韓国クオリティー
ここ最近観たのをまとめましょうか。
●それでもボクはやってない
自分が普段から仕事で裁判とかに関わってると、こーゆー法廷モノを観る視点が昔と変わっちゃったなーとシミジミ思いました。主演の加瀬亮は相変わらずのボソボソ喋りっぷりだったが、やはり大注目なのは、相変わらず顔の勢いだけで演技しとる瀬戸朝香。なんであの人は顔面が全部筋肉で出来てるような演技をするんだろう?そして何であんな舞台のような大袈裟な抑揚のついたセリフまわしをするんだろう?笑えるからヤメて欲しい。てか、オカマが満員電車でチカンに間違われて逮捕されそうになったらどうやって無実を証明したらイイのかな。とりあえずオネエ言葉でわめき散らしときゃイイかな。そういえばミセコ時代にお客さんから聞いた話なんだけど、車でハッテン場に行ってて当たり屋に車ぶつけられてイチャモンつけられた時、とっさにオネエ言葉でギャーギャーわめき散らしたら当たり屋が逃げたらしい。オカマって最強。
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●鉄コン筋クリート
高校3年生の頃でした。スピリッツで連載してるのを毎週待ちきれず読んでたもんです。原作が好きすぎて、逆にちょっと映画を観るのがコワかった。分かるよね?ちょっと微妙なこの気持ち。でも、この映画もスゲー出来が良くて大満足でした。 とにかく宝町がイイ。原作にくらべて全体的に繊細な線になっちゃってるケド、それはそれで絶妙な味わいが出てた。残念だったのは夜の学校で遊ぶシーンが無かったコト。すげー平和なシーンなのよ。原作で一番好きなシーンだったのになぁ。ネズミが殺されるシーンはやっぱり泣ける。その後のクロのシーンも泣ける。シロが警察に保護されるシーンも泣ける。やっぱこの物語って基本的に泣きのストーリーだなぁと思う。
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●悪魔のいけにえ
rockくんからずっと評判は聞いてたんだけど、マジこわそうだったのでずっと観れなかった。でも意を決して観た。そしたら大爆笑だった。これは一体どう評価したらイイんだろう?激バカ家族の話なの?榎本俊二みたいな。どのあたりが評価されてMOMAにフィルムが保存されとんのか、よー分からん。スタイリッシュっちゃースタイリッシュだけど。ラストで朝焼けの中チェーンソー振り回すレザーフェイスとか。でも基本は間抜けな追いかけっこで全編が構成されとる。でもTobe Hooper観るならポルターガイストよりコッチのほうが断然イイけどね。脚本もカット割りも音楽も、表現の全てのおいて理性のタガが外れとる感じ。狂気の沙汰。一歩間違えばシロウト大学生映画サークルの自主制作8mmみたいなギリギリの瀬戸際を絶妙な部分で踏みとどまってる感じ。そのあたりが評価される所以か。
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●殺人の追憶
ホントここ最近の韓国映画は下手なハリウッド作品よりクオリティが高いなぁ。同じように実際の未解決殺人事件を映画化したZODIACよりも20倍ほどオモロかった。こんなにも上手に仕上げるなんて。オープニング曲がビックリするほどイイ曲で感心してたら日本人の岩代太郎って人が音楽監修だった。久石譲のテイストをもっと増幅した感じのセンチメンタルなメロディー。素晴らしいなぁ、この岩代太郎って人。と思って検索してみたら沙粧妙子の音楽担当しとった。ウムム…。役者陣もスゲー良かった。主演のソン・ガンホが毒蝮三太夫に似てるだとか、知的障害者の容疑者が次長課長河本に似てるだとか、そーゆーのはカンケーねぇ!お前に食わせるタンメンはねぇ!
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