「金字塔〜太陽〜ERA」

●できるだけシンプルに。
やっと余裕が出て来たせいか、引き算のアレンジが出来るようになってきました。今回の曲はお約束のストリングス入ってません。ドラム、ギター、ベース、オルガンのシンプル編成。なんだかストレートで骨太な感じでイイ感じ。やっぱそーゆーアレンジだと歌詞も自然とそーゆー感じになる。相乗効果だ。
 
●バレーコードがやっぱムズい。
とかいいつつ、曲の一番オイシイとこで出て来るD♭がどうしてもうまく押さえられん。自分で作った曲なのに。でもこのコードは絶対に外せん。だからと言ってパワーコードで弾いちゃうのはイヤだからもっと練習せにゃーおえんなー、ギター。そういえば以前作った曲もサビがCm7-Cm7(♭5)-Fm-Gなどと言うスットンキョウなコード展開をしていまい、これまたギターで押さえられず墓穴を掘ってしまった。練習練習〜。
 
●バレンタインでした。
今年もたくさん看護婦さんたちから頂きました。基本的にチョコが好きなので単純に嬉しい。相談室の同僚からは、以前からオレが「チョコベビー!チョコベビー!」って言い続けたので、ほんとにチョコベビーを1箱まるごと頂きました。超しあわせ。そんな中で一個だけ本気っぽい手作りケーキを頂いたのですが、、、コレって、、、。ゴメンあたしオカマ。どんだけー!
 
●僕として僕は行く、僕等、問題ないんだろうな。
ふと思い立って中村一義のベストを作ってみる。やっぱ金字塔〜太陽〜ERAの初期3枚がダントツにイイね。閉塞から解放へ。中村一義本人のテンションがこの3枚を通してもの凄い高みへ昇り詰めて行くのが手に取るように分かる。スゲーのよ。金字塔が出た時はホント毎日聴いてました。一日に何度も聴くのが勿体なくて毎日1回だけ寝る前にベッドに入ってCDかけて歌詞カード見ながら聴く、って日々。アルバム最後に増岡弘(マスオさん)が叫ぶ「僕の人生はバラ色に変わったー!」は、本当に涙が出る。 初期で最も好きな曲はアルバム1枚目の2枚目の間にシングル発売された『主題歌』。ヘナチョコな口笛とトランペットのファンファーレは完全に涙腺緩む。「死なない程度に、こけちゃう程度に、僕らは歩むんだ。おなか減り、ふいに腰かけた横に、みんなが待ってたんだぁ。」 そしてオレの葬式の出棺と時はぜひ『笑顔』を流して欲しい。この世とお別れする時はみんなにも笑ってて欲しいから。「別れ際に、ほらそこに、これからの笑顔があるんだ。心に刻んだ場所は、もう変わらないはず。笑顔、笑顔。街に見る笑顔、泣き顔も笑顔、辿り着く笑顔、目の前の笑顔。」
ところで『生きている』はどう聴いてもbernard butler『not alone』だと思うのだけど、どうだろうか。泣きのストリングス、泣きのギター。