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「日記を書くぞ!」と宣言したのも束の間、やはり暫く隙間が空いてしまいましたな。そんなもんだ人生。生きているうちはずっと旬だとそう裏付けて充たして。先週に比べて多少の時間的余裕が出来たので、仕事で奪われた人生の旬を何とか充たそうと、観たくても観れていなかった映画を急いて纏めて観てみました。以下、多少ネタバレ有り。
【THE HAPPENING】★★☆☆☆
久しぶりに観たM. Night Shyamalanモノです。ケンチャンと一緒に観たのですが、あらかじめケンチャンから「これってどんな映画?」と尋ねられ、「ん〜、人がいっぱい落ちて来て死ぬ映画。」と答えたワタクシです。これでは映画本編の1%くらいしか説明できてないですね。ダメだこりゃ。M. Night Shyamalanと云えばオチ100%なのですが、今回は「で、結局何だったの?」的な後味の悪さが何とも云えない。ヒッチコックの「鳥」的な。「なんでこんなにも鳥が異常発生したの?」みたいな。結局は"自然淘汰"ってコト?
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【陰日向に咲く】★☆☆☆☆
浅い。浅い!残念な感じで浅いな〜。複数ストーリー同時進行モノとしてはラストであまりにも予定調和過ぎて。日本の大衆映画。もの足りねーなー。やはり同系映画の最高峰であるクラッシュとマグノリア以上のものは存在しないのか。パッケージにも書いてある「ひとりじゃない」っつーテーマもちょっとウザい。「所詮ひとり」が人生のモットーなもので。好きな人は多分すごく好きな映画なんだろうけど、わたくしめは苦手です。
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【13日の金曜日】★☆☆☆☆
実は初めて観ました。ビックリするよ!これは本気でビックリするよ!「13日の金曜日の殺人鬼はホッケーマスクを付けたジェイソンである」という全世界の常識が覆されるよ!固定観念の恐ろしさを思い知りました。第1作ではジェイソンほぼ出て来ねーんだよ。ビックリね。映画自体はB級通り越してC級程度。やっぱりこの時期のコレ系で云えばTobe Hooperがダントツだね、やっぱり。13日〜は足下にも及ばないナ。ホラー映画のくせに途中で爆裂に眠くなっちゃったヨ。
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【No Country For Old Men】★★★☆☆
うちの病棟のDrオススメ。「この映画に出て来る殺人犯を反社会性人格障害+PDDの診断見立てで観るとオモロイよ」とのことだったのですが、どのあたりがPDDなのかちょっとよくわかりませんでした。何がスゲーって、Javier Bardemの顔がスゲー!この顔のインパクトは帝都物語の嶋田久作クラス。このインパクトのせいで他の役できねーんじゃねーの?とこっちが心配してしまう。オレ未だに嶋田久作が何か映画に出てると思わず「あ、加藤が出てる」と云ってしまう(もしくはアビゲイル)。ちなみにその嶋田久作のブログを発見→http://9saku.blog102.fc2.com/。
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【ザ・マジックアワー】★★★★☆
油断してました。三谷幸喜は第1作"ラヂオの時間"以降、多少ハズし気味を連発していたのですが、コレはオモロイ!プロットとしては「合い言葉は勇気」の焼き直し的な印象も否めませんが、三谷の本領発揮です。佐藤浩市も胡散臭さも絶妙。この人もともと胡散臭いからこんな役をさせるとホント良い味を出しますな。キャスティングが豪華過ぎて、このメンツの中ではせっかくの妻夫木が埋もれてしまっている印象。最も若手だから仕方ないか。伊吹吾郎ベスト。撤収!
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以上5本。面倒臭いのであらすじは割愛。上記メモ書きで気になる作品があったら各々御覧下さい。5本中2本が邦画だったわけですが、そのどちらにも出演している西田敏行って一体どうなんだ。もしもピアノが弾けたなら。そういえば最近アクセス解析で訪問経路を辿ってみると、どなたかのアンテナに登録されているようでした。しかもそのアンテナは映画レビューサイトばかり。そのようなアンテナに登録されている我がブログ。ポジションとして大丈夫なのだろうか?とちょっと心配になりました。今これ読んでくれてるアナタですヨ。アンテナに登録してくれてアリガトウ。愛を込めて。