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ここ最近みた映画を纏めておこうかな、と。
まあ映画っつってもキチンと映画館で見たのは以下のうち半分程度だけどね。
半分はDVD購入っつコトです。
 
【第9地区】
紆余曲折あってニンゲンとエイリアンが共存する話。前評判が高過ぎて自分でもハードルを高く設定し過ぎてたんだろうけど、結構肩透かしの残念系でした。同じ地球外生物モノをやるなら、マーズアタックくらいアホ映画にするか、エイリアン3くらい救われない映画にするか、どっちかだと思う。中途半端でした。グロいのが好きな人はイイかもしれないけど、そのグロさも中途半端。誰一人して知ってる俳優が出て来なかったのは、ある意味スゲェです。

 
ソラニン
紆余曲折あって女の子がバンドでギターボーカルになる話。もぅ原作が好き過ぎて「どうせ映画はダメなんだろうな」的に思ってたのですが、めちゃめちゃ良かったです。もうね、正月のパイレーツロックを抜いて今のところ今年の個人的ムービーオブザイヤー。ま、今現在のオレを取り巻く環境とか、今オレが一番大切にしてもモノとか、そーゆーモンも全てイッサイガッサイひっくるめて、この映画の感動につながってるんだろうけど。とにかく泣いた。とにかく曲を書きたくなった。とにかくギター弾きたくなった。とにかく愛おしくなった。

 
サマーウォーズ
紆余曲折あって数学オタクがパソコンで世界を救う話。いまさらですが、DVD発売で購入。スゲー完成度高いんだけど、やっぱりオレ的には「時をかける少女」のほうが好きかな。どっちにしても、細田守監督は「夏」を切り取るのがウマすぎ。青い空、大きな入道雲、満開の向日葵、そんなエッセンスを散りばめられたら完敗ですがな。いや、夏はイイヨ、夏は。今は職場の連中に貸してます。病棟の中を看護士さんの間でグルグルまわっとるみたい。

 
スカイクロラ
紆余曲折あって年を取らない子どもたちが戦闘機に乗る話。押井守の集大成だと聞いて遅ればせながら観ました。登場人物全員がどいつもこいつもボソボソ喋るもんだから聞き取りずらくてスピーカーの音量を上げれば、今度は戦闘機の爆音がデカ過ぎてスピーカーの音量を下げるという微調整の繰り返しでした。永遠に年を取らない子ども達が直面化する「生」と「死」。プロットとしては好きです。ただ、押井守の映画の中で総合的に云えば「パトレイバー劇場版」には勝てんな、やっぱり。