最終出勤日を無事に終了

現在勤務している病院の最終出勤日を無事に終えて来ました。
来月からは新しい病院で働きます。
実は今年明けてから極秘裏に進めていた転職の準備。結構長い期間慎重に時間をかけ、紆余曲折ありましたが何とか無事に採用が決まりました。ここまでの過程はいつ落ちるとも分からない危険な橋を渡るが如き人生の大きな賭けでしたが、基本的に人生の重大な転機には自分一人で孤独な戦いを挑みたい性分なため、ケンチャン以外には誰にも内緒でここまで漕ぎ着けました。転職の経緯はあまり詳しく書けないのですが、自分と同じ職種をしてる人達から今までの自分の仕事っぷりを評価してもらえるのってメチャメチャ嬉しいですね。オレらの仕事内容をあまり理解していない病院上層部に評価されるより、同じ現場で同じ職種に携わっている仲間から評価されて引き抜かれるほうが断然嬉しい。
今までは終末期を専門に診る病院だったので数えきれない患者さんたちの死に関わってきました。それはそれで専門に特化した病院でしたが、今度の病院もまた特殊な専門病院です。あまりまだ日本に例が少ないので詳しく書けないのですが。criminalのpsychiatryを専門にします。ちょっと特殊すぎて、自分がこの仕事をこなせるのかどうか一抹の不安もナイことはナイのですが、それなりの評価をしていただいての転職ですので暫くはガムシャラにガンバってみようと思います。
terminal careからcriminal psychiatryへ。なかなかオモロイな、我が人生。
今まで働いていた病院は、院長があまりにもバカすぎたため経営陣の親族からも更迭されて院外追放になったり、上層部が公然不倫してたり、相談室がプレハブだったり、給料が激安だったり、点滴棒に干し柿が吊るしてあったりと、仕事をしていくうえでは劣悪な環境だったのですが、その分一緒に働いている同僚との熱い友情に裏打ちされた堅い絆が心の拠り所でした。退職に伴い、とても晴れ晴れとした気持ちであると同時に、通い慣れた賑やかな学校を卒業するような切ない気持ちが入り交じりました。ホント特に我が部署はさながら部活のようなノリだったので。
有休消化もできないままギリギリまで仕事してノンビリ休むこと無くすぐ次の仕事を始めるのはちょっとキツイですが、そう贅沢も言ってられないので来月1日から新しい職場でガンバります。オー!