〜2003-11-14:転載版

20031114FRI. a surprise attack

マルヤマのお見舞いに行ってみた。「同室のジイサンが朝起きたら鼻に脱脂綿を詰められとって死んどんかと思ってビックリしたけど、どうやら鼻炎か何かだっらしくて、脱脂綿を詰めて寝とるだけだった」と、元気そうに話してました。

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ケンチャンやっぱり来年アメリカに留学するのだそうです。前は行かないって言ってたのに。何か不意打ち喰らった感じがしました。なんのために俺は岡山で仕事探してたんか、よー分からんくなりました。こんなしんどい思いして。ま、勝手に俺が岡山で探しただけなんですけどね。「上の先生が留学した人としてない人では、ものの考え方が違うと言った」「この上の先生のもとで仕事していく上では留学が条件の一つになってる」などなどの理由を言ってましたが、留学する本人が「行きたい」のか「行きたくない」のか、それをハッキリ言ってくれなかったので、凄くモヤモヤイライラした気持ちになりました。最終的には「行きたい」と言ってくれたので、俺も納得しました。本人が「行きたい」と思ってるのなら、「いってらっしゃい」とちゃんと言えます。
でも、色々と話をしてるうちに、2人のすれ違ってる気持ちとか、色んな事に気付きました。今はいろいろゆっくり考えたい気持ちです。結局、言葉にしないと伝わらないのかな。俺のあまのじゃくな性格も直ってなかったみたいだし。言わないけど、行動で表してるつもりだったんだけどな。でも、それじゃ、ダメなんだな。
俺は、一番大切な人に、大切な事を、伝えようって努力をしてたのかな。「言わなくても伝わってくれる」って甘えてて、伝える努力をしてなかったのかもね。分かってもらおう、理解してもらおう、伝えよう、って作業を怠けてたんだよね、俺。たぶん。ずっと一緒にいて、これだけ伝え合えなかったのに、別々に暮らすようになったら、どれだけの事を伝えられるんだろう。
でも、「行きたい」とちゃんと言ってくれたので、留学は応援します。
ひとりぽっちな気分です。まだしばらく一緒なのに。なんでだろう。




20031113THU. movie

先週観た映画をメモってなかったので。
 

ドライビングMissデイジー [DVD]

ドライビングMissデイジー [DVD]

 ドライビング・ミス・デイジー DRIVING MISS DAISY
Dir:ブルース・ベレフフォード
CAST:ジェシカ・タンディ モーガン・フリーマン ダン・エイクロイド
 
ゆるやかだけど確実な時の流れと、人と人の心の歩み寄り。いや〜、イイですね。しっとり、じんわり泣けました。秋はやっぱりこーゆー映画に限りますね。ジェシカ・タンディが生徒の答案探し出した時は、本気で哀しくなりました。「あぁ、イってしまわれたのね…」と。てか、何の映画なんかサッパリ分かんないですね、これじゃ。いいんです。メモですから。
その他にも「ショート6」と「セッション9」と言うもの観ましたが、たいして面白くはなかったので、記憶の片隅に留める程度にしときます。

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某クリニックを見てきました。色々話を聞いたのですが、「うちはスタッフ全員女性だから、男性はやりにくと思いますよ〜」と、言われた。大丈夫です。オカマだから。女の職場、のぞむところですわ。




20031112WED. notice


裏切られたハワイ旅行と英会話ビデオ編 だけ、
室井滋の顔のほくろが濃いのは、何故ですか?
 
何のことだか分からない人は、分からなくてよろしい。分かる人だけ、この疑問についての答えを知ってる方はBBSにでも書き込みよろしく。




20031111TUE. have a nightmare

昨日の妙な便意が、かすかに残ったまま寝たので、
うんこもらす夢を見てしまいました。
 
登場人物はワタクシ本人と、小学校からのちくばの友「T」。この「T」、東大目指して受験したけど失敗して早稲田で仮面浪人したまま結局4年過ごす。在学中に胡弓1本だけ持ってヨーロッパに渡り、道ばたで演奏しながら旅をする。早稲田卒業後は、晴れて東大大学院に進学。航空力学か何かを研究。去年、子供の頃から夢だった「宇宙船の製造をしたい」と言う夢を叶えるべく、アメリカに留学。という経歴の持ち主。
この「T」が久しぶりに夢に出てきた。
俺は母校の小学校で、こっそり唐突にうんこをもらしてしまう。「もう大人なのに、なんて恥ずかしいんだ」と、トイレに駆け込み、取り敢えずパンツを脱ぐ。脱いだパンツは捨てればいいのに、ビニール袋に入れる。そのビニール袋には丁寧に油性マジックで「もらしたパンツ」と注意書きを記す。それを持ってトイレから出てきたところを「T」に発見される。「何持っとん?」と、不審がられ、詰め寄られる。「なんでもない」と、ごまかそうとするが、執拗に迫られる。「何でもないってば」と、言い残し逃げ出す俺。「見せてや〜」と、追いかける「T」。うんこの付いたパンツ持って逃げる俺。走る。走る。その俺を捕まえようと必死で追う「T」。走る。走る。母校の小学校の廊下をうんこの付いたパンツ持って全力で逃げる俺。走る!走る!そんな俺を何とか捕まえようと廊下を曲がり階段を駆け上がり追う「T」。走る!走る!
なんだこりゃ。 なんちゅー夢だ。
うほほ〜い。 (大丈夫か、俺!)




20031110MON. diarrhea

「おふくろ亭」で晩御飯を食べた直後、すさまじい便意に襲われた。こんな食後すぐダイレクトに便意を催すなんてオカシイ…。これは多分、「おふくろ亭」の従業員の中にスカトロ・マニアがいて、お客でイケメンが来ると料理に下剤を混ぜて出し、そのお客が便意を催してトイレに入って排便するのを何処かから隠し撮りするに違いない!やすやすとそんな手に乗ってたまるか!
な〜んて一人で妄想してる俺。
アホですな。




20031109SUN. take an examination

朝からバタバタホテホテと予定をこなして、「ちょっとでも勉強するべきかしら」と思い3時過ぎに学校に行ってみる。すると、うちの大学って今日は特別入試か推薦入試か何かよく分からんが、とにかく受験生がたくさんいた。どうやら試験がちょうど終わった時間だったらしい。と、その中に何処かで見た男の子を発見。「はて、すごく見覚えがあるんだが、誰だろう」と思ってしばし記憶を辿る。「ああ、実習してる時にデイケアに通って来てた子だ」デイケア実習中は比較的よく話をした子だった。医学部を目指して浪人を繰り返すうち発症したんだっけ、たしか。「へぇ、福祉系に進むことに決めたんだ」と、妙に感動して彼の後ろ姿を見つめてしまった。もしかしたら、おれらの後輩になるのかな〜なんて考えると、非常に感慨深い。
この大学を受けてくれたことも凄く嬉しいし、これからどんな進路に決まっても頑張って欲しいと、心から思った。おおきく遠回りしたかもしれんけど、最初の希望進路と違うかもしれんけど、ぜ〜んぶ、そんなのも、ひっくるめて人生だ。彼の足取りは以前デイケアに通っていた足取りとは、明らかに違って見えた気がする。ちいさなリュックを背負って真っ直ぐ前を向いて歩く彼の後ろ姿を見送っていると「俺も頑張ろう」と思う気持ちがフツフツと湧いてきて、ゼミ室へと階段を駆け上がるのでした。
でも、入試日なので学内は立ち入り禁止だった。ガックシ。
忍び込んでちょっと勉強したけどね。




20031108SAT. passed days

既に休刊されて久しいが、「ON STAGE」って日本のロック雑誌があるんだけど、今日はその「ON STAGE」が89年〜92年5月の休刊になるまで毎月合計40回分の読者人気投票の資料を読む機会があった。ベスト10は、こんな感じ。
 
1位 BUCK-TICK
2位 JUN SKY WALKER(S)
3位 X
4位 UNICORN
5位 AURA
6位 筋肉少女帯
7位 THE STREET SLIDERS
8位 LA-PPISCH
9位 ZIGGY
10位 BY-SEXUAL
 
へぇぇ〜、って感じですね。当時は空前のバンドブームであり、思春期の多感な時期をジャストで過ごした俺も、この例に漏れることなく、次から次へと破竹の勢いでデビューしてくるバンドをチェックしてたもんです。インディーズ、ホコ天イカ天なんかがこのバンドブームの勢いを煽ってましたね、そー言えば。このトップ10に入ってるバンドも、だいたいこの3つのどこかから出てきたんじゃないかな?(AURAだけは「天才たけしの元気が出るテレビ」だったような気がする)今このメンツを見ると確かに「ダサイ」と顔をしかめる輩もいるとは思うんですが、俺より年下の若造が、当時のムーブメントを肌で実感してないくせに「ダサイ」と言うのだけは、いただけません。同時期に、この一過性のお祭りを体験した人がその当時を振り返って「あのころは今考えるとダサイし、アホだったけど、それはそれで楽しい時代だったなぁ」と、感慨に耽る意味で「ダサイ」と言うのなら、非常に共感を持てますが。
そして、あれから10年以上たった平成15年。
このメンツの中で現役バリバリの人たちってどれくらいいるのかな?
ジュンスカ、解散。解散直前に脱退した寺内呼人は「ゆず」のプロデューサーとして大活躍。Xも全米デビューしたがイマイチ不完全燃焼まま解散。ギターのhideは不慮の事故(自殺?)で他界。UNICORNも解散。奥田民生が頑張って今でもバリバリですね。AURAは確かメンバーの誰かが入院してそのまま消えていったような気がする。筋肉少女帯は99年にボーカル大槻ケンヂの脱退で実質解散。大槻ケンヂは執筆活動やソロ。THE STREET SLIDERS、これもたしか解散したんじゃなかったっけ?LA-PPISCHのキーボーディスト上田現元ちとせの「わだつみの木」がヒット。ZIGGYは2人組になって再度メジャーシーンに舞い戻って「HEY!HEY!HEY!」のエンディングテーマ歌ってたけど、消えた。BY-SEXUALはボーカルのSHO(だったっけ?)がバンド活動をや〜めたとか言って抜けたまま解散。そんな中、1位のBUCK-TICKだけは地味ながらバンドとして活動している。しかもデビュー当時からメンバーチェンジなし。こりゃ、スゴい。群馬県民地元友達バンドの意地。
本当に、「強者どもが夢の後」というか、「栄枯盛衰」というか。このラインナップを見て「おぉ〜〜」と思った人は、多分もう30前後のオッサン・オバハンなんだろうな。そう思うと、またよけいに切ない。
各レコード会社もブームに乗っかって無名の新人バンドを青田買いして、今ほど1つのバンドのCD1枚を作成するのに金も時間も掛けないし、バンド自身が持つ「勢い」とか「若さ」とかだけで強引にセールスが伸びてた時代ではあるんだけど。それはそれで、とても素敵な事だと思う。今はクールにキメたり、黒人文化の真似したり、そんなのばっかりで正直つまんないです。
このバンドブームみたいな、「青臭い」けど「無我夢中」なのってもう出てこないのかな。今のインディーズレーベルのメロコアとかスカコアとかの勢いとは、またちょっと違うんだよなぁ…、あの頃って。「自分たちでも自分たちが何処へ向かっているのか分からない」っていう刹那的な寂しさがあるんだよね、バンドブームの「勢い」って。しいて言えば、名画「俺達に明日はない」のボニーとクライドみたいな切なさ。先が見えないからこそ、その不安を払拭するが如く、スピードは増すんだよね。そんなスピード感。
多分、俺が当時より年とったから余計にその「熱」を今の音楽シーンに感じることが出来ないのかもしれない。それも、また切ない限りなんだけどね。




20031107FRI. words of life

綾戸智絵が、
「音楽」とは「オマケ」
「言葉」とは「災い」
「挫折」とは「勘違い」
「人生」とは「得」
と、言っていた。
うぅ〜ん、、、すんばらしぃ!
 
特に、音楽を仕事としてる人が「音楽とはオマケやね」と言い切ってしまうあたりが惚れる。「一生音楽をやっていくかどうかも分からん」とも言ってた。石橋貴明に「あんたから音楽を取ったら何が残るのか?」と突っ込まれると「私という肉体が残るやん」と言ってた。たいがい、音楽で成功した人たちって「音楽は私の人生です」なーんて言って憚らなかったりする。ま、それはそれでポリシーがあっていいんだろうけど、俺的にはこの綾戸智絵の、あっけらか〜んとした人生の歩み方に共感しました。たこサイトのジップのエグーも「毎日楽しい綱渡り 」と言ってました。こいつ大物。「自分」って言う肉体さえあれば、他はぜ〜んぶオマケだ。




20031106THU. relax relax, take it easy, baby

今日はご褒美休日(または自主休講とも言う)なので、
うちのニャンコと一緒に寝ころんで窓の外を眺めて過ごしました。
犬の遠吠えに2人とも興味津々。
晩ご飯も作りました。
たけこのごはんです。




20031105WED. for visiter

なんか最近、やけにピンゴちゃんのサイトのクラブサーチから来てる人が多いな〜と思ってたら、PINGOVOXリニューアルしてたのね。でも、せっかクラブサーチで来てくれてるのに、このサイトの話題と言えば「ニコラ・テスラの話」だの「就職活動の話」だの、「梶芽衣子の話」だの、で、たまに音楽の話題が出たかと思ったら、吹奏楽の話だったり、R&Bのコンピ作ったって話だったり。「お前、ハウスのDJちゃうんかい!」と、ツッコミを入れられること間違いなしだと自覚はしてるんですが、今はDJをほとんど引退の身なので仕方ないかな、なんて自己擁護。オブーの周年には新しいMIX CDでも作って行こうかな、なんてボンヤリ考えてはいますが。
でも、せっかく来て下さったみなさま。ついでですのでブックマークにでも登録してくださって、毎日覗いて頂けるとワタクシは幸せです。なんとなく習慣で読んでしまう、新聞の4コマ漫画のようなサイト目指してますので。
日記だけはまめに書いてますので。(高飛車な日記ですが)
たまにリミックスも発表してますし。(低姿勢で臨みます)




20031104TUE. the difficulty of finding employment

ヒポクラテスたち [DVD]

ヒポクラテスたち [DVD]

 ヒポクラテスたち
1980年 日本
Dir:大森一樹
CSAT:古尾谷雅人 光田昌弘 柄本明 伊藤蘭 内藤剛志 斉藤洋介 阿藤海
 
ポリクリ時期の医学生たちの青春群像劇。貧乏しながら、自分の人生選択に悩みながら、学生運動に参加しながら、過ごしてます。なんか、この時代が持つ雰囲気が以前からものすごく好きでした。BGMで流れてる音楽は常に「泣きのギター」。そして、うらびれた喫茶店でお茶する人々、古くさい学生寮。全部がツボです。映画ってのは、金かけりゃイイってもんじゃなくて、雰囲気が大事なんだって思います。ネタバレ覚悟で書きますが、ラストは予想もし得ないほど、みんな悲惨でビックリします。古尾谷雅人は精神科入院。伊藤蘭は退学の末に自殺。柄本明は国家試験不合格。なんでラスト10分ほどでこんな急展開?古尾谷雅人が白衣を油性マーカーで真っ黒に塗るシーンはゾッとします。
 
 
 就職戦線異状なし
1991年 日本
Dir:金子修介
CAST:織田裕二 的場浩司 仙道敦子 和久井映見 坂上忍
 
日本って10年でこんなにも変わったのね…と、ビックリします。「ヒポクラテスたち」の10年後には、こんなにもバブリーな事になるなんて、当時誰も想像し得なかったんだろうな。そして更にその10年後には、そのバブルもハジけて超不景気の就職氷河期。驚いちゃいますね、ホントに。映画で振り返る日本の経済成長の歴史、なんて考察もできちゃいます。それにしてもバブル全盛期の売り手市場だった就職事情が本気で羨ましく思えます。が、やっぱり就職に関しては、どんな時代でもそれなりの悩みや葛藤があり、めっちゃ共感できました。とくに的場の「なりたいものじゃなくて、なれるものを探すようになったら、もう大人だ」ってセリフ。これは、掲示板にも書いたけど、結構、今の自分にはキビシイ言葉です。それにしても、織田裕二ってやっぱりバケモノですね。今とまったく変わってません。なんで、あの人はこんなにも年老いて行かないのでしょう?三蔵法師でも喰ってるのでしょうか?(@西遊記) なんだか、めいっぱい、すっぱい気持ちになり、ラストの「どんなときも。」で完全にヤラレました。そーいえば、この映画の主題歌は槇原敬之でした。
どんなときも どんなときも 僕が僕らしくあるために 
ノックアウトです。

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今回はいかにも、医療系の就職で悩んでる人のセレクトですね。
かなり恥ずかしいね、こりゃ。
でもイイの。 赤裸々日記めざしてるんで。




20031103MON. communism

朝起きると雨降ってたのでコンベックスにクルマ見に行きました。
ホンダが展示会してたので。
まーやん発見。

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かなりキケンなニオイがするので、詳しくは書けませんが我々の就職活動について改めて考え直す機会がありました。この就職難。各病院の方針をまったく知らずにみんな就職試験を受けてるわけです。ダンバレ、きみはちゃんと分かって就職して行くのか?「就職活動」って、本当に集団感染の熱病なのだと実感しました。誰もが、就職先の本質なんか見据えることが出来ないまま試験を受け、受かった・落ちた、と一喜一憂するのです。冷静な判断や長期的な視野なんかボヤけてしまってて、目先の就職にだけ翻弄されちゃって。それが、今の就職氷河期の実態であり、今の就職戦線なのです。
この特殊な時代の、誰もが暗闇の中を手探りで自分の将来を模索しなければならない現実や、その「時代」に弄ばれて自分の見失いそうになりながらも、それでも進んで行かなければならない学生達の姿を、俺は絶対に一生忘れずに生きていこうと思いました。
ちなみに俺が面接時に答えた「ちょっと不勉強なもので、その活動自体は存じ上げておりません」という解答、一般的には「その活動に私は同意しかねますよ」と、お断り意思表示の意味を持つのだそうです。柔らかい婉曲表現の大人の対応として。そんなこと知らずに言った言葉なのですが、フとした一言に色んな意味を含ませる事が出来るのですね。なーんてことを考えながら、「あんな病院、落ちて良かった良かった〜」と笑いながらファミレスでガーリックトースト頬張ってると、同じ店内に、その病院のワーカーさん(しかも試験時の面接官)がいました。ヒヤヒヤしました。まあ個人の思想は自由なので別にどーでもいーんですけどね。

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恋は邪魔者〈特別編〉 [DVD]

恋は邪魔者〈特別編〉 [DVD]

 恋は邪魔者  DOWN WITH LOVE
2003年 アメリ
Dir:ペイトン・リード
CAST:レニー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー
 
久しぶりに映画観てきました。ラブコメなんですが、めっちゃオモロかったです。ポップでオシャレだし。監督が「チアーズ」のペイトン・リードだったのですが、俺的にこの人は今「女の子が活躍するスカッと爽快アホ映画」を撮らせたら右に出る人は居ないのではないかと思います。あと、レニー・ゼルウィガーが最高でした。「ゴールディー・ホーンの後を継ぐのはキャメロン・ディアスしかいない」と思ってたのですが、どっちかって言うとキャメロン・ディアスより、レニー・ゼルウィガーなのではないかと確信。ポイントは「クチビル」です。ゴールディー・ホーンもレニーゼルウィガーも、クチビルがもの凄いです。クチビルがもの凄い人は、表情の豊かさもダントツに違います。
ストーリーは書くのが面倒なので、省きます。
おもろいので、観てください。
60’sのポップなアメリカが好きな方にはお勧め。

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晩ご飯を買いに寄ったスーパーでタコの足を触ったら手が臭くなった。1本3000円もする巨大なタコの足でした。ちゃんと液漏れのないようにちゃんと密閉しときなさい。

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リンクにDrunken Dragon追加。
以前から仲良くしてもらってたんだけど、ついにリンクです。
かなり男前なので、みなさん、気合い入れてチェキってね。




20031102SUN. a depopulated area

今日は早起きして、おにぎり作って、直島にお出掛けしました。直島(なおしま)とは、瀬戸内に浮かぶ小さなアートと融合した島です。
 
あらかじめネットでいろいろ調べてたら、「島内には貸し自転車レンタサイクルもございますので、せいぜいご利用ください。」と、なんとも高飛車に紹介してあったので、港についてすぐレンタサイクル借りました。せいぜい活用させていただきます。ついでにケンチャンは釣りのエサも買いました。
今日は生き餌を使うとのことで、ゴカイを買おうと思ったのですが、いなかったのでアオムシにしました。とても元気なアオムシどもに、ちょっと引きました。
お昼ご飯を食べようと思って入った食堂はビックリするぐらい汚かったですが、美味しかったです。トイレのカレンダーが未だに9月だったので、オバハンにそれをあまりに遠慮なく言ったところ、怒らせてしまいました。怒らせたと言うか、無視られてしまいました。ウギャー。
実はこの直島は、以前(昭和20年代)うちの曾祖父さんが診療所を開いてたらしく、よくうちのオカンは直島に遊びに来ては、曾祖父さんの往診に付いて廻ったそうです。その診療所はもちろん今はもう無いのですが、せめてその跡地でも見つけたいと思って探したのですが、結局よくわかりませんでした。すこぶる残念です。なんとなくの場所は分かったのですが。
傾斜の強い坂道を息切らせて登り、
登り切ると次は下り坂。
自転車を慣性の法則の働くがままに開放。
ゆっくり〜 ゆっくり〜 くだってく〜
診療所を探してホテホテ散策の途中で島住民の見知らぬバアサンと出逢い、チャブチャブ喋っていたら「ベネッセハウス」までの裏道を教えてくれました。地元民しか通らないような山道らしく、バアサン曰く、「脇目も振らずまっすぐ行け」と言われました。ちなみにこのバアサン、今日は婦人会の文化祭があったので午前2時に起きて山菜おこわを炊いたそうです。30分で6升も炊いたそうです。でもその婦人会に参加するのも今日が最後なのだそうです。なんでも明日からは老人会に参加させられるのだそうで。しばらく話していると「今日は1時半に起きた」と言ってました。さっき言った時間より30分も繰り上がってます。
直島は島のいたるところに屋外オブジェがあるのです。その屋外オブジェのひとつである「文化大混浴」(タイトル)を尻目に、自転車でチャリチャリ移動して、「ベネッセハウス」にとても早く辿り着くことができました。ちなみに「ベネッセハウス」とは現代アート美術館です。この美術館はアネックスと言う別館があり、そこはホテルとしても機能してるようです。そのホテルは各部屋が円形で配置されてて、その中央にプール状の癒しスペース有り。かっこいいー。美術館自体は「3人のおしゃべりする人」(タイトル)に釘付けでした。これでもかと言うくらい、しゃべってました。あと、「100生きて死ね」(タイトル)と言うのもスゴイと思いました。
「ベネッセハウス」出て海岸を自転車こいで移動してると、桟橋にデカいカボチャのオブジェ発見。どれくらいデカいかと言うと、これくらいデカい。カボチャの後ろにいるのが、シュウ子ちゃん。大きさを比較。あまりにも唐突でアホなコンセプトの屋外展示オブジェとの出逢いで、とても楽しくなりました。
そのまま、古民家と現代アートのコラボレーションというコンセプトの「家プロジェクト」見に行きました。使われなくなった古民家を改築したアートらしいです。こいつはキレイだ。「角屋」という家です。ふるーい民家の床に浅いプールを作って水を張り、更にその中に色んな色のデジタルカウンターを設置。ニュアンスとしては、以前ピンクレディーがCMしてたアイス「宝石箱」に近い感じのカラーコーディネート。こんな家に住みたいな。まず無理だな。時間が無かったから、この「家プロジェクト」シリーズは2件しか回れなかった。あとの1件は「南寺」という、とにかく真っ暗な家。
ここでも、さっきの婦人会のバアサンと遭遇。
ウヒャウヒャ嬉しげに話し掛けられました。
自転車でフラフラしてると漁港に着いたので、取り敢えず、せっかくの生き餌を買ったので釣り糸を垂れてみたのですが、釣り針に仕掛けられたアオムシが元気に海中で蠢くだけで、まったく釣れませんでした。あとで、よくよく海の中を見るとサヨリなどの魚群がいたのですが、なぜ、釣れなかったのでしょう。
フェリーの時間まで、ニョッキン7(岡山ローカル番組)でパンチ佐藤が訪れたタコ焼き屋でタコ焼き買って、港で食べました。ここでやっと、おにぎり食べました。夕暮れで、なんだかちょっと淋しい気持ちになりました。でも、とても楽しい一日でした。
直島、路地裏ネコの非常に多い島でした。
それだけで、もぅ、とても幸せ。




20031101SAT. metamorphosis

卒論のデータをフロッピーに入れて持ち歩いてんだけど、以前「もしもデータが飛んじゃった時の為に、別のフロッピーなんかにバックアップとっといたほうが良いよ」と言われたので、凄くこわくなって、結局合計4枚のフロッピーにデータを保存してます。でもそれ4枚全部同じケースに入れてウロウロ持ち歩いてるので、もし磁気などでデータが飛んじゃうとしたら、それ全部同時に駄目になっちゃうんじゃないの?と、今日友達に指摘されて、その時はじめて、その意外な落とし穴気付きました。(意外と言うか、当然の落とし穴)ほんとに自分は愛すべきアホの極みだと改めて思いました。

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ケンチャンの高校時代の演奏がCD化されてたので、買いました。「セント・アンソニー・ヴァリエーション」が唯一、俺が以前演った曲とかぶってたのですが、うちの高校との違いを格段に感じました。やっぱ、うまいわ。ケンチャンの高校。で、やっぱヘボいわ、うちの高校。当時うちの高校では、金管軍団が発言権を強く持っており、金管が活躍する曲がよく選ばれてましたが、勢いはあるけど、「抑えて」吹くことの出来ない人々が多かったので、品のない演奏になってました。ただ単に「勢い」に任せた演奏と言うか。指導者も大学出たての熱血20代新米教師で、たしかに「若さ」はビンビン伝わってくるんですが、それだけではやっぱり、響きが足りないと言うか、緻密さがないと言うか。マーチをするにしても、木管がいかに響かして曲に厚みを加えられるかどうかで、かなり変わってくるんだと思います。
大切なのは、アンサンブル。
人間関係でも、
大切なのは、アンサンブル。
と、言いつつも俺はパーカッションだったので、金管メインの曲だろうが木管メインの曲だろうが、やるべき仕事は同じなので、的確に求められる仕事をこなすのみ。職人気質を貫徹しました。クラがリードミスをする度に、後ろでティンパニを叩いていた俺に振り返って、ゲンナリする顔を見せていたバストロのマスダくん。今だから言えますが、キミは他人の演奏のミスをどうこう言えるほど、うまくはありませんでしたよ。どっちかって言うと、キミのピッチのほうが、いつも怪しげでした。

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ところで、椎名林檎。ほくろ取ったそうですね。
こりゃ大変だ。
ぷっはー。やってらんないわ。 てな感じ?