cali≠gari


此の夏に期間限定復活をしていたcali≠gariの先行シングル『-踏-』。先行っつってもこの時期に聴くコト自体が完全に乗り遅れちゃってるんだけど、ワシ。ま、カッコイーからいいや。港のヨーコヨコハマヨコスカみたいなギターのリフがザクザクしててカッコヨイ。コーラスもヨイし、何云ってんのかサッパリわからん歌詞もヨイ。青サンちょっと肉付きが良くなった? cali≠gariやムックはあの当時のビジュアル系の中で他のバンドと完全に一線を画していたと思う。いわゆる密室系。アングラ臭プンプンで好き。でも突然『8』でスパーンと全面解放された方向転換にビビった。みんな揃って洗濯物干しちゃったりなんかして。
 
んで、ちょっとワカケンのことを思い出してしまいました。当時のokymゲイシーンを語る上で避けては通れない彼の存在。ジントニックを片手にカラオケでビジュアル系を歌いまくる彼のスタイルは、後にも先にも他に無く、そのインパクトたるや何事かと目を疑わんばかりでした。今のokym若手軍団は彼の存在を知らないだろうけど、30代okymゲイにとっては忘れることが出来ないのではなかろうか。オレのミセコ時代も彼とともにあったと云っても過言ではない。その阿鼻叫喚を思い出し苦笑いしつつもちょっとセンチメンタルになると同時に、当時彼が歌っていたそのレパートリーの中でも最も強烈だった2曲、PENICILLIN「ロマンス」MALICE MIZER月下の夜想曲」を聴きたくなりレンタルしてみた。その結果、ワカケンが単体として凄くもあるのだが、もともとこの2曲は原曲自体が破壊力抜群だと云う事に改めて気付いた。爆笑。
ワカケン、元気にしてるかなぁ。日本のどこかでこのblog読んでくれてたらぜひ連絡をくれ。