名曲インプリンティング

『まる さんかく しかく』、やっぱりイイ曲だなぁ。
オレらは幼少期にこんな素晴らしい曲をインプリンティングされて育ったなんて、ほんとポンキッキに感謝だ。それぞれに違った姿形をしてる人達は宇宙にいっぱいいて、それぞれがその個性ゆえにちょっとした不便を感じながらも日常を生きている。ただ、それだけのこと。この曲はそんなマイノリティー讃歌だと思うんですが、どうでしょう皆さん。「ちと こまる」なんてとても素敵なフレーズじゃないか。
オレらゲイっ子も日々「ちと こまる」程度の不便さを持って生きて行けたらイイナァと思うわけです。自らゲイであるというマイノリティーに重きを置き過ぎて「生きづらい世の中だ」と悲観的に嘆くより、この広い宇宙の中には、まるい人やさんかくの人やしかくの人が居て、さらにその広大な宇宙に漂ってる地球と言うちっぽけな惑星にはゲイっていう生き物もいる。そして、それぞれちょっとだけ違った個性を持っててお互いに「ちと こまる」なんて言いながら生きている。ただ、それだけのこと。
なんて思いながらこの曲を聴くとちょっと泣ける。
中村一義バージョンはもっと泣ける(『金字塔』収録)。