pe’zmoku

いまさらですがpe'zmoku「ペズモク大作戦」が良過ぎます。
先行されてる「ギャロップ」や「蒼白い街」などアッパーな曲も勿論良いのですが、それよりも何よりも、「ハルカゼ」「手紙」「帰り道」「アンダンテ」「テイルライト」などのメロウチューンが腰砕ける程に素晴らしいのです。涙ちょちょぎれます。
歌詞が良いのにまず驚きました。pe'zの演奏にsuzumokuの歌詞と声との化学反応がこんなにも良い方向に作用しているなんて。
とくに「手紙」。オレは自分の家族に対してあまり思い入れが持てない薄情なニンゲンなんだけど、それでもこの曲はグッと来るなぁ。槇原の「遠く遠く」に追随する"故郷離れて一人ガンバルぞ系"ソング。
今のオレには家族同様に大切にしたい人たちが居ます。彼らがオレのそばに居てくれるから実の家族と離れても、やっていけてます。オレは、彼らを大切にします。時にはぶつかるコトもあるけど、それはオレが家族同様に彼らのコトを大切に思ってるからです。時々ケンカもするけど、たくさんたくさん優しくしてもらってます。だから、今オレは生きていけてます。ありがとうね。
そんなことをしみじみ考えさせてくれるアルバム。
　
　僕はこの場所で　現実を見てる
　肩がぶつかりそうな　高層ビル迫る街
　
　僕はこの場所で　初めて気が付く
　今の自分の弱さ　人込みの中の孤独
　
　僕はこの場所で　頑張れてるから
　何も心配ないよ　たくさんの仲間達もいるから
　

ペズモク大作戦