲示板でコウくんやkimちゃんに見事にそそのかれたので西海岸に行って来ました。何年ぶりですか、西海岸に行くの。相変わらずの古着の量にビビりました。
途中、鏡野町うどん屋でうどん食いましたが、店のおばちゃんが「やっぱりラーメンの汁はスベる。つるっつる。」と意味不明な事をデカイ声で厨房の中から言ってるので、鼻からうどんが出るかと思うほど笑いました。でも鼻からうどん出たらカッコ悪いので、頑張って堪えました。
帰りは落合から北房に抜けて高梁を経由してノンビリ帰ることにしたのですが、北房の山奥は予想外に吹雪いてるし、驚くほどに雪が積もっていたのでテンションあがりました。思わず車から降りて雪投げて遊びました。つららも垂れてるので、もう3月だというのに冬気分満喫です。作ったばかりの「卒業CD」から流れる平川地一丁目が、よけいに貧乏臭さを醸し出して情緒たっぷり。そういえば小学生の頃は通学路にある家の屋根から垂れてるつららを食べながら通ったものでした。でも、最近は岡山市内でつららなんて見かけません。と、言うことは今よりも昔のほうが寒かったと言うことなんかな?たしかに、岡山市内ももっと昔は雪が降ってたような気がします。
田舎のノラネコさんは余裕たっぷりで歩いてますね。
遠〜くから我々を一瞥してポテポテと歩いて行かれました。
ついでなので、180号線を突っ切って「吹屋ふるさと村」にも行こうとしたのですが、ものすごい山道のくせに雪が路面で凍って大変に危険な状態だったので、悔しいですが「これ以上進むのは危険」との判断で敗退して引き返しました。ものすごく悔しいので、日を置いて再びチャレンジしようと心に決めました。頭上3メートルほど上から牛に覗かれたのでコワかったです。千屋牛でしょうか。 高級な牛さんです。
思いがけず「里の春」を体感できたので楽しかったです。
まだまだ岡山にも寒そうな地域いっぱい。




20040306SAT. complate

大学の友達とは様々なコンピレートCD対決をしてきたのですが、
「卒業CD」の対決をする時間がなかったので一人でコンピレートしてみました。
 
1・威風堂々(part.1) / 中村一義
2・basketball / paniclew
3・はなむけの歌 / ハックルベリーフィン
4・流星 / FLOW
5・桃ノ花ビラ / 大塚愛
6・虹 / 福山雅治
7・神様の宝石でできた島 / THE BOOM
8・さくらの花の咲く頃に / 渡辺美里
9・卒業の歌、友達の歌 / 19
10・星になれたら / Mr.Children
11・LOVE LETTER / 槇原敬之
12・シュビドゥバー / ゆず
13・旅姿六人衆 / sourthan all stars
14・桜の隠す別れ道 / 平川地一丁目
15・蒼氓 / 山下達郎
16・さくら(独唱) / 森山直太郎
17・卒業写真 / 山本潤子
 
てな感じで完成しました。「卒業CD」。
もっといっぱい入れたかった曲あるんだけど、入り切らなくて残念。おニャン子クラブ「じゃあね」、斉藤由貴「卒業」、菊池桃子「卒業」、海援隊贈る言葉」、 イルカ「なごり雪」などは音やアレンジが古すぎて入れたくても、入れると違和感あったので泣く泣くカット。それを考えると、同じくらい古いのに色褪せない「蒼氓」や「旅姿六人衆」なんかは素晴らしい。ほとんどの曲で「さくら」という歌詞が出てくるのもポイント。なんて言ってたらケンチャン曰く、「でも実際、卒業シーズンには桜って咲かんよね」。たしかにね。入学シーズンに咲いてるのよね、桜って…。さぁ、ジャケット作ろうっと。




20040305FRI. be caught in a trap

あっぶねー。
やっべー。 やっべー。
道ばたにバナナの皮が落ちてやんの。
あぶなくコレ踏んで滑ってコケるとこだったぜ。
俺の人生どこまでもマンガ人生かよ。(三村です。)
自転車もらいに松浦邸まで歩いたら1時間もかかっちゃった。
甘く見てました、すみません。




20040304THU.  Bermuda

うお〜、個人的にめっちゃ燃える(萌える?)ニュースが到来。
バミューダ諸島沖の大西洋サルガッソー海から少なくとも1800の新種と120万個の新遺伝子を発見。発見したのはヒトゲノムを解析したDr.クレイグ・ベンダーが設立した生物代替エネルギー研究所。米エネルギー省の資金協力でこの調査が行われたらしい。
もー、大好き。こーゆー話。
いやー、スゴイね。
サルガッソー海ってのがまたロマンだね。
魔のバミューダー三角海域だよ。
やっぱりヤる人はヤるって事だね。
子供の頃はバミューダー海域で起こる謎の飛行機墜落や船の沈没事件に夢中だったなー。そーいえばドラえもんはこのバミューダー海域で海底人エルと一緒にポセイドンを倒しに行ってたなー。バギーちゃんが大好きなしずかちゃんを守るために自らの身を挺して助けてたなー。(by.のび太の海底鬼岩城)なーんて想い出も、Dr.クレイグ・ベンダーの功績ととも蘇ってくるってもんです。
それにしても1800の新種、120万個の新遺伝子って。
多過ぎくね?!
もっと解析。もっと解析ー。

映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城 [DVD]

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20040303WED. GANTZ

以前、京山ちゃんから「インターセクシャルについて詳しい?」と質問されて、まったく守備範囲外の知識だった為「ある程度まとめてから資料を渡すよ」と約束してたので、その作業をちょろっとやったので、メモ程度に覚え書き。
インターセクシャル(intersexual)とは一般に言う「両性具有」などのこと。内性器と外性器の不一致だったり、♂と♀の両方であったり、またはその中間だったり。日本では「病気」として扱われており、治療の対象となる。インターセクシャルの中にもいくつかの種類があり、以下のように分類される。
 
ターナー症候群(染色体:45xyO等 性腺:側腺状性腺と側卵巣 内性器:子宮 外性器:クリトリス 二次性徴:なし) ・クラインフェルター症候群(染色体:47xxy/48xxxy等 性腺:側小型精巣(精子なし) 内性器:前立腺 外性器:ペニス 二次性徴:なしor女性化) ・混合型性腺形成不全(染色体:45xoと46xyモザイク核 性腺:片側卵精巣と片側線状性腺 内性器:子宮痕跡 外性器:マイクロペニス 二次性徴:若干男性化) ・真性半陰陽(染色体:46xxと46xyモザイク核 性腺:片側に精巣、片側に卵巣 内性器:多くが子宮 外性器:中間 二次性徴:男女混合)
(*モザイク核…核数異常)
 
現在の日本では戸籍の書き換えが可能となっている。
と、まあ、こんな感じ。
でもこんなこと調べてどーすんの?京山ちゃん。

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奥浩哉GANTZガンツ)」(集英社ヤングジャンプ掲載)めっちゃオモロイ。一度死んでしまった人間が正体不明の黒い球体が置かれてマンションの部屋に招集されて、地球に忍び込んでいる宇宙人を殺すゲームに選択の余地なく参加させられてしまう。なんか簡単に書くと、こんなストーリー。
奥浩哉は「変」シリーズが有名だけど、あまり好きではありませんでした。なんとも御都合主義の軽い展開が物足りない感じがして。でもシリアスバイオレンスな初期短編の「缶」とか「黒」とかは好きで読んでました。あの頃の雰囲気がそのままで表現力が数百倍アップしたって感じ。奥浩哉って、1コマ1コマは空間を切り取るような描き方をしてイラスト的なんだけど、ページ全体で眺めた時にはもの凄いスピード感があって、感心してしまいます。町や住宅街など、なんの変哲もない普通の日常空間でゴスゴス宇宙人と戦ってる設定も、クールで逆にバイオレンスさを際立たせる要素になってるから「いい感性してるなー」と思う。
でもいきなり「ネギ星人」とか出てくるのには呆れたけど。
そのへんのセンスは相変わらず。
もの凄いバイオレンスな事やっててもどこか必ず崩したプロットと言うか。
なんかアニメ放送はじまるんだってさ。
観てみようかな(←オタクみたいね、俺)
血しぶき度数かなり高めですが。

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックス)

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20040302TUE. tremble violently

幼少の頃に観たマイ・ベスト・トラウマティック・ムービーの正体が今日フとしたことで判明しました。この映画、幼稚園の運動会前日に親がテレビ放送してるのを一緒に観て、あまりの怖さに熱を出してしまい、翌日の運動会を休まざるを得なくなったほどのシロモノ。その映画の名は「SF/人喰いアメーバの恐怖No.2」(原題:Son of Blod)(1971)でした。赤色のアメーバがグビグビといろんな所から溢れ出して、次々に人間を襲うパニック映画。お風呂のシャワーからグボッグボッとか出てきてオッサン襲ってたシーンが一番恐かった。
で、色々調べてみるとどうやらこの映画、「マックイーンの絶対の危機」(原題:THE BLOD)(1958)という映画の続編らしい。「マックイーン」とはもちろん、スティーブ・マックイーン。どうやらスティーブ・マックイーンの初主演映画だったらしいです。ビビりました。しかもテーマ曲は売れる前のバート・バカラックらしいです。ビビリました。
でも、どうやらこの「SF/人喰いアメーバの恐怖No.2」は前作を踏まえたパロディー的作りになっており、本気で怖がるどころか、ニヤリを笑ってしまうシーンが満載らしい。子供心にはそんな笑うどころの騒ぎではなく、発熱するほどに怯えてましたけどね。
28歳のこの年まで、幼少期のこのトラウマティック・ムービーの正体が分からず、ずーっと気になってた疑問が解けたのですっきりしました。長年の宿便が全部出たような気持ち。嗚呼、スッキリ。ほら、コワーイ。

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晩飯をユータと食べました。
(登場人物紹介:ユータ=水泳部部長 俺:副部長)
最近、何かと色々あってドロドロとした日々を人生に対して悩み続けてたみたいで、ハンバーグ頬張りながら、そのマグマのような遺憾の思いを余すところ無く吐き出してました。もの凄く理想が高くて、ストイック。そんな感じです。そのストイックさと、周囲の動向とが相反し合ってジレンマが生じてるみたい。「自分は自分の人生に対してこんなに悩んでいて現実と理想のギャップに苦しんでいるのに、どうして自分のまわりの友達は涼しい顔して、いとも簡単に進路を決めることができるのか」と、自分の置かれている状況に焦りを感じているのに、身動きできないって様子。でも、その何事に関してもストイックで純粋な思いや悩みをそのまま言葉にするので、こっちも素直な話ができます。この年になると言葉に出して言うことが恥ずかしくなってしまうような「夢」や「理想」を真顔で語るで、俺もふだんならとても言えないような「夢」や「理想」の本心を返すことができるのです。普段就職の話とかをしてると「マッキーはまた金の話をする」とか言われてしまうけど、それは、その場では「金」を共通の媒介とするしかないように感じたからで、熱く、熱く、熱く、自分を語ってる人に対しては自分も熱く、熱く、熱く、なります。(もちろん、自分が共感できる「熱さ」に関してだけどね)
やっぱりただ楽しい事おもしろい事だけでなくて、色んな苦しい練習やしんどい思いをしてケンカした「部活」の仲間だからこそ、こんな熱い話ができるんだなーとか思ってます。
「現実」と「理想」、両方を同時に手に入れることはとてつもなく難しい事だと思います。「現実」を見据えて、平凡でかわりばえのしない「安定」を手に入れた人生、「理想」を見据えて一般のレールから外れた「ハイリスク」を余儀なくされた人生。どちらもそれはそれで美しい人生です。他に一つとない、その人なりの美しい人生。
でも、高校卒業してから今の大学に入るまで身の回りの友達と違った進路を選んで、一見してレールを外れた遠回りと思われるハイリスクを選択したことのある俺にとっては、「安定」についてまわるであろう事が予想される「退屈」な人生は、ハッキリ言って、いらない。「履歴書に傷が付く」とかよく言うけど、そんなん「何をチッポケなこと言っとるか!」と思う。履歴書なんて「誰かに雇ってもらう時」に必要なだけで、もし自分で商売を始めようと思った時には、ぜーんぜん必要のない紙切れでしかないじゃんね。しかも履歴書に書かれてある「過去」しか見ないような職場なんて、こっちから尻ペンペン。
こんな事を書くとまた「高慢」だとか言われるんだろうけどね。




20040301MON. I don't remove their misunderstandings on this point

女だらけの飲み会に行って来ました。(と言っても4人だけど)
中庄駅近くの「さらり」という焼鳥屋。「香川でも鳥インフルエンザ発見されたよね〜」とか言いながら、にわとりのハツ(心臓)刺身などをほおばっていました。とても微妙な味を食感でした、ハツ。別にわざわざ金払って食べるもんでもねーな、ハツ。
一緒に飲んだ中で、以前はずっとNsとして病院のオペ室勤務をしていて、その後にPSWになる為にうちの大学に編入した人(♀)がいます。お互いに今の大学に入る前に社会人経験があり、水商売にも足を踏み込んだ同士。今の大学で唯一、あえて言葉にしなくても理解できる雰囲気を持ってる人でした。自分はいつも調子に乗って喋りすぎて、「本来自分が考えてることとズレた事が相手に伝わってるな」と思いつつもソレを修正するのが面倒くさくて、そのままソレを放置してしまいます。それでそのまま誤解され続けてたとしても、別にたいして痛くも痒くもないし。でも、この人(♀)と喋る時はそれがありませんでした。いつものように調子に乗って喋りすぎることがないから。これが何とも楽でした。本来、喋ることが得意でもたいして好きでもないので、あえて言葉にしなくても良い関係というのは自分にとってある意味とても救いです。ま、いつもついつい多弁になるクセを直せばイイんだけどね。
そんなわけで、嫁よ。次回は俺がチーズフォンデュをおごろう。
倉敷に残る者同士、杯を傾けようじゃないか。
コケッ? コケケ。